「フリーランスエンジニアは技術が身につきにくい」という嘘

こちらの動画で全部話してるので、文章読むのがめんどくさい方は移動中なんかに動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればいいと思います▼

どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。

フリーランスエンジニアって現場で責任のある仕事を任せてもらえないし、正社員と比べて中々スキルアップしていけないんじゃないの...?

たまにこんなことを言う人がいますが、それはちょっと違うんじゃないかなって僕は思ってます。

僕はフリーランスエンジニアが責任を負わせてもらえないってことは、むしろこの上ないメリットになると思ってるんですよね。

フリーランスエンジニアは基本的に現場で手作業を行う下請け作業員ですが、結論めちゃくちゃスキルアップしていけるし、逆に技術しか身につきません。

では、なんで正社員よりもフリーランスエンジニアの方が技術を磨けるのかについて解説していこうと思います。

フリーランスエンジニアの方が高い技術力が身に付く

エンジニアとして技術を磨いていきたいのであれば、自分で手を動かしながらスキルアップできるフリーランスエンジニアが最適だと思ってるんですよね。

正社員でマネジメントをやっても技術力は身に付かない

確かにプロパーの正社員はマネジメント職のような責任ある仕事を任されますが、基本的にクライアントとの話を上手くまとめたり、設計書をエンジニアに振って仕事をやらせたりしてるだけで、それをやったからってエンジニアとしての技術力が身につくわけではないんですよ。

もちろんマネジメントをやってればコミュニケーション能力は上がっていくだろうけど、別に大して技術力は身に付きません。

僕もフリーランスエンジニアになって長いですが、あくまでマネジメントよりも「技術を追求していった方が楽しい」と思ってたからこそ、「フリーランスエンジニアとして自ら手を動かすこと」を選んだんですよね。

マネジメントは事務作業が多くなる

僕もコンサル会社を経営しているから分かりますが、経営やマネジメントって、上流のレイヤーに行けば行くほど事務作業みたいなことを沢山やらなきゃいけなくなるんですよ。

実は経営者が一番事務作業をやってて、上流のレイヤーに行けば行くほどクリエイティブな部分から遠ざかってると思うんですよね。

だから、僕もマネジメントは極力最小限に抑えて、マネジメントができるプロジェクトマネージャーにお金を払って代わりに動いてもらうようにしてます。

なので、結局僕もマネジメントをやるより、エンジニアとして現場で手を動かしてる方が楽しいからフリーランスエンジニアという道を選びました。

フリーランスエンジニアでも年収1,000万円は稼げる

そもそも、フリーランスエンジニアでも年収1,000万円くらいは稼げちゃいますからね。

もちろん、フリーランスとしてマネジメント職をやっていれば月収120万〜150万円くらい行くと思いますよ。

だけど、めちゃくちゃ大変な思いをして月収150万円を必死に稼ぐくらいなら、下請けの作業員として月収80万円くらいを手堅く稼いで、それなりの収入を得ながら生きていった方が良いと僕は思うんですよね。

結局フリーランスエンジニアという働き方が最適解となる

結局一番大事なのって、あなたがどっちの方向を目指すのかって話なんですよ。

例えば、

俺は技術とか全く興味ないし、マネジメントレイヤーで現場のコミュニケーションを円滑に保てるようになって、人の上に立つような仕事をしていきたい。

って思うのか、それとも、

僕は現場の下請け作業員として技術力をひたすら磨いて行って、月80万円くらいの収入をとっていきたい。

って思うのかの違いなんですよね。

コミュ障で気楽に仕事したいならフリーランスエンジニアになるべき

でも、これは僕の想像ですが、大半の人はマネジメントとかそんなに興味なくて、マネジメントよりも現場で手を動かしている方が気楽だって考えてると思うんですよね。

特にコミュ障の人なんかそうじゃないですかね。「エンジニアでもコミュニケーション能力が必要」って言う人もいますが、ぶっちゃけそんなに必要ありません。

それなりに人と喋れる「軽度のコミュ障」レベルの人なら全然エンジニアって務まるんですよ。そもそも、エンジニアという職業は軽度コミュ障みたいな人の受け皿になる仕事ですからね。

コミュ力があって多少のビジネス感覚がある人であれば上流でマネジメントをやればいいと思いますが、結局はそうじゃない人の方が多いじゃないですか。

なので、フリーランスエンジニアの道は多数派にとっての最適解だとは思ってますが、マネジメント職のような仕事を上流工程でバリバリやっていきたい人は、フリーランスでやるより会社に雇われた方がリスクも低いし良いと思います。

ITコンサルは稼げるがハードルが高い

例えば、新卒でアクセンチュアのような外資系コンサルで働くのが一番低リスクでかつか稼げる働き方だと思いますよ。

外コンの花形は「戦略コンサル」であって、ITコンサルなんかは特に花形でもないんですが、そんなITコンサルでも30代までに年収1,000万円は全然到達する水準なんですよね。

フリーランスでコンサルをやれば年収1,500万円くらいにすぐ到達するかもしれないですが、リスクや税金面も考慮すると、正社員として外コンに就職して、ITコンサルタントで年収1,200万円くらい稼ぐってのが一番いいと思います。

でも、外コンでITコンサルタントになるらそこそこいい大学に行かないといけないし、いい大学に行っても就職活動で勝ち抜かないといけないから、誰でもなれるわけじゃありません。

だからこそ、みんなフリーランスエンジニアになれば良いのにって思うんですよ。

フリーランスエンジニアは現場で実践を伴った勉強ができる

フリーランスエンジニアになるとめちゃくちゃ技術が身に付くんですよ。

それに対し、マネジメント職をやる正社員は僕たちエンジニアをマネジメントする立場なわけですが、彼らは上流の仕事をやってるからエンジニアに必要な技術はほぼ身に付きません。

例えば、彼らはAWSの料金交渉とかですごく忙しくしてて、ちょっと自分たちで色々調べた後、

ちょっとここら辺のシステムをうまく効率化しとってください!

みたいなことをエンジニアに指示するんですよね。

そういうかなりふわっとした依頼を吸収し、自分たちで色々調べて技術を身につけながら業務改善していくのが我々エンジニアなんですけど、そういった具合で仕事を振られていくからこそ、現場で仕事をするエンジニアはめちゃくちゃ技術が身に付くわけです。

就業時間が1日8時間だとすれば、その8時間はほとんど勉強してるような感覚ですからね。それも、全て実践を伴った勉強なので凄く吸収できるんですよ。

だから、半年くらい同じ現場でフリーランスエンジニアとして仕事してれば相当レベルアップすると思います。

フリーランスとして半年〜1年くらい現場経験を積んでればどの現場でもそれなりに通用するエンジニアになれと思うし、それくらい濃い時間を過ごせるのがフリーランスエンジニアなんですよね。

さいごに:技術力を磨きたいならフリーランスエンジニアになろう

フリーランスエンジニアが技術しか身に付かない理由
  • フリーランスエンジニアは現場でひたすら手を動かせる。
  • 正社員でマネジメントをやっても技術力は身につかない。
  • 自分たちで色々と調べながら振られた仕事をこなしていくから、嫌でも技術力が付いてくる。

というわけで、今回は「フリーランスエンジニアは経験を積めないんじゃないか説」について反論させていただきましたが、結論フリーランスエンジニアになった方が圧倒的に技術力を身に付けられます。

基本的にエンジニアは下請けの作業員ですが、だからといって上流のマネジメント職にいても特別な技術は身に付きませんし、どうしても事務作業が多くなりがちです。

なので、これから食いっぱぐれないくらいの技術力を身に付けていきたいのであれば、フリーランスとして1年くらいは現場経験を積んでおいた方がいいんじゃないかと思います。

エンジニアになるならプログラミングスクールから

いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

ここでは、受講スタイル(オンライン・オフラインなど)、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。エンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

詳細はこちらから

おすすめの記事