
動画でも話してるので、文章読むのが面倒な方は動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればと思います▼
どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。
そんな簡単にできるもんちゃうわ!
こんなことを言い張るような人って、TwitterやYouTube上に一定数は必ずいますよね。
僕も前回ホリエモンこと堀江貴文さんが「プログラミングは簡単だ」と言い張る理由についてお話しましたが、確かにプログラミングって簡単だなと僕も思うんですよ。
じゃあ、「プログラミングが簡単」と言われる一方で、なぜ「プログラミングは難しい」というような人たちも一緒に沸いてくるのでしょうか。
そこで今回は、なぜ「プログラミングは難しい」と言う人が続出するのかについて分析してみました。
- 老害エンジニアが自分のやって来たことを過大評価したいだけだから
- プログラミングを敵視して仮想敵マーケティングをやってるから
- プログラミングに挫折した人がその不甲斐なさを覆い隠したいだけだから
目次
エンジニアがプログラミングは難しいと言い張る3つの理由
では、なんで「プログラミングは難しい」ってことをわざわざ言ってハードルを上げてくる奴がいるのでしょうか。これについて、僕なりの3つの意見を解説していきます。
そいつらが「ただの老害」だから
まず、「プログラミングは難しい」っていう奴らは「ただの老害」なだけで、彼らが単純に自分のやってきたことを過大評価したいだけだと思うんですよ。
例えば、これまで15年間プログラミングをやってきたような人に向かってね、
なんてこと言ったら、そいつ絶対怒るでしょ。
要はそういうことで、彼らは単純に自分の自尊心を満たすだけの為に「プログラミングは難しい」と言い張ってるだけだと思うんですよね。
「プログラミングは難しい」という言葉を信じなくて良い理由はこちらでも語ってます▼
プログラミングを敵視して「仮想敵マーケティング」をやってるから
もしそうでないなら、彼らは「仮想敵マーケティング」をやっているのかなと思います。
仮想敵マーケティングとは、共通の敵を作ってその敵を共有し、仲間同士で一致団結するようなマーケティング手法なんですが、心理的な技法で宗教への勧誘や洗脳で使われるようなノウハウです。
彼らは、僕みたいに「プログラミングをやった方がいいぞ!」って言ってる人を仮想敵にして、プログラミングじゃなくて「FXをやろう」とか「せどりをやろう」と言います。
そうやって、自分の領域に引き入れていく為の方便としてプログラミングを敵視するんですよ。
ただプログラミングに挫折した人
最後に考えられるのは、プログラミングがいいなと思って挑戦したけど挫折してしまい、挫折した自分の不甲斐なさを覆い隠すようにプログラミングを敵視しているケースの人です。
つまり、自分がプログラミングは続かなかったことをプログラミングのせいにしてる人ですね。
これって結構タチが悪いんですが、そういったケースの人も多いんじゃないかなと思います。
「プログラミングは難しい」と言ったところで誰も得しない
そもそもこれは声を大にして言いたいんですが、「プログラミングは難しいです」と言って得することは何もありません。
だって、「プログラミングが難しい」と言ってプログラミングのハードルを上げちゃうと、市場にエンジニアの数が増えなくなるじゃないですか。
そもそもエンジニアは圧倒的に不足している
そもそもエンジニアってめちゃくちゃ不足してるんですよ。
2030年にはIT人材が79万人不足すると経産省が発表していますけど、79万人って結構えぐいっすからね。
※経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」より引用
僕もエンジニアに仕事を依頼する側にいますが、エンジニアって市場に全然出回ってないですからね。そうなると、システム開発にかかるお金がべらぼうに高くなります。
Webサービスってみんなが思っているよりもめっちゃお金かかりますからね。普通にオウンドメディアを作ろうと思っても、単純な枠組みを作るだけで300万円〜400万円くらいかかりますよ。
なぜなら、エンジニアが不足してて、単純に供給が足りてなくて「お金をたくさんかけないとシステム開発できない」って状況になってしまってるからなんですよね。
実際にプログラミングは簡単になってきている
僕は27歳の頃にフリーランスエンジニアになって、その後ブログやYouTubeで「みんなもフリーランスエンジニアになろうぜ!」と発信してきたんですけど、
だから、コイツはやっぱり金の為に発信活動をやってるんだ!
と邪推する馬鹿がいるんですけど、そういうわけじゃありませんからね。さすがにエンジニアが市場にジャブジャブに溢れてしまったらエンジニアの給料も下がっていくだろうけど、今ってそんなこと言ってる場合じゃないくらい人が足りてないんですよ。
さすがに足りてなさすぎだから、もう少しエンジニアを増やさないといけない状況なわけですよ。そんな中「エンジニアは難しくないし、みんなもなろうぜ!」と言ってハードルを下げるのは、別に悪いことじゃないでしょ。
しかも、システム開発ってどんどん簡単になってますからね。今はフレームワークが発達してるし、Firebaseを使えば簡単にWebサービスなんて作れます。
サーバーやネットワークにしても、どんどんと「仮想化技術」が進んでるし、わざわざ自分がネットワークやケーブルを差し替えたりしなくてもネットワークが繋がるようになってますからね。
求められる技術は低下してるのに需要だけ急増してるのがエンジニアの世界
要は、エンジニアがやらなきゃならない難解な技術ってのはどんどんハードルが下がっていってるんですよ。
一方、システム開発の需要はどんどん増えてるから、エンジニアに求められる技術力が下がっている割には、需要がどんどん高騰してるっていう異様な状況が現実としてあるんですよね。
プログラミングは高校の数学レベル
確かに、プログラミングは決して超簡単って話ではないですが、取り立てて超難解ってわけでもなく、あくまで高校数学くらいのレベルなんですよね。
ただ、高校数学を仕事の合間にやれるだけのメンタリティを保つのは結構ハードルは高いと思うんですけど、実際に学ぶ内容はそこまでハードル高くないわけですよ。
エンジニアは現場で常に勉強できる
もちろん、ITの世界はどんどん新しい技術が台頭してくるので、日々それらをキャッチアップして勉強していかないといけませんが、エンジニアの仕事はほとんどが勉強のようなものなんですよね。
実際に手を動かしてることよりも調べてることの方が多いぐらいで、その日の就業時間が8時間だとしたら、4時間くらいは勉強してる感覚です。
なので、エンジニアとしてまともに働き続けていれば、普通に技術をキャッチアップしていけるんですよ。
プログラミングは「簡単」と思った方が習得効率が上がる
「プログラミングは難しいぞ」と外野でとやかく言うのは勝手ですが、そもそも物事を簡単と思って始めるのと、難しいと思って始めるのとならどっちの方が習得効率高いと思いますか?
僕は、物事を簡単と思って始めた方が習得効率は高いと思いますよ。
だからこそ、プログラミングはどんどん簡単になってるし、プログラミングを簡単に捉えてた方が学習意欲湧くでしょ。
エンジニアとしてのレベルが低くても十分稼いでいける
もちろん、プログラミングは難しいって言いたい人の気持ちもわからんことはないですよ。
僕もエンジニア歴9年目なので、これまで自分がやってきたことを過小評価されるのは腹立たしいと多少思いますけど、
みたいな感じでマウントを取るのはさすがによくないですし、それを言っても誰も得しませんからね。
そんな人って、エンジニアとしてのレベルは高いかもしれないけど、エンジニアとして報酬を貰うのに必要なレベルはもっと低いですからね。
老害エンジニアはもっと裾野を広げるべき
だから、まずはもっとエンジニアの裾野を広げましょうよと。裾野を広げることによってその中で優秀な人が出てくるんですよ。
これは何でもそうなんですよ。例えばYouTubeも、誰でも気軽に動画を投稿できるプラットフォームとして裾野を広げたからこそ、面白い人が現れるわけですよ。
それがもしも、「YouTubeは20歳以上で親の同意がないとアップロードできません」って感じだったら、面白い奴なんて出てこないじゃないですか。
YouTube上には面白くない動画もたくさんありますが、そんな動画があってこそ飛び抜けて面白い動画が出てくるわけです。
エンジニアでも同じで、現場でかろうじてついていけるような見習いのエンジニアが増えてくことによって、その中から飛び切り優秀な人たちが出てくるんですよね。
まとめ:プログラミングに難しいところはほとんどない
- 老害エンジニアが自分のやって来たことを過大評価したいだけだから
- プログラミングを敵視して仮想敵マーケティングをやってるから
- プログラミングに挫折した人がその不甲斐なさを覆い隠したいだけだから
というわけで、プログラミングを難しいという人の多くは、単に自分がやってきたことを過大評価したいだけの老害なので無視しておきましょう。
それは結局、ベテランのエンジニア勢がプログラミングの敷居を上げようとしてるに過ぎないんですが、別に医者や弁護士になるよりは簡単じゃないですか。
僕は世の中のIT業界をもっと活気つけていきたいと思っているで、この記事を読んでいる老害エンジニアの方は、是非心改めていただければと思います。
そうすれば、もっと業界のハードルも下げれるし、市場にエンジニアやプログラマーももっと増えていくでしょうからね。