文系出身でもプログラミングの習得は余裕である3つの理由【おすすめの言語も紹介】

どうも、やまもとりゅうけん(@ryukke)です。

「文系だとプログラミングは向いていないのでは...?」と思っていませんか。

実際、ITエンジニアのうち、文系と理系の比率はおよそ4:6と言われているので、理系の方が活躍しているフィールドと言えるでしょう。

ですが、「文系だからエンジニアになれない」なんてことはありません。

結論から言うと、文系であってもプログラミングの習得は可能ですし、エンジニアになることだってできます。

僕も文系出身ですがエンジニアになれましたし、初心者に毛が生えた程度の知識からでも十分フリーランスとして独立できましたから。

そこでこの記事では、文系大学生でもプログラミングを習得できる理由、おすすめの言語を紹介します。

この記事で分かること
  • 文系出身でもプログラミングを習得できる理由
  • 文系出身者におすすめのプログラミング言語

プログラミングを習得したい文系出身の方は、ぜひ参考にしてみてください。

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
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文系出身でもプログラミング習得がきつくない理由3つ

始めにお伝えしておきますが、ぶっちゃけプログラミングは簡単です。理由を3つに分けて説明していきます。

  1. 継続すれば一定レベルに到達するため
  2. 数学の知識はいらないため
  3. 論理的思考ができれば良いため

理由1:継続すれば一定レベルに到達するため

プログラミングの始めたては全く理解できなくても、2〜3ヶ月程度プログラミングに触れ続けさえすれば慣れますし、誰でも理解できます。

たしかに最初は、理解が追いつかず「何これ、思ってたより難しくね?」とか「やっぱ自分には向いてないわ」と思うかもしれません。

ですが、あーだこーだ言っている間に自然とできるようになっていきます。

初心者の習熟度と学習時間をグラフ化すると、だいたいこんな感じです。

学習を継続していくと、ある地点を境に急に理解が進みだす時期があります。ここまでくれば、新しく学ぶことと過去の知識がひも付いていき、どんどん理解できるようになっていくんです。

じゃあ、文系と理系でどこに差があるかと言うと、習熟度がグッと上がるポイントが早いか遅いかの違いくらいじゃないでしょうか。

学習を継続していけば、誰だって一定レベルまで到達できます。

理由2:数学の知識はいらないため

プログラミングに数学の知識は必要ありません。数値の足し引きや掛け算、割り算ができれば十分です。

なんせ実務で微分・積分を使う場面なんて出てきませんからね。

ただし、次に関連する分野は、確率や統計学など高等数学を使うケースがあります。

  • データサイエンス
  • 機械学習
  • ブロックチェーン
  • 情報解析

とはいえ、算数さえ理解していればプログラミングできますし、Webサイトやアプリも作れます。

理由3:論理的思考ができれば良いため

プログラミングには論理的思考が必要です。

というのも、プログラミングは理にかなったコードを書かないと正しく動かないので、論理的に考えないといけません。

理系の方が論理的な思考力を使う場面が多く、プログラミングを習得しやすいかもしれませんが、文系でも論理的に考える場面はあります。

例えば小論文を書くとき、伝えたい主張や意見・反論・問題提起を整理し、矛盾のないように書いていませんか。これも論理的思考なんです。

文系理系にかかわらず論理的思考力は鍛えられます。

文系出身のプログラマーは意外と多い

実際に文系出身のプログラマーはどれくらいいるかというと、「IT人材白書2017」によれば20代ではおよそ1/3程度です。

理系、文系の割合を次の図にまとめました。

データはIT企業に勤めるIT技術者の最終学歴から見た結果です。

ちなみに僕も文系出身でしたが、派遣社員を経てフリーランスエンジニアとして活動していました。月単価62万円で契約していたので、20代の一般的なサラリーマンの給料よりは高かったんじゃないかと。

なので、文系出身でもエンジニアになれますし、高収入を目指すことだって不可能ではありません。

文系におすすめのプログラミング言語3つ

これからプログラミングを始めようにも「何を習得すればいいの?」と迷うかもしれません。僕がおすすめするプログラミング言語はJava・Ruby・PHPの3つです。言語ごとの特徴を解説していきます。

  1. Java
  2. Ruby
  3. PHP

おすすめの言語1:Java

圧倒的に案件数が多く、報酬単価も低いわけではないので、Javaを習得さえできれば職に困ることはありません。

次の図は、フリーランスエージェント「レバテックフリーランス」で取り扱っている案件のうち、2021年5月13日時点での言語別における求人件数です。

Javaは他の言語と比べても、断トツの求人件数です。

また、ドキュメント類も豊富で、ググればJavaに関する情報はたくさん出てきます。

ただし、業務系の開発が多いので、案件によってはお堅めの会社に行きやすいかも。

とはいえ、Javaを学んでおけば食いっぱぐれることはないので、習得して間違いのない言語です。

おすすめの言語2:Ruby

学習しやすさならRubyがおすすめです。

Rubyは日本で作られたプログラミング言語なので、日本語のドキュメントが充実しています。

また、Rubyは書き方に制約を設けていて、誰が書いてもほぼ同じコードになるようにしています。なので、他の人が書いたコードでも読みやすく、学習時に参考にしやすいでしょう。

案件数はJavaやPHPほどではありませんが、他の言語よりも多いです。

学びやすさで選ぶなら、Rubyが良いんじゃないでしょうか。

おすすめの言語3:PHP

Javaに次いで案件数が多く、日本のWebアプリ開発においてもっともよく使用されるスクリプト言語の一つです。

もちろん日本語のドキュメントも充実しています。

Javaに比べ習得は比較的簡単で、初心者でも覚えやすいんじゃないかと。

文系でもプログラミングを独学で学ぶのは難しい

理系や文系にかかわらず、プログラミングを独学で学ぶのは正直、おすすめしません。

なぜなら、プログラミング学習は挫折しやすく、僕の体感では9割程度の人は諦めてしまうからです。

また、挫折することなく独学で習得できたとしても、実務で求められるレベルに達している保証はありません。

現役のエンジニアがメンターとなって、現場レベルの技術を教えてくれるなら問題ないんですが、自己流の勉強だと現場で求められる技術やレベルって分からなくないですか。

別記事でプログラミングを独学で学ぶのが難しい理由を詳しく解説しています。気になった方は見てみてください。

文系出身者がプログラミングを学習するならGEEK JOBがおすすめ

「じゃあ、どこでプログラミングを学べばいいの?」ということですが、大学生がプログラミングを学ぶならスクールを利用した方が手っ取り早く学べます。

もし、無料で学びたいならGEEK JOBというスクールがおすすめです。

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データベース等のインフラ技術の基礎知識
期間 1〜3ヶ月
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別の記事でもGEEK JOB「スピード転職コース」について、僕が取材した内容をまとめていますので、見てみてください。

まとめ:文系出身でもプログラミング習得は無理じゃない

文系でもプログラミングは習得できますし、文系出身のエンジニアもたくさんいます。

つらいのは学習し始めの時期だけ。そこさえ過ぎれば理解していきますし、初心者エンジニア層から抜け出せば年収1,000万円だって無理じゃありませんから。

それでも「本当に文系でもエンジニアになれるのか」「エンジニアになったらどんなキャリアなのか」といった疑問が出てくるかもしれません。

GEEK JOBでは無料カウンセリングを受け付けているので、プログラミングで疑問に思うことを気軽に相談してみましょう。

エンジニアになるならプログラミングスクールから

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