どうも、元フリーランスエンジニアのやまもとりゅうけん(@ryukke)です。

突然ですが、皆さんはSIerの年収って高いと思いますか、それとも低いと思いますか。

転職を考える上で、やっぱり年収って気になりますよね。

高年収に惹かれてエンジニアになったものの、ぶっちゃけ思ったほど稼げてない、あるいは2回目の転職だって人はかなり警戒すると思います。

中には「年収を上げたいけど、苦労してSIerに転職しても結局変わらなかったら嫌だな」みたいな感じで踏ん切りがつかない人、結構多いんじゃないかなと。

でも、正直な話SIerの年収って普通に高いです。

今回はSIerの平均年収や、年収を上げる方法などをご紹介します。

SIerの年収に関するまとめ
    • SIerの平均年収は高い水準で、中には1000万円を超えるところもある
    • SIerを選ぶ基準として四季報を使った分析は有効
    • SIerで年収を上げるなら上流工程を経験することが大事

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。

SIerの平均年収は高め

結論ですが、業種全体で見てもSIerの平均年収は高めです。

転職情報を取り扱っているdodaの調査によると、SIerの平均年収は455万円でした。


dodaでは、2020年の業種全体における平均年収は409万円とされています。それと比較しても、SIerの平均年収は46万円ほど高く、IT業界に限定しても11万円ほど高い結果ですね。

また、年齢に比例して年収が上がる傾向があります。

20代で379万円、30代で521万円、40代で620万円、50代以降は720万円といった具合です。

参考:平均年収ランキング(業種別の平均年収/障害賃金)【最新版】

SIerの分類別平均年収

SIerには、ユーザー系、メーカー系、独立系、外資系の4つの分類に分けられます。それぞれの平均年収についてご紹介します。
マイナビAGENTによると、ユーザー系は473万円メーカー系は470万円独立系は453万円でした。
※外資系については主だったデータがないため今回は除外します。
上記の表はIT業界の中のランキングですが、全ての業種を対象としたものでも、ユーザー系は8位、メーカー系は9位と年収ランキングの上位を占めていました。
SIerの年収の高さがわかりますね。
また、年収が上位に位置するこれらの企業の分類について、中身をさらに細かくランキングにしてご紹介します。
所属している社員の平均年齢従業員数なども合わせて確認してみてください。
▶︎SIerの分類について詳しく知りたい場合はこちら

ユーザー系SIerの平均年収ランキング

企業名 平均年収 平均年齢 従業員数
1位 野村総合研究所 1,235万円 40.4歳 6,459名
2位 伊藤忠テクノソリューションズ 896万円 40.6歳 4,437名
3位 NTTデータ 833万円 38.9歳 12,026名
4位 東洋ビジネスエンジニアリング 813万円 41.3歳 491名
5位 SCSK 735万円 43.6歳 8,490名
参考:会社四季報ONLINE

ユーザー系SIerは大手企業になるほど高収入になる傾向があります。

親会社の案件がメインではあるものの、外部の案件を積極的に受注している企業もあります。

基本的にSIerは上流工程の方が年収が高くなる傾向にありますが、ITコンサルなどの超上流を手がける野村総合研究所は、群を抜いて年収が高いですね。

全体的に平均年齢は40歳以上が多いものの、NTTデータのように比較的若い年齢層の比率が高い企業もあります。

メーカー系SIerの平均年収ランキング

企業名 平均年収 平均年齢 従業員数
1位 日立製作所 902万円 42.3歳 31,683名
2位 JBCC株式会社 894万円 46.4歳 23名
3位 都築電気 881万円 44.0歳 1,538名
4位 NEC 814万円 43.7歳 20,125名
5位 富士通 803万円 43.6歳 32,568名
参考:会社四季報ONLINE

日立やNEC、富士通などの主要なメーカー系SIerが名を連ねています。
親会社からの案件の他、行政や公共機関などの大規模案件なども取り扱いがあり、ユーザー系同様大手企業になるほど高収入になる傾向があります。
平均年齢は40歳以上と比較的高めですね。

独立系SIerの平均年収ランキング

企業名 平均年収 平均年齢 従業員数
1位 電通国際情報サービス 1,047万円 41.0歳 1,633名
2位 オービック 921万円 36.5歳 1,833名
3位 大塚商会 843万円 41.3歳 7,429名
4位 日本ユニシス 837万円 46.0歳 4,436名
5位 ネットワンシステムズ 837万円 40.0歳 2,449名
参考:会社四季報ONLINE

電通国際情報サービスは特殊な例ですが、主に親会社を持たない企業が連なっています。

独立系SIerは個人のスキルや経験が年収に影響しやすい部分もあるため、エンジニアとしての実力を高めていくことが大切です。

オービックは今回紹介している企業の中でも比較的若い年齢層が所属しているみたいですね。

それだけ若いうちから高い年収を得ることができる可能性があるということの現れでしょう。

外資系SIerの平均年収ランキング

企業名 平均年収 平均年齢 従業員数
1位 シスコシステムズ合同会社 1,339万円 - -
2位 日本オラクル 1,069万円 43.2歳 -
3位 SAPジャパン 1,062万円 - -
4位 日本IBM 906万円 - -
5位 アクセンチュア 860万円 - -
参考:会社四季報ONLINEopenwork

四季報を確認したところ日本オラクル以外は確認できなかったため、openworkの情報から平均年収を集めました。

海外資本のSIerですが、1,000万円を超える企業が複数ある点が大きな特徴ですね。

四季報で見るSIerの選び方


ここまで分類別にSIerの年収ランキングを確認してきました。

どのタイプの会社でも高年収が期待できるため「年収が高ければなんでも良い」という人であれば、どのSIerを選んでも問題ないでしょう。

しかし、どの会社を選んだら良いか迷う人もいると思います。

そこで、四季報を使ったSIer選びのコツを3つお伝えします。

大きな仕事を経験したいなら売上が大きいSIerを選ぶ

売上が大きいSIerは、それだけ事業の規模が大きいことを表しています。

市場に対して大きな影響力を持ったSIerに入れば、大規模開発などが行えるかもしれません。

いい待遇で働きたいなら営業利益が大きいSIerを選ぶ

営業利益が大きな企業は、経営に必要なコストがそれほどかかっていないのに利益が出ていることを意味します。

営業利益は事業などへの投資や、従業員に対する給与や福利厚生などとして還元されます。

付加価値の高い仕事をしたいなら営業利益率が高いSIerを選ぶ


営業利益率は企業がクライアントに与える付加価値の高さを示します。

他社に負けないオリジナルな商品やサービス、コンサルティング業務などがあることで高くなります。

「お金を稼ぐためならなんでも良い!」という人であれば、どの企業を選んでも良いでしょう。

しかし、年収が高くても、労働環境がブラックだったら嫌ですよね。

そのため、それぞれきちんと調べた上で、自分にあったSIerを選ぶことが大切です。

ちなみにブラックSESを引き当ててしまった場合の対処法はこちらで解説しています。↓

「SESを辞めたいあなた」ブラックな現場は即転職しよう【僕は3日でやめました】

SIer転職で年収を上げる方法

お金を稼ぎたいならお金が流れているところに身をおきましょう。

SIerの場合は、クライアントから直接仕事を受注する一次請けの上流工程のポジションを狙ってください。

一次請けのSIerから仕事を受注する二次請け・三次受けの場合、どうしても中間マージンが取られてしまい年収が低くなりがちです。

もし現在二次請け・三次請けのSIerにいる場合や、これから転職する場合は、上流工程が経験できる現場に常駐させてもらいましょう。

ノウハウを蓄積しておけば、一次請けのSIerへの転職活動時に実績として提示することができます。

まとめ:SIerに転職して年収をアップしよう!

SIerで高年収を目指すなら上流工程を目指しましょう。

また、転職は自分のキャリアを作っていく上で大切な活動です。

貴重な時間を使って活動するわけですから、納得のいく転職をしたいですよね。

最近では、エンジニアに親身に寄り添ってくれるような転職支援サービスが出てきています。

特に、Kaguyaという転職支援サービスは、キャリアカウンセリングが無料で受けられます。


Kaguyaのキャリアアドバイザーは半分以上がエンジニアなので、経験者に半キャリアコンサルをしてもらえる機会にもなるんじゃないかと思います。

また、ここは必要でない限り転職を強引に勧めることもないので、とりあえず自分の現在の悩みを話してみるのもいいかもしれません。

▶︎エンジニアが転職するなら「Kaguya」がおすすめ

エンジニアになるならプログラミングスクールから

いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

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