意識高い系()大学生だった僕が得たもの失ったもの


意識が高いか、意識が低いか、どっちがいいかと言われたらそれはもちろん高い方がいいです。たとえ、「コンサルをやってる自分になりたいだけで、実際にコンサルがやりたいわけではない」というような、表層的な自己への憧れに終始している意識高い系であっても。


だってさ、意識低い系って何?w


「夢も目標もない」ってなにそれw 「理想」って人間にしか描けないのに、それすら放棄するって動物と同じやんw え、なんか変なこといった?w


どれだけ意識高い系()と揶揄されようが、動物よりはマシです。


山本も学生の頃は意識高い系でした。まあ、今も高いんだけど、昔はめちゃくちゃ表層的な意識高い系だったのです。今回は、そんな山本が意識高い学生生活の後に得たもの失ったものについてお話ししようと思います。


得たもの

内定を得ました。


山本は、当時リーマンショック後、過去最大級の就職氷河期に立ち向かった2011年度新卒でした。焦って100社以上も受けたりする学生も周りに沢山いましたが、意識高い山本は、ビジネスコンペティションでの優勝経験を武器に、ムカつくくらい自信たっぷりのトークで面接を突破。


さらに、以下の記事のような裏技も編み出し、5社中3社で内定獲得。効率良し。


で、そりゃあもう、天狗ですよ。気分は最高でした。だがしかし。


失ったもの

人生のモチベーションを失いました。


結局、小中高大と、スポーツに、勉強に、学生団体に真面目に取り組んできたのは、「内定を獲得する」ためにすぎなかったんです。内定を獲得した途端、人生に張り合いがなくなってしまいました。


しかも、厄介なことに、必ずしもネガティブな感情ばかりではありませんでした。


努力が報われたことによる解放感に満ち溢れ、若干21歳にして、人生逃げ切ったかのような清々しい気分に。これが山本をぬるま湯にドップリつからせる原因となったのです。


気づけば山本は「本気」を失っていました。


就職先での仕事にもスポーツや受験勉強の時のような情熱を傾けることができず、ゆるゆると会社、飲み屋、自宅をぐるぐる回る生活。


「このままでいいのか」という少しの不安も、同じようにゆるゆると生活する同期をみて吹き飛んでしまう。


会社の5つ上の先輩、10こ上の先輩のような、窮屈なライフスタイルを送ることが約束された人生。そこに絶望しつつも、どこか満足もしているという不思議な感覚。


俺はこんなもんじゃない!と思うものの、地に堕ちたモチベーションを再び引っ張り上げるのはもう大変。

高い意識をどこに向けるか

内定を得る代わりに、モチベーションを失った山本は気づきました。


意識は高くていい。そうしなければ目標なんて達成できない。しかし、その目標はもっともっと先のところに置かなければならないということ。


達成感は魔物

達成感は魔物なんです。やりきって燃え尽きてしまうと、再び燃やすのに相当な労力が必要になってしまう。マーケッターになることとか、コンサルタントになることとか、広告マンになることとか、そんな近視眼的な目標に対していちいち意識を高くしてたら、達成してしまった後の自分を再び奮い立たせるのがものすごく大変になります。


その会社に就職してから、何をもって誰にどういう影響を与え、社会に貢献していくのか。それくらい先が見えてはじめて、立派な肩書きを手にしても淡々としていられる。達成感という魔物にも遭遇しなくてすむ。


意識高い系は騒がしい

多くの意識高い系は、騒々しいんです。だから、いろいろと揶揄される。


大学3年生の夏くらいから、内定とるぞー!ってなって、わー!っと盛り上がり、その後、新卒1年目の秋くらいまでには社会の「理不尽性」と自分の「不可能性」を嫌ほど認識して、がーん!となって静かになる。


人生モチベーショングラフなんてものを作ったら、急上昇急降下ですよ。それが周りの大人からすると騒がしすぎて滑稽なんです。肩書きを手にいれるだけで満足してしまうような程度の低い目標なんて持ってるからこうなる。


当時の自分にアドバイスするとしたら

山本が、大学時代の自分にアドバイスするとしたら、もっと先の目標を持ち、燃え上がればいつか冷めるということを自覚しながら、冷静にやれよといいます。


「受験に合格すること」のように、2〜3年レベルの短期間で達成できてしまう目標を持つと、モチベーションは上がりやすいんですが、達成した後すごい勢いで冷めます。めっちゃ勉強してる大学生とかほとんどいないじゃないですか。受験勉強の時はあんなにやってたのに。


勉強やスポーツは最初から期間が決まってるものだから、なんぼでも燃え上がればいいんですが、社会に出てからの方が人生は長いのです。


「はい、就職。はい、通過点。」くらいのドライな感覚でいなければなりません。強火で熱さず、保温モードで淡々とステップアップしていく感じ。


目標は大きく、社会の利益になるもの

いま自分ができることを精一杯頑張っていればいいじゃないか~みたいな意見もあるけど、今の自分がちょっと頑張ればできる低度の小さく短期的な目標設定だけだと、常に自分本意の努力をすることになります。自分のためだけにやる努力って、いつか何のためにやってるかわからなくなります。


性善説的ですが、人間、一部のサイコパスを除き、「世のため人のため」という要素がなければ、努力を続けられません。「誰かのため」じゃないと諦める理由がありすぎるんです。


山本も、当初は安い給料と長い労働時間から解放されたいという思いで独立を考え始めましたが、多分そのモチベーションだけでは簡単に諦めて結局だらだら同じ会社に居座っていたと思います。


山本の場合、そんな安月給では大阪の貧乏子だくさん一家の長男として親の面倒すら見てあげらんなくなるんじゃないかという、他者思考ベースの危機感があったからこそ、モチベーションを維持できました。


以下、目標設定のコツについて。


意識低い系は無視

大きなスケールの夢を描き出すと、「意識高い系()」「キラキラ系()」などと、思っきり下から目線の外野の声が必ず聞こえてきますが、彼らの言うことにいちいち耳に傾けていると彼らのように、夢も目標もなく、人間の尊厳すら失った人生を送る羽目になります。無視してつきすすみましょう。


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