「収入が増えると付き合う人のレベルが変わる」という危険な嘘


世間でよく言われる、「付き合う人のレベルを上げると収入が増える」というのは、「付き合う人を変えないと成功できない」の裏返しじゃないですか。僕はそこに違和感を覚えます。


ソーシャルメディアが無かった頃は、特定のゾーンにいる人しか受け取れない情報ってありました。成功したければ、何とかコネを辿ってそのゾーンにいる人達にアクセスして、儲け話の種をもらわないといけなかった。


だけど、今ってそんな時代じゃないですよね。僕だってブログで月に40万円稼ぐためのノウハウをnoteでたったワンコインで提供しているように、お金を稼ぐ方法なんてどこにでも無料に近い状態で落ちてます。


で、そうなると、収入を増やすために必ずしも人付き合いを変えなくてよくなるんですよ。人脈がなくても情報は手に入るから。僕は収入が4倍になっても付き合う人の質も量も変わりませんでした。人間的な会話は嫁としかしてません。基本ぼっち。


にもかかわらず、人脈至上主義的な考え方は未だに根強く残っていて、環境を変えろだのなんだのと、色んな人を洗脳して回る人が溢れている。それが非常に気持ち悪くてかつ、危険なんですよね。理由は以下。


勘違いしたやつがすぐ会社や学校を辞めるから

どこで洗脳されてきたのか、すぐに会社や学校を辞めようとする人が一定の割合でいます。「怠惰なやつらと時間を過ごしてると自分がダメになっちまうぜ!」みたいなこと言いながら。


もちろん、会社や学校は別に生産的な場ではないので、辞めることは悪いことではありませんが、彼らはその実、「辞めたらなんとかなる」という一種の方法論に依存しすぎていてヤバい。


僕は彼らのことを敬意をこめて、「後ろのドア閉めたがり病」と呼んでます。自ら退路を断つことで、自分の潜在的な力を発揮させようとするのが好きな人種のことです。まあ、大抵なんも発揮しないんだけどね。


彼らも「付き合う人を変えないと成功できない」という社会的洗脳の犠牲になってしまったのでしょう。


辞めたがりの末路

僕が20代中頃、ネットワークビジネスで結果を出してた時も周囲に沢山いました、後ろのドア閉めたがり病。


「俺、コミットしたんで会社辞めて頑張ります!」


って、コミットは勝手にすればいいけど、辞めなくていいのに。w


彼らの9割は3ヶ月経つと音信不通になります。その後、半年後くらいにふと立ち寄ったコンビニのカウンターに立ってるのを発見し、「あっ、、」となるのが王道パターンでした。


彼らは結局、ピンチな自分に酔ってただけなんですよ。「今の仕事じゃビジネスやる時間を作れないんで!」とか威勢の良いことは言うけど、環境変える前にまずもっとうまく時間を捻出する努力しろよと思います。


お前ら、まず家のテレビを粗大ゴミに出して、スマホゲーをアンインストールするとこからだろと。

自分の力量を測りにくくなる

彼らはつまるところ、会社や学校といった自分を守ってくれる環境を捨てて生きていく力が足りなかっただけなんですよね。


本来であれば、そのような自分の不可能性なんてある程度わかるわけです。さすがに今の自分のスキルじゃ会社辞めてやってくにはリスク大きいなとか、バカでもけっこう把握できますからね。


僕だって、今はフリーランスエンジニアとして活動していますが、そうなるまでに派遣社員として2年間下積みしてます。いきなりフリーランスはさすがにハードルが高いと思ったので、計画的に決断を遅らせたのです。


ところが、「付き合う人を変えないと成功できない」という発想によって、無理やり背中押されちゃうんですよ。今の環境にい続けることに異常なまでに機会損失を感じるようになったりして。


しまいには、自分のスキルや人脈を過大評価しはじめ、無謀すぎる「迷ったらGO」を決断してしまう。そうなると気づいた時にはコンビニのスタッフになってます。


付き合う人を変えるより、参考にする人を変える。

蛮勇な彼らにとにかく言いたいのは、付き合う人は無理に変えなくていいから、参考にする人を変えろということです。


成功者の腰巾着になって満足する人ってめっちゃ多いんですよ。その時点でもう成功した気分になってしまってる。だけど、それだけだといつまでたっても状況は変わらない。


何故なら、彼らはまだ「参考にする人」を変えていないから。


LINE@ の読者とかでもたまにこういうのがいます。


「やまもとさん!俺、会社辞めてきました!やまもとさんみたいになりたいんで!何でもやりますんで稼ぎ方教えてください!」


僕はとても優しいので、「来週の○曜日の夕方なら小一時間くらい空けられるよ〜」とか昔は言ってあげてたのですが、すると彼らは「その日は外せない用事があって。。」とか「その日バイトなんで。。」などと言って100%断ってくるので、スルーするようになりました。


おい、何でもやるんちゃうんかったんかい。みたいな。


要するに、彼らが参考にしている生き方は実はまだ僕の生き方じゃないんですよね。会社や学校を辞めて、彼らなりに人付き合いは変わったのかもしれませんが、「よくわからない用事やアルバイトを僕との予定より優先する」というこれまで通りの誰かに教えられた生き方をずっと参考にし続けているわけです。


それじゃ、たとえ身の回りを億万長者で固めたとしても絶対に成功しないでしょ。


人付き合いを変えることは、悪いことではありません。確かに、収入の高い人に囲まれた方が自分の行動の基準値が上がるので、成功がぐっと近づくこともあるでしょう。


しかし、それには前提として、参考にする生き方を変えることが必要なんですよね。


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