個人の時代なんだから人脈はオンデマンドで調達するでしょ




僕は過去の知人とは基本的に関わりません。過小評価されるから。


例えば、「一人暮らしを始めて何年も経つのに未だにオカンに子供扱いされる現象」ってよくありますよね。なぜこのようなことが起こるかというと、目の前の相手に対して、「自分の記憶の中の相手のままであって欲しい」と願うのが人間だからです。


元カノとかもそうでしょ。自分よりイケメンと付き合われたり、自分より出世されても困るわけ。いつまでも自分と対等であって欲しいから、相手の変化や成長を直視できないんですよ。


過去の自分を知っている人物には多かれ少なかれ無条件でバイアスがかかります。彼らが僕を舐めてきたり、厚かましいお願いをしてきたりするのは、彼らの人間性に難があるからではなく、そもそもそういうもんだと思っています。だからこそ、わざわざ関わる必要もないなと。


さて、人は一人では生きていけないと言います。彼らとの関係を絶って、いかにして生きていくのか。答えは、「人脈をオンデマンドで調達する」こと。


必要な人脈はオンデマンドでみつける

僕は何かを人に頼みたい時、過去の人間関係の中からそれをやってくれそうな人を探すのではなく、新しく有志を募ります。その方がバイアスのかかっていない人材を集められるから。


インターネットが台頭する前の時代だと、個人が影響力を持つことが困難だったので、不特定多数から有志を募ること自体がほぼ不可能でした。そのため、他人の力を借りる必要に迫られた時のために、過去の人脈を常にストックしておかなければならなかったのです。


90年代であれば、「優秀な友達とは仲良くしとけよ」というオッサン達の言い分もわかります。ところが、今はSNSである程度のインフルエンスがあれば、すぐにでも新規人脈を調達することが可能になりました。しかも、自ら協力したいという能動的な意識を持った高品質な人材が。


僕がTwitterで30000人のフォロワーに「動画制作手伝ってくれる人募集!」とか言ったら、殺到はしないにせよ、何人かは集まるんじゃないですか。多分。


僕はニコニコ動画で動画投稿主をはじめた2009年頃にこのことがわかってしまったので、それから過去の優秀な知人と積極的に関わり続けることをやめました。彼らと同等のスキルを持ってる個人なんてインターネットの向こうにいくらでもいるから。

最新版の自分を見てる人とだけパートナーを組む



学生時代の同級生や、サラリーマン時代の元同期なんかと実際に会って話しても話が噛み合わないのは、彼らが僕と喋っているようで実は数年前の僕と喋っているから。


彼らが僕に見るのは3年も4年も昔の僕。そんな大昔の僕なんて、前世みたいなもんですよ。全然別人。噛み合うわけがない。


「過去の知人」は「最新版の僕」という前提を共有できていないので、コミュニケーションコストが高いんですよ。そもそも、彼らも僕になんて興味をもってないから「過去の知人」に成り下がってるわけで、お互いに関係を維持するメリットが限りなく薄いことは明白。


本当に相手が自分にとって必要だと思ってたら、何年も絡みがないとかあり得なくないですか。「高校の同級生と数年ぶりに飲んだ〜☆」みたいな写真をインスタに投稿するとか理解できない。数年もブランクがある時点でお互いに必要としていない証拠でしょ。なんでそんな他人とわざわざ飲むの。


ただ、知り合ったのが相当昔の人でも、ずっと現在のお互いの現状を確認しあってる間柄であれば、僕からも色々とお願いしたりはしますよ。


こちらの「ワカヤマだいありぃ」というブログを運営している和歌山くんは、実は僕の大学の後輩で、知り合ったのは10年近く前です。しかし、彼は定期的に僕に絡んで必要としてくれてきたので、僕も彼の状況をよくわかってるし、関係性が死んでません。


なので、先日投稿したこちらの動画でもゲストでしゃべってもらったりしてます。



最新版の自分を見てくれてる人とだけパートナーシップを組むんです。それ以外は断捨離。人生の無駄の9割はおそらくこれでカットできると思います。


さいごに:ストック型人脈からフロー型人脈への移行

最近だと、クラウドファンディングやVALUで大量に資金を調達できる人達は、過去の人脈への執着から解放された人達と言えます。彼らは、情報発信を通して常に新しい人を巻き込み、価値を提供し、信頼を獲得するからこそ、多数の協力者を獲得できるんです。


過去の人脈だけでビジネスを完結させようとなどと思っていたら、そのような芸当は不可能です。今の時代は、ちっぽけな過去の人脈などに依存しない人が勝つということ。わかるかな。


人脈とは貯め込んでおくものではなく、都度調達するものに移行していくでしょう。ストック型人脈からフロー型人脈へ。


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