10年くらい前までは、学生のうちに事業起こして一般的な社会人よりちょっと多く稼げるようになった人って、さすがにそれじゃ一生食っていけないからか、事業畳んで普通に就職してエリートサラリーマンとして出世していく人が多かったんですよ。


企業も学生起業家なんかには、大学2年生くらいでも無条件で内々定出してましたからね(今でもやってるとこありそうだけど)。青田買いもいいとこ。「学生のうちに稼ぐ」はむしろ大企業もしくはメガベンチャーへの切符みたいな扱いでした。


ところが、今はそうでもないようで、学生のうちに稼げるようになった人達ってそもそも就職しないか、就職しても一年以内に辞める人がめっちゃ多いんですよ。今回は、時代の変化とともに彼ら「稼ぐ学生」にどのような変化が起きたのかについて考察してみました。


ちなみに、これは僕の観測範囲内の話です。せいぜい直近10年程度でソースは20人程度。なので、ブレはあります。話半分に聞いてください。


学生の稼ぎ方の質が変わった

まず、稼ぎ方の質が大きく変わりましたよね。


僕が大学に入学した2007年当時、学生起業家と言えばまあ、フリーペーパーとか飲食店経営とかやってる人達ばかりでした。はあちゅうさんみたいにブログ書いてどうのこうのなんてのは超レア。


意識高いおっさん達も、「潰しが効く学生のうちに起業しておくべき」とかやたらとハッパかけてくるもんだから、「とりあえずイメージしやすいものをやろう」ということだったんでしょう。まさに水物といったところ。


学生も、最初から卒業したら畳む商売として取り組んでいるケースが多かったように思います。


ところが、今の若年層が「稼ぐ」に対してイメージするものって、まさにはあちゅうさんが10年前からやってた「情報発信」なんですよね。媒体は、ブログ、インスタ、YouTube、SHOWROOMなどなど。個人の影響力を高め、金銭的価値に転換していくビジネスです。


それらはランニングコストが非常に小さく、好きなだけ一時休止できるので、社会人になってからもやめる理由がないんですよ。商売がいくらでも二足のわらじでできるようになった。


「期限」がなくなったことによって、学生のうちにお金を稼ぐ目的が、「就職までに社会経験を積むこと」から、「人生の選択肢を増やすこと」に変わったように思います。より本質的になった感じ。


影響力が資産的価値を帯びるようになった

そして、10年前と比べると個人の影響力がより資産的価値を帯びるようになりました。


当時も既に、ニコニコ動画で多大な影響力を獲得している10代は沢山いたし、僕も彼らの仲間入りがしたくて、歌ってみたとかやってたわけですが、彼らが人並み以上にお金を稼ぐことは稀でした。まだプラットフォームにマネタイズの仕組みが整ってなかったんですよね。


ところが、今17ライブやってる女子大生とかそこらへんのOLの軽く数倍稼いでたりするわけですよ。毎日スマホに向かって全く内容のない雑談を垂れ流してるだけでそれ。稼ぎやすさが桁違い。


しかも一度影響力を獲得してしまえば、別のプラットフォームで活躍することも容易です。有名ユーチューバーなら何やっても成功すると思いません?影響力は一生モノの価値です。


そんな時代において、個人の影響力を向上させる余地が少なく、むしろ個人の成果が組織に搾取されてしまう可能性の高いサラリーマンの相対的価値が弱くなってきたのではないでしょうか。


学生のうちにインフルエンサーになってしまった彼らにとって、就職活動は「個性を価値に転換できなかった人に残された最後の砦」くらいのものなんでしょう。縁のない世界。


さいごに:彼らはどこへ向かうのか

ただ、学生のうちに稼ぐ力を身につけ、影響力という資産まで手に入れてしまった人は何をすればいいかわからなくなりがちではあります。


ある程度稼げる状態になると、全ての行動に対してハードルが上がるんですよね。素人くさいものは提供できないとか思っちゃう。本当はそんなことないんだけど。


それでも何とか新しいことに挑戦してみるも、「これは金を稼ぐためにやってるんじゃない」みたいな逃げ道を最初から用意したりする。数字で評価されるのが怖いから。そうやってどんどん収益が落ちてきても、現実を直視できなくなっていきます。


ただ、それでも会社勤めよりははるかに可能性に満ち溢れていて、いくらでも再起可能な状態にあるんですよね。飽くまで僕の観測範囲内の話ではありますが、彼らが夢を捨てて一般的なサラリーマンになることはなかったです。

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