どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。
一般的なプログラミングスクールは基本的にコーダーとして現場でコード書くマンを輩出することを目的としており、上流でクライアントとの折衝を行いチームをディレクションしていくような人材の育成は想定していません。
つまり、兵士を育てはするけど、参謀は育てないわけです。
まあ兵士として現場で手を動かし続けたい人もいるだろうからそれはそれで良いと思うけど、飽くまでプログラミングをビジネスのツールとして捉え、誰かの課題解決を通して成長していきたいみたいなアツイ想いを持ってる人向けではない。正直。
じゃあそんな情熱的な人達はどうすればいいのか。ご安心を!w
今回紹介する「BUDDY TECH」というプログラミングスクールはまさにそんなアツい想いを持ったエンジニア志望向けの教育サービスを展開しています。ガチ取材してきましたので、気になる方はぜひ読み進めてみてください。
目次
BUDDY TECHとは
学べる技術 | Web系 : PHP, Ruby, Python, HTML, CSS, Javascript, etc アプリ系 : ハイブリット(Monaca), ネイティブ(Swift, Java) |
期間 | 4ヶ月 |
価格 | 400,000円 |
受講形式 | オフライン |
受講条件 | 特になし※就職保証は20代まで |
教室 | 大阪(PLAN-Bオフィス) |
特徴 | 実践的課題解決型スクール! |
BUDDY TECHはWebマーケティングの会社として有名な「PLAN-B」が運営する転職保証付きのプログラミングスクールです。エラい洒落たオフィスでした。
これまで何社も取材させてもらいましたが、おしぼりでてくるのはじめてでした。ホスピタリティやべえ。
東京にも拠点はありますが、まずは大阪からサービスを広めていきたいということで、現時点では大阪限定のスクールとなっています。
とにかく、通学形式でマンツーマンでやっていくスタイルのスクールとしては料金が破格です。一般的な相場で言うと、この受講期間で60万円ぐらいはかかるでしょう。BUDDY TECHなら40万。
今後料金体系の見直しが入るかもしれないので、受講したい方はお早めに。拡張コースの設置などは今後考えているそうです。
BUDDY TECHの最大の特徴【課題解決を重視】
BUDDY TECHが他のプログラミングスクールと最も違う点は、単にプログラミングを勉強させるだけでなく、実際の現場の中での課題解決能力を養うことにフォーカスしている点です。
「エンジニアスキルだけでなくビジネススキルも養ってこそホンモノのエンジニアやろ」的な発想です。これは確かにその通り。
感覚的に言うと、大学のビジネスコンペみたいな感じですかね。プログラミングの基礎スキルを身につけたら次は、身近な人にヒアリングをしていき、本人の課題を解決できるようなアプリの開発演習を通してカリキュラムを進めていきます。
他のスクールだと作成するアプリは決まっていて、画一化されてたりするのでポートフォリオとして無価値だったりしますが、BUDDY TECHでは最初から最後まで本人の意思でロジカルに作成するので就活時にめちゃくちゃネタにできます。
どの言語やどんな技術を使用して開発するかは、事前に受講生のキャリアプランを作成した上で選定してもらえるので安心してください。
Web開発がしたいならRails、業務系にいきたいならJava、といったように柔軟に対応してくれますし、PLAN-Bの現場のエンジニアがサポートしてくれます。
BUDDY TECH卒業後エンジニアになれる
BUDDY TECHには就職サポートがついています。なので、エンジニアになることをゴールとして受講するのが良いでしょう。
PLAN-Bでの過去2000人以上のキャリアコンサルノウハウを転用。
ただ単にエンジニアになるためのキャリア相談ではなく、「何のためにエンジニアになるのか?」「エンジニアになったその先には何があるのか?」といったゴールから逆算して考えていきます。普通のスクールにはないアプローチですね。
あと、BUDDY TECHの良いところは、卒業後、BUDDY TECH経由で就職しなければならないといった、他のスクールにありがちな縛りがないこと。受講生は他のエージェントから仕事紹介されてもいいし、自分で仕事を見つけてもOKです。
そして、受講生が一番気になる、自社内開発案件にいけるかそれとも客先常駐のSESになってしまうかの分かれ目についてですが、当然ですが成績の良い人ほど望み通りの案件に参画できる可能性は高いです。
学習到達度のレベルは、 S A B C D の5段階に分けられています。Sが最高、Dが最低です。
Bが「カリキュラムを満了し+ポートフォリオも完成するまでできた人」
Aが「そこからさらにプラスオンの開発ができてる人」
Sが「そこで作ったサービスで収益化までできてしまった人」
といった具合で、B以上になってくると自社内開発が見えてくる感じですね。みなさんも頑張って上位を目指してください。
BUDDY TECHの受講形式【1対1】
BUDDY TECHでは受講生が週に1回通学し、課題をこなしながらメンターと1対1でカリキュラムを進めていきます。
最終的に作成したアプリを全体にプレゼンするわけですが、そこではじめて他の受講生との接点が設けられます。なので、チーム開発演習はできません。ここはどう捉えるかですね。
一人でもくもくと集中してやれる代わりに、チームでの実践的な仕事の進め方は体験できない。トレードオフ。
メンターはおもにPLAN-Bの現役エンジニアで、学生アルバイトなどではありません。BUDDY TECHの「課題解決を主目的とした教育」においては、学生メンターにはちょっと荷が重いでしょう。
BUDDY TECHのカリキュラムと学習の進め方
BUDDY TECHのカリキュラムでは「ビジネス力基礎」「エンジニア力基礎」「ビジョン・スタンス基礎」の3つを軸としていて、プログラミングスキルだけでなく、問題解決能力も養い、また、その動機を強く持てるようビジョンやエンジニアとしてのスタンス(作法)まで教育していきます。
何と言うか、本当の意味で「スクール」っぽいですね。実際エンジニアってただプログラミングだけ理解してても使い物にならないので、ヒューマンスキルに比重を置くスタイルは的を射ているかもしれません。
むしろ、現場でそつなくコミュニケーションさえできれば多少技術力が追いついてなくても何とかなりますからね。(僕は昔そうでした)
プログラミングのカリキュラムは、全員がまずHTML/CSS,PHPなどで初歩的な部分をこなした後、それぞれの創作テーマやキャリアプランによって独自のカリキュラムを形成していきます。
大阪で稼働しているPLAN-Bのエンジニアはおよそ36名とのことで、大抵のモダンな技術には対応できるとのことです。「コレもアレも学びたい」と言ってもかなり柔軟に対応してくれます。
そして、1対1なので学習管理はきっちり細かくされます。ある意味、意思の弱い人にはとても良いと思います。
さいごに:大阪でイケてるエンジニアになりたいなら
というわけで、大阪でイケてるエンジニア目指すならBUDDY TECHは選択肢に入れておきましょう。というか、大阪はまだ就職サポート付きのスクールがそこまで多くないのです。
まだスタートしたばかりで実績の少ないスクールではありますが、就職人気企業の先進的なコンセプトのスクールだし、かなりリーズナブルなので、スクールに迷ってる方は面談に行って雰囲気掴んでみるとよいでしょう。
プログラミングスクールって人気が出ればどんどん値上げしていく傾向にあるので、今のうちにチェックしておいてください。