
どうも、フリーランス向けコミュニティ「人生逃げ切りサロン」を運営しているりゅうけんです。
本記事では「会社員以外の生き方」というテーマで解説を進めていきます。
僕も実際、会社員勤めからフリーランスエンジニアとして独立した後オンラインサロンを運営し、会社員以上に稼いでいる1人です。
新卒の頃、「新入社員たるもの朝早くに会社にきてフロアをキレイにすべき!」と言われたので、朝っぱらから会社来て掃除してたら、
会社が委託してる清掃員のおばちゃんと掃除場所の取り合いになったので、
会社やめました
— やまもとりゅうけん (@ryukke) July 23, 2024
この記事を読んでいる人の中には「会社員向いてない自分はどうすればいいんだろう」「社会人向いていないしサラリーマンを辞めてフリーランスになろうかな」と思っている方は少なくないでしょう。
ただし当然のことながらフリーランスだからと言ってストレスのない生活ができるわけではありません。サラリーマンを辞めてフリーランスを目指すのであれば、それなりの覚悟と準備が必要です。
そこでこの記事では、会社員以外の生き方が向いている人の特徴やフリーランスを目指す方法について解説していきます。
「会社員を辞めたいな」と感じている方はぜひ、最後まで読み進めてみてください。

やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
サラリーマン・会社員以外の生き方が向いている人の6つの特徴
自分はサラリーマン・会社員に向いていないのではと感じている方は、以下の6つに当てはまるか確認してみてください。
一つひとつ見ていきましょう。
1. 自分のペースで自由な働き方をしたい
組織で仕事をするよりも、自分のペースを優先したいという方は会社員以外の生き方が向いています。
会社は組織的に活動をすることで、一人でするよりもより大きな仕事を成し遂げることが可能です。しかし組織で働く以上、決まった手続きを踏み、同僚とペースを合わせて仕事をすることは欠かせません。
しかし会社員に向いていない人は、他者のペースや複雑な組織手続きが面倒に感じてしまいます。特に理不尽な対応をされたり、業務と直接関係なさそうな組織の行事や会議などにストレスを感じるという方は会社員に向いていないかもしれません。
一人で仕事をすることに限界はありますが、自由な働き方に憧れ自分のペースを優先したいという方は少なくないでしょう。
2. 実現したい目標がある
自分で実現したい目標がある方は、組織で働く際にもどかしさを感じる場合があります。例えば「目指す年収があるが、会社は成果に応じて昇給がない」「自分の目指すキャリアに適さない部署に配属された」と不満を感じる方は多いでしょう。
会社員は自分の能力や成果だけで給与や仕事が決まるわけではありません。
このような状況に耐えられなくなった方は、会社員以外の生き方を目指すことを検討するべきかもしれません。
また、会社員を辞めて独立したら自分の力で行動して稼いでいく必要があります。夢や目標がないとモチベーションの維持が難しく、事業の継続が厳しくなってきます。
そう考えると会社員は出社するだけで一定の給料は保証されているのでありがたいとも言えますよね。
3. 決まった時間・場所で仕事をすることが苦痛
会社員は基本的には毎日決まった時間に出勤し、決められた場所で働くことが必要です。また会社や職種によっては望まない転職や休日出勤を求められることもあるでしょう。
有休はあっても自分の好きなように取りにくいと感じている方は少なくありませんよね。
組織で働く以上時間や場所の制約は、いたしかないことと言えます。しかしその時々で仕事のペースを変えたり、自分の意思で働く場所を変えたいという方は会社員以外の生き方を目指すべきかもしれません。
4.組織のルールや価値観に縛られたくない
組織で働く上では、そこには必ず独自の文化やルール、そして暗黙の了解が存在します。
非効率だと感じても変えられない、「なぜそうするのか分からない」理不尽な決まりに従わなければならない、などそのルールが自分の考え方や価値観とどうしても合わないことに、強いストレスや違和感を抱いてしまう人もいるはずです。
自由度の高さを強く求め、自分で物事を決定し、自分のスタイルや価値観を大切にして働きたいと考える人には、会社員以外の働き方は非常に向いていると言えます。
自分自身の動機やクリエイティブな発想を仕事に直接反映させたい人は、会社でも優秀な人が多いですね。
そういう人は組織のルールに縛られることから解放されることで、モチベーションが高まり、より能力を発揮できるようになる可能性が高いでしょう。
5.人間関係のストレスを減らしたい
会社員である限り、部署の異動やプロジェクトの編成などによって、自分が望むと望まざるとに関わらず、特定の人間関係の中で働くことが求められます。苦手なタイプの人や、合わない価値観を持つ人とも仕事で関わらざるを得ない場面は避けられません。
会社員以外の生き方を選ぶと、この人間関係のストレスを大きく軽減できる可能性があります。
フリーランスや起業家の場合、「このタイプの人とは合わないな」「この会社とは一緒に仕事をするのが難しいな」と感じたらその相手から距離を置く選択をしやすいです。
また、リモートワークやノマドワークなど、働く時間や場所を自分でコントロールすることで、特定の集団の中に長時間いなければならない、といった状況を避けることも可能です。
おそらく、今会社員を辞めたいとネガティブに考えている人はこの動機が強いのではないでしょうか。
6.自分の能力やスキルを正当に評価してほしい
会社の評価制度は、個人の直接的な成果だけでなく、勤続年数、役職、部署全体の業績、さらには社内政治など、様々な要素が複雑に絡み合って決まることがあります。自分のスキルアップや努力が、必ずしもすぐに、そして自分が納得できる形で報酬や評価に繋がらない、といった経験がある人もいるでしょう。
このように、自分の能力やスキルや頑張りを直接的に評価されたい、それが明確な報酬や実績という形で返ってくることを強く望む人、自身の市場価値を会社という枠を超えて直接試したいと考える人は、会社員以外の生き方で高いモチベーションを持って仕事に取り組める可能性が高いです。
フリーランスや起業家になると、自分の手で仕事を生み出し、稼ぐという実感をダイレクトに得られることに大きなやりがいを感じられます。
会社の評価制度に疑問を感じ、自分の能力や成果をダイレクトに評価、そして収入に繋げたいと強く望むなら、会社員以外の生き方が、その願いを実現できる可能性を秘めていると言えるでしょう。
サラリーマン・会社員以外の働き方には何がある?
サラリーマン・会社員以外の働き方にはどんなものがあるのか?
ここではサラリーマン・会社員以外の仕事の種類と、そのメリット・デメリットを紹介します。
会社員は息苦しさもありますが、他の働き方であっても同様にデメリットはあります。それぞれの働き方のメリット・デメリットを比較してみてください。
1. 会社員
稼げない人でもメシが食えるように「会社員」というシステムがあり、
モテない人でも結婚ができるように「一夫一妻」というシステムがあり、
頭の悪い人でも発言ができるように「SNS」というシステムがあります
— やまもとりゅうけん (@ryukke) November 21, 2024
会社員として働くメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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会社員のメリットは、経済的に安定する点です。不祥事などよほどのことがない限り仕事を失うリスクは低く、社会保険も手厚いため、長期的に生活を安定させやすい働き方です。
一方で組織で働く以上、自分の都合で仕事を選んだり、成果を上げたからと言って報酬がすぐに上がったりすることはありません。
2. 農業など半自給自足で地域に根差した働き方
農業など、半自給自足で地域に根ざした仕事に従事する選択肢もあります。
この働き方を選ぶメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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この働き方の最大の魅力は、自然と共生する暮らしや、地域社会に深く貢献できることです。特定の組織に縛られず、自分のペースで生活と仕事を統合できるため、ワークライフバランスを重視する人にとっては理想的な選択肢となりえます。
一方で、収入は天候や市場の変動に大きく左右され、経済的な安定を保つのが難しい場合があります。
3. 派遣・契約社員
会社員の場所や人に縛られるのが苦痛な人には、派遣や契約社員として働く選択肢があります。派遣社員や契約社員のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット |
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デメリット |
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派遣社員や契約社員の大きなメリットは、様々な企業や業務を経験できる点にあります。特定の専門スキルを活かして働きたい人や、特定の業界・職種を広く知りたい人には最適です。また、多くの派遣社員は残業が少ない傾向にあり、ワークライフバランスを保ちやすいという魅力もあります。
しかし、デメリットとして雇用期間が限定的で、ボーナスや退職金がない場合も多く平均給料は低くなりやすいです。安定よりも多様な経験や柔軟性を求める人にとっては有効な選択肢ですが、その不安定さを理解しておくことが重要です。
4. 会社員+副業
会社を辞めてフリーランスにならなくても、副業で働き方の幅を広げる方法があります。以下は「会社員+副業」という働き方のメリット・デメリットです。
メリット |
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デメリット |
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会社員をしながら副業を始めることは、会社員のメリットを享受しながら、新たな収入源や経験を得る方法です。会社員の給与だけでは不満な方や、自分のスキルや経験を高めたい方におすすめできる働き方と言えます。
ただし副業は、平日の仕事が終わった後の時間や休日を使って行う必要がある点に注意が必要です。本来休息や余暇に充てていた時間で仕事をするため、その分休みは減ります。また会社以外で仕事をすることで、本業に集中できなくなるといったデメリットも挙げられます。
5. フリーランス・起業
なぜ経営者になったかなんて、
実は大それた理由はない人が多くて、単純に、「会社員のままでいるより経営者になった方が得じゃね」というだけだったりする。
リスクを冒してでも得られるリターンの大きさに期待できるだけの、実力と自己肯定感を勉強して手にしただけなんですよ
— やまもとりゅうけん (@ryukke) October 2, 2023
フリーランスや起業という働き方は、会社員とは大きく異なります。メリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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フリーランスとして独立すると、自分で好きな仕事に取り組め、時間や場所を誰かに拘束されることはありません。しかし自分で仕事を獲得しなければならず、収入がゼロになるリスクすらあります。
フリーランスは会社員とは違って頼れる組織がありません。自分の好きな仕事ができるか、希望する収入を得られるかはすべて自分次第です。
6. 投資家・不労所得者
不労所得者として生きることは誰もが一度は夢見るのではないでしょうか。投資家・不労所得生活者として生きるメリット・デメリットを挙げてみます。
メリット |
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デメリット |
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投資家や不労所得生活者の最大のメリットは、時間的・場所的な自由度が極めて高い点です。労働時間と収入が必ずしも比例せず、自分が働くことなく収入を生み出す仕組みを構築できれば、世界中どこにいても、好きな時間に活動できるようになります。
一方で、デメリットとして元本を損失するリスクが常に存在することが挙げられます。投資には相応の専門知識やリスク管理のスキルが不可欠であり、何も学ばずに始めると大きな損失を被る危険性があります。また、安定した不労所得を得るまでには、まとまった資金が必要となるだけでなく、長い時間と多くの試行錯誤、時には失敗を乗り越える忍耐力も求められます。
サラリーマン・会社員以外の生き方でおすすめの仕事
会社員以外の様々な働き方を紹介しましたが、リスクが大きかったりなかなかハードルが高いことも多いですよね。
そんなあなたでも会社員以外の生き方を目指す場合には、Webの仕事がおすすめです。初期投資が少なくすむ上に、スキルを習得するための環境が比較的整っているためです。
ここでは、会社員以外の生き方でおすすめの5つの仕事を紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. オンラインサロン運営
オンラインサロン運営とは、自身の経験や知識をお金に換える方法です。ビジネスや趣味などのテーマを設定し、サブスク方式でメンバーを募ります。オンラインサロン内では、動画やライブ配信などのコンテンツを提供します。
オンラインサロン運営では、お金をもらえるだけの価値のある知識や経験が必要です。
例えば「SNSを使った副業」や「資産運用」などのテーマで他者がお金を払ってまで得たい知識や経験を持っている方におすすめの仕事です。
オンラインサロン運営には、参加者の登録・管理、決済システムなどを備えたプラットフォームを利用すると便利です。私がおすすめしているプラットフォーム「オンクラス」は、大ボリュームの教材コンテンツの制作が簡単にできます。
またチャットサービスとの連携などコミュニティ構築に優れた機能も豊富にあるため、これからオンラインサロンの開設を検討している方は、一度試してみてください。
2. Webライター
Webライターとは、インターネット上の記事コンテンツを制作する仕事です。プログラミングなどに比べて比較的スキル習得が容易で、時間と場所を選ばずに仕事ができるため副業としてもおすすめです。
Webライターとして仕事を始めるには、オンラインスクールなどでスキルを学んだ上で、クラウドソーシングで実績を積むことがおすすめです。
クラウドソーシングで提供されている仕事は単価は安いものの、経験を積むには最適です。フリーランスとして独立する場合には、編集プロダクションの利用や自身で直接営業をして高単価の仕事を探すことが必要です。
3. Webデザイナー
Webデザイナーは、WebサイトやWebアプリケーションのフロントエンドを担当する仕事です。具体的にはHTMLやCSSといったマークアップ言語の習得やデザインの学習が必要です。
デザインはグラフィックデザインだけでなく、UI/UXといったWebサイトの使いやすさや魅力的な使用体験を提供することが求められます。
Webデザインを学べるオンラインスクールは数多くあるため、会社員として働きながらでも学習しやすい環境が整っています。
4. Webマーケター
Webマーケターは、インターネット上でクライアントのWebサイトへの流入や販売促進などを行う仕事です。
仕事の幅は広く「Googleなどのインターネット広告」や「SNS運用」から、Webサイトを検索エンジンで上位表示させるためのSEO(検索エンジン最適化)施策を行うなど様々です。
Web広告は新聞やテレビなどのマス広告よりも市場規模が大きくなっているため、Webマーケターは今後も需要が見込まれる仕事と言えます。
Webマーケティングは基礎的な知識を身に付けた上で、実戦経験を積むことが何より求められます。SNS運用やSEOなどは初期投資なしでも実践できるため、自身の努力次第で経験を積みやすい仕事です。
5. プログラマー
プログラマーは「Webサービス」や「スマホアプリ」 などのプログラムを構築する仕事です。
プログラマーは人材不足が顕著であるため、フリーランスの需要が高い仕事です。
プログラマーになるには開発言語を学ぶことが第一歩です。ただし開発言語を学んだだけでは実践力に乏しいため、会社員や派遣エンジニアとして働くことも必要になります。既に会社でプログラマーとして働いていた方は、フリーランスとして独立しても仕事を得られる機会は多いでしょう。
サラリーマン・会社員以外の生き方を目指すための3ステップ
フリーランスを目指す場合は、副業でスキルや経験を積んでから独立することをおすすめします。スキルや実践経験が乏しいまま独立しても、思うように仕事を受注できずに息詰まる可能性が高いです。
フリーランスを目指すには以下の3つのステップを踏むことを検討してみてください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. フリーランスコミュニティに入る
まず「どのような仕事が良いのか」「どうやって仕事を獲得するのか」を検討するために、フリーランスの仕事に関する情報収集をしましょう。
フリーランスの仕事の情報収集には、私が運営するフリーランスコミュニティ「人生逃げ切りサロン」の利用がおすすめです。
人生逃げ切りサロンには、既にフリーランスとして活躍している方が数多く参加しているので情報収集には最適です。またサロン内では無料で受けられるWebスキルの講座を多数用意しているので、自分に合った仕事なのか気軽に試せます。また本格的に身に付けたいスキルが見つかれば、実践的な有料講座を利用できます。
人生逃げ切りサロンのメンバーのビジネス戦闘力、ちょっと高すぎない?僕より収入もスキルも高い人たくさんいるし、逃げ切りすぎじゃね?それがみんな最初はフツーの大学生だったりフツーの会社員だったりするんだよ。感慨深いよね
— やまもとりゅうけん (@ryukke) March 1, 2024
2. スキルを学ぶ
スキルを学ぶ際には、オンラインスクールを活用しましょう。
オンラインスクールはパソコンがあれば時間や場所を問わずに利用できるため、会社員として働きながらでも学習しやすい方法です。
オンラインスクールの受講には数十万円の受講料が必要ですが、体系だった学習教材が用意されており、実践的なトレーニングも積めるため、独学で学習を進めるよりも効率的です。
3. 副業で実戦経験を積む
オンラインスクールで一定程度のスキルを身に付けたら、クラウドソーシングなどを活用して実戦経験を積みましょう。オンラインスクールで学んだだけで、すぐに独立することは危険です。
特にプログラマーやWebデザイナーは実績がないと、生活を支えるだけの収入は得られません。
フリーランスとして独立するのは、実戦経験を積み、仕事を獲得できるだけの人脈ができてからでも遅くはありません。まずはフリーランスとしてやっていけるだけの力を身につけましょう。
まとめ:会社員以外の生き方を学ぶには人生逃げ切りサロンがおすすめ
本記事では、サラリーマンや会社員以外の生き方を目指す方法について解説してきました。しかし身近にフリーランスとして働いている人がいない場合には、自分の準備が合っているのか不安に感じると思います。
身近な相談役や自分と同じようにフリーランスを目指す仲間を作りたいという方は、ぜひ人生逃げ切りサロンをご活用ください。人生逃げ切りサロンには、数多くの同志と先輩がいます。人生逃げ切りサロンで支えになってくれる仲間を見つけてください。