「副業でWebデザイナーって、初心者の私でも始められるのかな」と、あなたも気になっているのではないでしょうか。特にあなたが「副収入を得て生活をラクにしたい」「副業で成功して将来的に独立したい」と考えてるならなおさら。
しかし、いざ「Webデザイナーを副業として始めよう」と思っても、
- デザインセンスがないけど、私でもできるのかな...
- Webデザイナーのイメージが湧かないけどどんな仕事?
- Webデザイナーになるために何から始めればいいのかわからない
という不安が出てきますよね。
でも大丈夫です。デザインにセンスは必要ありません。
デザインは正しい知識を身につければ、未経験の方でも十分に活躍できるWebデザイナーになれます。
そこでこの記事では、副業としてWebデザイナーを始める人が知っておくべき知識をご紹介します。
- Webデザイナーにデザインセンスがいらない理由
- 副業にWebデザイナーがおすすめな理由
- Webデザイナーの主な仕事内容
この記事を最後まで読めば「副業Webデザイナーとして活躍するために身につけるべきスキルとその勉強方法」を知れます。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
Webデザイナーに"センス"は必要ない
結論から言うと、Webデザイナーにセンスは必要ありません。
なぜなら、デザインに必要なことは「論理的に考える力」だからです。
そもそも、Webデザイナーに求められるデザインは画家のような「表現力」や「芸術性」のあるデザインではなく「読者が目を惹く」「読者に行動を促す」デザインです。
そのため、正しい知識を身につければ「デザインが苦手」であっても、Webデザイナーとして活躍できます。
例として、僕のYouTubeチャンネルのサムネイル画像をご覧ください。
上の画像は、
- 「非モテ」と「モテ」の文字だけ色を付けることで目を引かせる
- 左右の人の明るさを変えて「非モテ」と「モテ」を表現している
- 「誰が興味あるの?笑」の文字に強弱を付けることでインパクトを与える
といったように「どうやったら見やすいか」を論理的に組み立てられているのです。
他の例を挙げると「1枚の画像に使う色は3色までにすると、まとまって見える」「明朝体は長い文章、ゴシック体はインパクトのある短い文章に向いている」など、視覚的にわかりやすいデザインにはパターンがあります。
「いいデザイン」が作れる人は、上記のようなパターンが感覚的にわかっている人であり、その人が作るデザインも論理的に説明することができます。
つまり、デザインは「パターン」を学び「論理的」に組み立てることで、誰でも「いいデザイン」が作れるのです。
きちんとした勉強を積んで試す。これを繰り返すことで「ユーザーの目を引くデザイン」が作れるようになります。
副業にWebデザイナーがおすすめな2つの理由
在宅系の副業は複数ある中で、Webデザイナーがおすすめされている理由は以下の2つです。
- 初案件に取り掛かりやすい
- 高単価の案件を狙いやすい
他の副業と迷っている方は、ぜひチェックしてください。
1.初案件に取り掛かりやすい
「YouTubeのサムネイル」などの画像制作を依頼するクライアントの中には、制作費用を抑えるために「単価が安い代わりに初心者でも応募可能」という条件で募集しているところもあります。
上記のような案件には、実際に作って欲しい「参考画像」が用意されていることが多いです。
いきなり「かっこいい画像を作って」というように、高いデザインスキルを求められることはありません。
また、デザインツールには「Canva」のように無料で使えるものもあるため、初期費用もかけずに始めることも可能です。
仮に、副業としてプログラミングを始めたい場合、スキルが身につけば高単価な仕事を受けやすくはなりますが、そのスキルを身につけるまでに勉強時間が長くかかってしまいます。
また、株やFXなどの投資系の副業では、最初から軍資金としてある程度の資金が必要であるため「貯金がないからこれから副業で稼ぎたい」という人にとっては向いていません。
Webデザインは「まずは何か始めてみたい」と思っている人が即行動しやすいというメリットがあります。
2.高単価の案件を狙いやすい
Webデザインの案件は、Webライターや動画編集などの在宅系の副業に比べると1案件の単価が高く、Webサイトのトップページ1枚だけでも5万円〜13万円ほど。
売上に直結するLP(ランディングページ)やページ数の多いWebサイトのデザイン制作の場合は、1件で20万円を超えることもあります。
また、PC画面で作ったデザインをスマホなどの小さい画面で表示させると、画像や文字の配置がずれ、デザイン全体のバランスが崩れる可能性があります。そのため、スマホ表示でデザインが崩れないようにするために、クライアントから「スマホ専用のデザイン」を別途依頼される可能性もあるのです。
このように、LP一枚のデザインを完璧に作り上げるのはかなりの工数がかかるので、デザインの単価も上がってくるのです。
上記のようなWebサイトのデザイン制作の案件を1ヶ月に2本〜3本作れれば、本業と同じくらいの報酬がもらえるのではないでしょうか。
Webデザイナーの主な仕事内容3選
Webデザイナーとして仕事をする場合は、主に以下の3つの仕事を受けます。
- バナー・アイキャッチ画像の制作
- LP(ランディングページ)の制作
- Webサイトのデザイン制作
それぞれの仕事にも難易度はピンからキリまでありますが、初心者におすすめの仕事は「バナー・アイキャッチ画像の作成」です。
Webデザイナーとして働くイメージが湧きやすくなるためにも、以下で詳しい仕事内容をチェックしてください。
1.バナー・アイキャッチ画像の制作
バナー・アイキャッチ画像とは、ブログやYouTubeのサムネイル、ブログのアイキャッチ画像などのことを指します。
↓↓当サイトのバナー↓↓
上記のような画像を作る仕事です。「Figma」や「Photoshop」といったデザインツールを使って、写真や文字を組み合わせてユーザーの目を惹く画像を作ります。
バナー・アイキャッチ画像の単価は、1枚300円〜500円ほどの安い案件から、1枚1,000円〜5,000円などの高い案件まで様々。
中には「質よりもとにかく大量に発注したい」という考えの発注者もいて、案件によっては初心者でも受注しやすかったりします。
画像1枚を1,500円で受注できるようになれば、1ヶ月で20枚作れれば3万円分受注できますからね。
とはいえ、バナーやサムネイルは商品や動画のクリック率を左右する重要な部分。
費用をかけてでも「クリック率が上がるバナー」を作りたい企業から仕事を受けるためには、経験や知識が必要となります。
そのため、バナー・アイキャッチ画像の制作には安価な案件から高単価な案件までが存在し、初心者からプロまでが受けるような仕事です。
2.LP(ランディングページ)の制作
LPとは、検索結果や広告リンクをクリックしてきたユーザーに対して、商品やサービスの購入へ誘導するための縦長のページを指します。
↓↓ランディングページの例↓↓
LPを作る際は、デザインツールを使って見やすいデザインを作れるだけでなく、ページに辿り着いたユーザーに商品購入を決定してもらうための誘導できるようなデザインにする必要があります。
ユーザーを誘導するためには「セールスの型」を理解していることも重要なのです。
そのため、バナー・アイキャッチ画像制作よりも単価は高く、相場は6万円〜20万円ほど。
また、LPはデザインを作るだけでなく、作ったデザインをWebサイトのページに表示させるために、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を使ってコーディングする必要があります。
一般的に、コーディングは別のプログラマーに依頼することが多いですが、コーディングの仕事も巻き取れるようになれば、結果的にもらえる報酬は増えるでしょう。
3.Webサイトのデザイン制作
Webデザイナーには、企業のHPやブログなどのWebサイトのデザインを作る仕事もあります。
中長期に渡ってクライアントとヒアリングをしながら仕事をする場合が多く、高単価の案件を狙える仕事です。
僕が運営するWeb制作・システム開発のサービスである「ワンダフルズ」のHPも、Webデザイナーにデザインを作ってもらっています。
Webサイトのデザイン制作は、クライアントのイメージを汲み取りつつ、Webサイトに訪れたユーザーが快適に使えるデザインを作る必要があります。
また、スマホが普及してからはWebサイトを閲覧するユーザーがPCよりスマホで見る人が増えていることから、PC上での表示だけでなく、画面が小さいスマホでの表示に対応させる「レスポンシブデザイン」を依頼されることもあるでしょう。
Webサイトのデザインの仕事は、コーディングを担当する人や全体を管理するディレクターなど、チームで仕事を進めることも多いです。
特に、ページ数が多く複雑な構成のサイトを作る際には、たくさんの人が関わり、チームの一員として作業をすることもあります。
Webサイトのデザイン制作の案件の相場は、上画像のようなトップページなら5万円〜13万円程度。
トップページ以外なら2万円〜5万円程度で、クライアントから提示されたページ数に応じて全体の案件の報酬が決まるようなイメージです。
また、スマホ用の「レスポンシブデザイン」も作るとさらに報酬は上がります。
副業でWebデザイナーとして稼ぐために必要な2つのスキル
副業でWebデザインを始めるときに「実際に使うスキル」を把握していないと「実際には使わないムダな知識」に勉強時間を割くことになります。
Webデザインを始める場合は、以下のスキルを優先的に磨きましょう。
- デザインツールを使うスキル
- コーディングのスキル
未経験の方でもプロの方でもWebデザイナーが共通して身につけるべきスキルなので、ぜひチェックしてください。
1.デザインツールを使うスキル
Webデザイナーとして働くうえで、デザインツールは初心者からプロまでずっと使う商売道具。
野球選手にとってのグローブのような存在ですね。
よく使われるデザインツールには、以下のとおり。
- Photoshop
- Figma
- XD
- Sketch
- Canva
↓↓Photoshopの編集画面↓↓
Webデザイナーがデザインツールを使いこなせないと、自分が想い描いているイメージを具現化できなかったり、作業に時間がかかって納期が遅れたりします。
特に、副業でWebデザインをやる人は作業できる時間が限られているため、作業を効率よく進めることは需要です。
デザインツールは座学で勉強するよりも何度も使っているうちに慣れくるものなので、最初はわからなくてもどんどん作業して使い慣れてきましょう。
また、デザインツールの種類はさまざまで無料で使えるものも多いですが、上記で紹介した有名なツールを使うことがおすすめです。
なぜなら、操作性がよく、同じデザインツールを使っている人のデータなら互換性があるため、データの共有時に便利だからです。
デザインを0の状態から作るのが不安な方は「Canva」を使うのがおすすめ。あらかじめデザインのテンプレートが用意されてるので、初心者の方でもかなり使いやすいと思います。
2.コーディングのスキル
コーディングとは、プログラミング言語を構築して、デザインが決まったページをWeb上に表示させるためにコードを書く作業のことです。
当然このサイトも、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を使って作られています。
先にお伝えすると、コーディングスキルはWebデザイナーにとって必須のスキルではありません。
しかし、LPやホームページのデザイン制作では必ず発生する工程なので、コーディング作業まで巻き取れると、クライアントが他の人へ仕事を依頼する手間がなくなります。
また、「デザインを作る作業」と「コーディングする作業」の両方の作業をこなせるようになれば、コーポレートサイトのデザイン制作1件の場合10万円〜50万円の案件を引き受けられるようになるでしょう。(出典:Web幹事「コーポレートサイトの費用と料金相場」)
ですが、Webデザイナーとして仕事を取るためには、まず「いいデザイン」を作れるようになることが大前提。
最初はコーディングの勉強は置いておいて、始めるならデザインの勉強から始めて極めることが重要です。
まとめ
では、Webデザイナーを副業で始めるためのポイントを、以下にまとめておきます。
- Webデザイナーにセンスは必要ない
- 初案件に取り掛かりやすく、スキルが付けば高単価の案件が狙える
- 座学も大切だが、実戦経験を積むことも重要
「失敗してもいいからやってみよう」というマインドで最初の一歩に挑戦することが副業Webデザイナーを始めるうえで重要です。
Webデザイナーを始めたいと思ったら、すぐに行動を始めましょう。
なお、僕が運営しているビジネス系オンラインサロン「人生逃げ切りサロン」に入会していただくと、これからWebデザイナーになるための動画講義を無料で受けていただけます。
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