
本記事では2026年最新のSIer平均年収をランキング形式で紹介し、自分に合ったSIerの選び方を解説します。
他業界と比較して、SIerは平均年収が高い傾向にあります。高収入を目指して、SIerへの転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では特に平均年収の高い大手SIerや上位企業の特徴、選び方のコツを解説していきます。
SIerに転職して年収を上げたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
SIer平均年収ランキングTOP30【2026年最新】

東洋経済オンラインの就職四季報ベースのデータを参考に、平均年収が高いSIerをランキング形式でまとめました。
SIer 年収ランキングTOP30を見ると、年収1,000万円超を狙える企業は一部に限られ、企業選びで収入差が大きく開くことが分かります。
年収は年齢や評価によって変わるものですが、どの企業が高水準なのかをつかむには十分参考になります。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1 | 電通総研 | 1,123万円 | 40.1歳 |
| 2 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 1,090万円 | 40.0歳 |
| 3 | JSOL | 982万円 | 44.0歳 |
| 4 | シンプレクス・ホールディングス | 982万円 | 31.3歳 |
| 5 | 日立システムズ | 966万円 | 43.1歳 |
| 6 | 日立ソリューションズ | 922万円 | 44.1歳 |
| 7 | 日鉄ソリューションズ | 918万円 | 39.8歳 |
| 8 | JBCCホールディングス | 906万円 | 42.8歳 |
| 9 | 三菱UFJインフォメーションテクノロジー | 892万円 | 39.7歳 |
| 10 | リンクレア | 848万円 | 36.1歳 |
| 11 | BIPROGY | 846万円 | 46.4歳 |
| 12 | コベルコシステム | 844万円 | 41.9歳 |
| 13 | 東芝情報システム | 840万円 | 45.9歳 |
| 14 | JFEシステムズ | 838万円 | 42.3歳 |
| 15 | エクサ | 834万円 | 45.6歳 |
| 16 | NTTドコモソリューションズ | 824万円 | 43.1歳 |
| 17 | 三菱電機DCS | 807万円 | 41.8歳 |
| 18 | TIS | 806万円 | 40.6歳 |
| 19 | SCSK | 788万円 | 42.9歳 |
| 20 | NECソリューションイノベータ | 785万円 | 42.3歳 |
| 21 | ニッセイ情報テクノロジー | 781万円 | 39.0歳 |
| 22 | オージス総研 | 776万円 | 43.9歳 |
| 23 | トヨタシステムズ | 762万円 | 38.0歳 |
| 24 | 菱友システムズ | 758万円 | 43.6歳 |
| 25 | スミセイ情報システム | 755万円 | 40.8歳 |
| 26 | 中電シーティーアイ | 734万円 | 40.6歳 |
| 27 | NSD | 717万円 | 39.5歳 |
| 28 | NCS&A | 708万円 | 40.5歳 |
| 29 | アイネス | 703万円 | 42.2歳 |
| 30 | インテック | 674万円 | 41.5歳 |
※平均年収・平均年齢は、東洋経済オンラインの就職四季報ベースの記事を参考に整理しています。東洋経済は、平均年収の回答があったIT(システム・ソフト)業界企業を対象にランキングしています。
上位2社は平均年収が1,000万円を超えており、SIerの中でもかなり高水準です。一方で、3位以下でも900万円前後の企業は十分に狙い目です。
年収だけでなく、担当できる工程や働き方も含めて見ていくのがおすすめです。
【種類別】SIerの平均年収ランキング

SIerの年収ランキングを種類別に見ると、ユーザー系に高年収企業が多く、独立系は若くても高年収を狙いやすいです。
同じSIerでも、親会社の業種や会社の成り立ちで強みが変わります。そのため、種類別に見ると自分に合う企業を絞り込みやすくなりますよ。
種類別で順に解説していきます。
1. ユーザー系SIer年収ランキングTOP5
ユーザー系SIerは、親会社やグループ企業の安定案件を持ちやすいため、高年収と安定性を両立しやすいです。
グループの基幹システムや大規模案件を継続して担いやすく、収益基盤がぶれにくいからです。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1 | 電通総研 | 1,123万円 | 40.1歳 |
| 2 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 1,090万円 | 40.0歳 |
| 3 | JSOL | 982万円 | 44.0歳 |
| 4 | 日鉄ソリューションズ | 918万円 | 39.8歳 |
| 5 | 三菱UFJインフォメーションテクノロジー | 892万円 | 39.7歳 |
上位企業を見ると、900万円台後半から1,000万円超えの企業が並びます。特に電通総研と伊藤忠テクノソリューションズは、年収水準がかなり高いです。
2. メーカー系SIer年収ランキングTOP5
メーカー系SIerは、親会社の技術基盤を活かせるため、安定した案件で年収を積み上げやすいです。電機・機械系グループの案件を継続的に受けやすく、堅実にキャリアを築きやすいからです。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日立システムズ | 966万円 | 43.1歳 |
| 2 | 日立ソリューションズ | 922万円 | 44.1歳 |
| 3 | 東芝情報システム | 840万円 | 45.9歳 |
| 4 | 三菱電機DCS | 807万円 | 41.8歳 |
| 5 | NECソリューションイノベータ | 785万円 | 42.3歳 |
メーカー系は、年収の高さだけでなく、安定感も重視したい人に向いています。
日立系が上位を占めており、グループ基盤の強さが見えやすい結果です。
3. 独立系SIer年収ランキングTOP5
独立系SIerは、親会社に縛られにくいため、企業の実力が年収に反映されやすいです。幅広い業界の案件を受けやすく、会社ごとの差が出やすいからです。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1 | シンプレクス・ホールディングス | 982万円 | 31.3歳 |
| 2 | JBCCホールディングス | 906万円 | 42.8歳 |
| 3 | BIPROGY | 846万円 | 46.4歳 |
| 4 | TIS | 806万円 | 40.6歳 |
| 5 | NSD | 717万円 | 39.5歳 |
独立系は、会社によって年収差が大きいのが特徴です。特にシンプレクス・ホールディングスは、平均年齢31.3歳で982万円とかなり高水準です。
4. 外資系SIerの年収目安と特徴
外資系SIerの年収目安は、平均年収の横並び比較よりも、報酬体系と狙える年収レンジで見る方が実態に近いです。日本法人単体で平均年収を開示していない企業が多く、日系SIerのように一覧で比べにくいからです。
外資系SIerは、成果や専門性が報酬に反映されやすいのが強みです。実際、外資系SIerの求人ベースでは、年収レンジは400万〜1,200万円、平均は約824万円とされています。
特にクラウド、ERP、ITコンサル、プロジェクトマネジメントのような高付加価値領域では、成果や専門性が報酬に反映されやすいです。
そのぶん、英語力や上流経験が求められやすく、誰にでも向く選択肢ではありません。
SIer年収TOP5企業の特徴と強み

SIerの年収ランキング上位5社は、「上流案件に強い企業」と「若くても成果で稼ぎやすい企業」に分かれます。
同じSIerでも、年収が高い会社には共通点があります。
それは、難易度の高い案件を扱いやすいことと、収益性の高い領域に強いことです。
以下で順に見ていきましょう。
1位 電通総研|平均年収1,123万円
電通総研は、電通グループの基盤に加えてコンサルティング機能も強いため、高単価案件を受けやすく年収も高水準です。
2024年に電通国際情報サービスから社名変更し、コンサルやシンクタンク機能の強化を打ち出しました。
金融や製造だけでなく、企業の業務改革や行政DXも支援しており、上流から関わりやすい点が強みです。
2位 伊藤忠テクノソリューションズ|平均年収1,090万円
伊藤忠テクノソリューションズは、伊藤忠商事グループの顧客基盤を活かせるため、大手向けの高単価案件で高年収を狙いやすいです。
インフラ、クラウド、セキュリティなど、企業の投資額が大きい領域に強く、先端技術の研究開発にも力を入れています。
商社系らしく幅広い業界との接点を持てるので、案件の規模と収益性を確保しやすい企業です。
3位 JSOL|平均年収982万円
JSOLは、金融や製造など大手企業向けの専門性が高いため、知名度以上に高年収を狙える企業です。
日本総研グループの流れを持ち、業界に深く入り込む案件に強みがあります。
派手な知名度で選ばれるタイプではありませんが、難易度の高い業務領域を支えることで高付加価値を出しやすいです。
4位 シンプレクス・ホールディングス|平均年収982万円
シンプレクス・ホールディングスは、先端領域の難易度が高い案件を扱うため、若いうちから成果で稼ぎやすい企業です。
平均年齢31.3歳で982万円という数字はかなり目立ちます。金融領域を中心に、戦略性や技術力が求められる案件へ入りやすく、実力が報酬に反映されやすいです。
若いうちから実力で年収を伸ばしたい人に向いている企業ですね。
5位 日立システムズ|平均年収966万円
日立システムズは、日立グループの技術基盤と顧客網を活かせるため、安定性を保ちながら高年収を狙いやすい企業です。
独立系のような大きな跳ね方ではなくても、大規模案件を継続して受けやすい点は強みです。
メーカー系らしく堅実にキャリアを積みやすく、待遇と働きやすさのバランスを取りやすい企業と言えます。
SIerで年収1000万円を目指すには?具体的なキャリアパス

SIer 年収1000万円を目指すなら、上流工程へ寄りながら、マネジメント経験か高付加価値領域の専門性を積むのが現実的です。
年収が大きく上がりやすいのは、実装中心の役割より、要件定義や顧客折衝、PM、ITコンサルに近い役割だからです。
以下で順に見ていきましょう。
大手プライムベンダーへ転職してPM・リーダーを目指す
PMやリーダーは、案件全体の成果に責任を持つため、SIerで年収1000万円を狙う王道ルートです。収益や品質、納期に影響する立場ほど、報酬も上がりやすいからです。
ただし、いきなり大規模PMを目指すのは現実的ではありません。
上流工程の経験を積んでITコンサルタントへ転身する
ITコンサルタントは、顧客課題の整理と提案を担うため、SIerでも年収1000万円に届きやすい職種です。実装だけでなく、要件定義や業務設計、改善提案までできる人材は希少だからです。
ただし、技術経験だけで自然に移れるわけではありません。
業務理解や提案力、経営層と話せる視点まで求められます。
クラウド・AI分野の資格を取得して市場価値を高める
クラウド・AI分野の資格は、高単価案件に入りやすくする補強材料になるため、SIerで年収1000万円を目指す土台になります。企業の投資が集まりやすい分野では、専門性の高さが年収に反映されやすいからです。
ただし、資格だけで年収が大きく上がるわけではありません。
専門性を武器にして転職や昇進を有利に進めたい人に向いています。
SIerを選ぶ際の4つのポイント

SIerを選ぶ際の4つのポイントは、高年収だけで決めず、経営基盤・強み・工程・社風まで見ることです。
特に、長く年収を伸ばしたいなら、今の待遇より将来の伸びしろも見た方が良いですね。
順番に解説していきます。
1. 経営が安定しているか
経営が安定しているSIerは、案件が途切れにくく育成にも余裕を持ちやすいため、転職先として失敗しにくいです。
売上や利益が安定している会社ほど、大規模案件や継続案件を受けやすいからです。
企業を見るときは、四季報を使って企業のデータを分析し、売上高や営業利益が大きく落ちていないかを先に確認しましょう。
経営が安定しているSIerは新人の育成にも力を入れている傾向があるため、未経験で転職を考えている人に特におすすめです。しかし、転職市場で人気の高い企業でもあるため、まったくスキルのない状態では厳しい状況が予想されます。
そもそもプログラミングスキルが身についていなければ、転職に成功しても仕事が回らなくなる可能性があります。詳しく知りたい方は、SIerでプログラミングできない人が詰むって本当!?今からできる対策をご覧ください。
また、転職する際はキャリアプランの形成も重要です。「どこでもいいから転職したい」という姿勢では、現状は打破できません。
テックステージは、プログラミングスキルの習得とキャリア設計支援をセットで提供するプログラミングスクールです。専属コーチと中長期的なキャリアプランを作り上げて、理想の転職を実現させましょう。
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2. 独自の強みを持っているか
独自の強みを持つSIerは、高単価案件を取りやすいため、年収や将来性でも有利になりやすいです。他社に置き換えにくい会社ほど、価格競争に巻き込まれにくいからです。
特定業界に強い、上流から入れる、自社サービスを持つ、高利益率を保っている会社は要チェックです。
さらに強みを探すときには、四季報のデータが活用できます。売上や営業利益からは、次のような予測が立てられます。
- 売上が大きい:大規模案件を受注していそう
- 営業利益が大きい:好待遇で働けそう
- 営業利益率が高い:付加価値の高い仕事ができそう
複数の業界とコネクションがある、市場は小さくても需要のある分野に対応できる技術を持っているといった、独自の強みを持つSIerを選びましょう。
3. 携わりたい開発工程を扱っているか
携わりたい開発工程を扱うSIerを選ぶことは、年収よりも先にキャリアの伸び方を決める重要な判断です。
IT業界は多重下請け構造のため、同じSIerでも、元請けと3次請け・4次請けでは業務が異なります。
システム開発は、以下のように工程が分かれています。
- 業務分析
- 要件定義
- 設計
- 開発
- 運用
上流工程を経験したいなら、要件定義や顧客折衝を持つ元請け寄りの企業を優先した方がいいです。一方で、設計や開発で技術を磨きたいなら、開発比率が高い会社の方が経験を積みやすいです。
SIerについてもっと詳しく知りたい方は、【IT転職】SIerとは?種類や仕事内容について元SIerの僕が徹底解説の記事もご覧ください。
4. 社風やホワイト度が合いそうか
社風やホワイト度が合うSIerを選ばないと、年収が高くても働き方のギャップで長続きしにくいです。評価制度や残業の多さ、意思決定の速さは会社ごとの差が大きいからです。
沿革や社員数、社風など、転職を希望するSIerについて徹底的に調べましょう。
大手は安定感がある一方で年功序列が残ることがあり、ベンチャー寄りは裁量が大きい反面、変化も速いです。
求人票だけで判断せず、口コミ、面接時の雰囲気、残業や離職率の傾向まで見るのがおすすめです。
しかし、企業の情報を個人で調べるには限界があります。テックステージの面接対策は、業界を知り尽くしたコーチが企業分析したうえで行うため、情報面でも他の転職希望者に差をつけられます。
プロのサポートを受けて理想の働き方を実現したい方は、未経験からITエンジニアを目指せるテックステージを活用してみてください。
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SIerの年収に関するよくある質問

SIerの年収に関して、よくある質問に回答していきます。
順に見ていきましょう。
SIerの年収の中央値はどのくらい?
SIerの年収中央値は、厳密な統一データは少ないものの、目安は450万〜550万円前後です。 ただし、これは業界全体のざっくりした水準です。
実際、ITエンジニア全体では30代平均が500万円台に乗るデータもあり、SIerも企業規模や担当工程によってこのあたりを中心に上下しやすいです。
そのため、中央値は業界全体の目安として見つつ、転職先を選ぶときは個社の年収テーブルまで確認しましょう。
SIer勤務で30歳の平均年収はどのくらい?
SIer勤務で30歳の年収は、一般的なIT人材なら500万円台が目安ですが、上位SIerでは1,000万円近い例もあります。同じSIerでも、担当工程や会社の年収テーブルで差が大きく開くからです。
30歳の年収は「普通の相場」と「上位企業の水準」を分けて見るのがコツです。
5大SIerとはどの企業を指す?
5大SIerは、一般に日立製作所、NTTデータ、富士通、NEC、野村総合研究所を指すことが多いです。売上規模や業界での存在感が大きく、業界研究や転職記事で比較対象になりやすいからです。
ただし、「5大SIer」は法律や公的定義で決まった呼び方ではありません。
記事や転職サイトによって少し顔ぶれが変わることもあるので、代表的な呼び方として捉えるのがよいでしょう。
年収の高いSIerに転職するために「テックステージ」で差をつけよう
最後にこの記事で紹介してきたことをまとめます。
- 高年収SIerは一部に限られ、企業選びで年収差が大きく開く
- ユーザー系は安定感が強く、独立系は実力次第で伸ばしやすい
- 年収1000万円を目指すなら、上流工程・PM経験・高付加価値領域が重要
- 転職先は年収だけでなく、経営基盤・強み・工程・社風まで見るべき
年収の高い企業は当然人気が高く、プログラミングスキルの習得は転職の必須条件です。また、キャリアプランを明確にし、転職のミスマッチを防ぐことも重要です。
とはいえ、現場で通用するスキルがまだ身についていない方や、スキルに自信はあっても転職活動に苦手意識を持つ方もいるでしょう。そこでおすすめなのがテックステージです。
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