シェアハウスはやめとけと言われる理由7選|失敗する人の共通点とは

「『シェアハウス やめとけ』で検索したら、出てくるのはやめとけの大合唱。本当に全部ダメなのか確かめたい」
「友達と住もうと盛り上がったけど、半年で気まずくなった先輩の顔がちらつく」

——その不安、わかります。

ぼく自身、東京にいたころ「東京に出たいならまずシェアハウスすればいい」と軽い気持ちで30人以上に勧めてきました。

ところがその多くが半年以内に仲違いして散っていったんです。だからこの記事は、きれいごとではなく「どんな家が・どんな人が失敗するのか」をズバリ正直に書きます。

一方で、継続的なシェアハウス運営をしている人達もいて、一体他のシェアハウスと何が違うのだろうと思い、過去に彼らに徹底的にヒアリングを繰り返したことがあります。結果、シェアハウスを失敗させない「ある考え方」があることがわかりました。

この記事では、シェアハウスの失敗談から見えてきた現実と、トラブルを避けるために必要な考え方、そして成功させるための極意についてお話ししようと思います。これを読んだあなたは快適なシェアハウス運営を実現できること間違いなし。

まあシェアハウスの悩みは、突き詰めると「お金」と「人間関係」に行き着きます。住まいの選択肢を広げる第一歩として、自分に合う収入の作り方を無料の副業診断で確かめてみてください。

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
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シェアハウスはやめとけと言われる7つの理由

シェアハウスがやめとけと言われる理由は、大きく7つ。

  1. プライバシー・一人の時間が確保しにくい
  2. 生活音・騒音が気になる
  3. 人間関係と生活リズムのズレ
  4. 家賃・光熱費の金銭トラブル
  5. 盗難・セキュリティの不安
  6. 共用部の衛生とルール違反
  7. 退去・契約時のトラブル

順番に、なぜそう言われるのかを見ていきます。

1.プライバシー・一人の時間が確保しにくい

シェアハウスで最初に効いてくるのが、一人になれる時間の少なさです。

共用のリビングやキッチンを通らないと自室に入れない間取りも多く、誰かと顔を合わせる回数が自然に増えるためです。

ぼくが勧めたなかでも、在宅ワークの人ほど「集中できる場所がない」とこぼしていました。国民生活センターにも、共同生活や騒音にまつわる相談が数多く寄せられています。

一人の時間を死守したい人にとって、ここが最初の関門になります。

2.生活音・騒音が気になる

二つ目は生活音です。壁が薄い物件だと、深夜の足音や話し声がそのまま届きます。

もともと一軒家を改装したシェアハウスも多く、防音は一般のマンションより弱い傾向があるからです。

国民生活センターも、耐えられない騒音は時間や状況を記録したうえで管理会社や貸主に対応を求めるよう案内しています。ぼくの周りでも、夜型と朝型が同居して関係が悪化した例は珍しくありませんでした。

音に敏感な人は、入居前に実物の壁と住人の生活時間帯を必ず確認すべきです。

3.人間関係と生活リズムのズレ

三つ目は人間関係のストレスで、これが「やめとけ」の中心にあります。

掃除の頻度も食事の時間もバラバラな他人と密着すると、最初は小さなズレが積み重なって許容できなくなるからです。

ぼくの経験では、会社で隣席の人が毎日マスクなしで咳き込むのが気になるのと同じことが、家のなかで四六時中起こります。仲のよかった友達同士でも、半年で生理的に無理になる例を何度も見ました。

他人との距離の近さは、メリットにも最大のストレス源にもなります。

4.家賃・光熱費の金銭トラブル

四つ目はお金のトラブルで、放置すると一番こじれます。

4〜5人で暮らすと、毎月一人くらい家賃や光熱費の振り込みが遅れる人が出て、誰が立て替えるかでもめるからです。

ぼくが見てきた家では、現金を手渡しで集金する家ほど滞納が常態化していました。誰かが払わない月は、リーダー役が立て替えるか催促に追われるかで、人間関係まで一気にぎすぎすします。逆に毎月の生活費を自動の継続課金にした家は、この種の争いがほぼ消えていました。

お金の仕組みをルーズにした時点で、シェアハウスは崩れ始めます。

5.盗難・セキュリティの不安

五つ目は盗難で、人の出入りが多い家ほどリスクが上がります。

友人が友人を連れてくる文化があり、知らない人が共用部に出入りする機会が増えるためです。

ぼく自身、家賃の安さだけで人を集めた家ではパーティのたびに財布が消える事件が起きた一方、入居審査のしっかりした家ではまったく起きませんでした。これは住む人の層と管理体制の差です。

貴重品は自室で管理し、セキュリティの甘い物件は避けるのが鉄則です。

6.共用部の衛生とルール違反

六つ目は共用部の衛生で、誰か一人のだらしなさが全員に跳ね返ります。

キッチンや水回りを多人数で使うため、一人がルールを守らないだけで汚れや臭いが共有空間に広がるからです。

清掃スタッフが定期清掃に入る運営型の家は比較的きれいですが、住民の自主管理に任せる家は荒れやすい傾向がありました。国立不動産も、掃除しない住民には管理会社経由で注意してもらうよう勧めています。

衛生面は、運営の関与度で大きく変わるポイントです。

7.退去・契約時のトラブル

七つ目は退去や契約まわりのトラブルです。

短期解約の違約金や原状回復費など、契約条件をよく読まずに入居して、あとで揉めるケースがあるからです。

国民生活センターによると、賃貸住宅の相談は年間3〜4万件あり、そのうち敷金・原状回復に関する相談が年間1〜1.5万件と約3割を占めます。シェアハウスもこの例外ではありません。

契約書の解約条件と費用負担は、入居前に必ず目を通しておくべきです。

「やめとけ」の本質はここ|失敗するシェアハウスの共通点と解決法

シェアハウスの失敗でよくあるトラブルとその解決法

シェアハウスでよく起こる失敗とその解決法についてまとめてみました。

 

1. 生活がルーズなやつに腹が立ってきてトラブルになる

当たり前ですが、シェアハウスの住民それぞれ、生活スタイルに差があります。

例えば、毎日洗濯しないと気が済まない几帳面な人もいれば、一週間分くらいまとめて洗いたいという大雑把な人もいます。最初はこれくらいの相違は少しイラッとする程度なのですが、密着した生活を続けていくと、だんだんと許容できなくなっていきます。

会社で隣の席の人が咳き込んでも、一度や二度くらいなら気にはなりませんが、毎日数分単位でマスクもつけずにゴホゴホされるとイライラしてくるでしょ。しまいには、咳以外の全ての行動に嫌悪感を抱くようになります。それと同じようなことが住民同士で起こるんですね。

シェアハウスをする前は仲が良かった間柄でも、もはや生理的に受け付けないレベルまで発展してしまう可能性があります。そうなると、そのメンバーでシェアハウスを続けていくことは難しいでしょう。

対策として、住民間の共通のルールをしっかり決めておくというのはもちろんのこと、重要なのは、もし誰かがそのルールを守らなくても決して怒らないことです。相手を怒鳴りつけ、感情的な対立をつくってしまうと、他の住民にとっても居心地の悪い場所になってしまいます。その時点でシェアハウスは終わりです。

どれだけ生活のだらしない奴がいても、決してその人を追求せず、よく本人の気持ちを聞いてあげてください。本人なりの理由が一応あるので、そこに一定の理解を示してあげることが重要です。そうすれば、意識が変わってルールを守るようになる可能性もあります。まあ、期待はしてはいけませんが。

どうしても本人の姿勢が変わらず、他の住民の我慢が限界に達した時は、「シェアハウスの住民ではない人」からシェアハウスから抜けるように言ってもらいましょう。

感情的な理由でシェアハウスを抜ける人は大抵、立つ鳥跡を濁します。そこをできるだけ穏便に済ませたいなら、間に直接的な利害関係のない人を挟むとうまくいくことが多いです。当事者以外の声は意外と素直に聞き入れやすいんですよね。

2. モチベーションのずれで出ていく:シェアハウスに住む人には特徴がある

シェアハウスを始めるきっかけのほとんどは、「メンバー同士が各々の目標に向かって切磋琢磨しあうための環境を創ること」です。せっかく人が集まるのだから皆、そこを生産的な場にしたいと思うわけです。

ところが、人間弱いもので、どれだけそのような環境があっても、途中で目標達成を諦めてしまう人が出てくるんですよ。

よく、「3:4:3の法則」と呼ばれるものがあります。どんなコミュニティでも、「3:4:3」の割合で、以下の三種類の人間に分かれるというもの。

上位3割:常に高いエネルギーを保ち、目標に向かって努力できる人
中位4割:頑張ったり頑張らなかったりで、結局何にもなれない人
下位3割:全く何もしない人

シェアハウスの場合も、最初は全員やる気まんまんですが、1〜2ヶ月も経てば、例に漏れず、大体この「3:4:3」に分かれます。

そして問題は、下位3割の人達が、上位の人達と密着した生活空間の中で自分の居場所を失ってしまうことなんですよね。

上位3割の人は、周りがどうであろうと、勝手に頑張るし、中位4割の人は、自分は一応「頑張ってるつもり」なのでケロっとしてるのですが、下位3割の肩身がどんどん狭くなっていきます。頑張らない自分が周りから責められてるように感じるわけです。

そして、彼らはどんどん帰宅が遅くなっていきます。いわゆる帰宅恐怖症というやつです。彼らはそのまま放置しておくと最終的に家賃滞納したまま音信不通になったりするので、外出時間が長くなるというような兆候が現れたら早めに本人と腹を割って話す時間を作りましょう。

モチベーションを失うのも本人なりに理由があるので、その部分に関して本音を聞き出しましょう。本音が聞ければ、相手は「自分のことを理解してもらえている」と思ってくれます。彼らにとって再び居心地の良い環境をつくることができれば、彼らがモチベーションを取り戻すこともなくはないです。しかし、これもまた大して期待はしてはいけないですけどw

ともかく、住民の異変を感じたら先手先手で対応していくことが重要です。

3. 金銭に関する気のゆるみが出てくるとやばいサイン

長く生活をともにすると、良くも悪くも家族のように慣れ親しんでしまい、互いに対するリスペクトが薄れ、緊張感がなくなってしまいます。その時に、住民それぞれの「だらしなさ」が表出します。

誰かが掃除や洗濯を怠ける程度なら挽回の余地はあるのですが、金銭に関する気のゆるみが出てくると、致命的です。

シェアハウスをしようと、4〜5人集まると、大体1人くらい、毎月家賃や生活費の振込みが遅いやつが出てくるんですよね。これは、「誰が滞納分肩代わりするねん」という話になるので、めちゃくちゃ輪を乱します。

毎月住民から徴収する生活費については、絶対にPaypalで自動継続課金させましょう。余計な争いをなくすことができます。まあ、リーダーが毎月お金を手渡しで集めるなんて前時代的なのは言語道断です。家賃滞納してくださいと言ってるようなものですからね。

4. シェアハウスは貧乏人が多くて盗難が起きやすい

シェアハウスは、基本的に人が人を呼んでくるので、人の出入りが激しいです。そこで、問題になるのが、盗難などの被害です。

そもそもシェアハウスをしようという人間は、お金がない人が多いです。で、お金がない人の友達もお金がないので、盗みを働くような根性の腐った人間がシェアハウスを出入りすることが多くなります。

過去に一部上場企業に勤める年収1000万超のサラリーマンの自宅で年間50回ホームパーティをやっても一度も盗難事件は発生しませんでしたが、年収200万円台のフリーターが寄せ集まってるシェアハウスでパーティをやると10回に1度は誰かの財布が盗まれてました。

ここで、できる対策は、貴重品は細心の注意を払って管理することのみです。盗まれたら自分の管理不足が原因だと割り切ること。特に、同じ住民の誰かを疑うようなことは絶対にしてはいけません。

シェアハウスに必要な考え方

シェアハウスに必要な考え方

シェアハウスをうまく運営していくために、理解しておくべき考え方が一つだけあります。それは、「他人は変えられない」ということです。

他人の行動や意識を変えようとすると、なんとも押し付けがましい醜い感情に取り憑かれ、ドツボにはまります。

自分から勝手に余計なお世話をしておいて感謝されなかったらキレる人っているじゃないですか。「こんなにやってあげてるのに!」とか「わたしの気持ちはどうなるの?」が口癖のメンヘラとかいますよね。こういう人は周りからすると「とてもウザい」のです。

シェアハウスのメンバーも十人十色ですから、それぞれだらしない部分もあるでしょう。しかし、そこを是正しようとしても自分が病むだけで状況は何も変わりません。変えることができるのは自分自身だけです。どれだけ相手がルーズであっても、他人を変えようとするくらいなら、そのエネルギーを自分が変わることに向けてください。

シェアハウスを長く続けている人達はこのことがよくわかってるんですよね。彼らは時に金銭的なトラブルや、恋愛などによる人間関係のトラブルも経験しますが、絶対に他人を責めず、頻繁に話し合いをし、いつでも腹を割って話せる文化をきちんとつくっています。

まとめ:シェアハウスはデメリットだらけ!

まとめ:シェアハウスはデメリットだらけ!

ということで、シェアハウス運営は難易度が高いです。僕は仮に独身だとしても、絶対にしたくないですねw

確かに、うまく運営できたら相当なコミュニケーション能力は身につくでしょうし、かけがえのない仲間もできます。若者が新しいライフスタイルを発信していくという社会的意義もあるでしょう。

しかし、そのために支払うコストが高すぎます。単に意識の高い環境を創るためなら、なんか適当な社会人サークルとか立ち上げれば十分ですからね。わざわざ一緒に住んで、ありとあらゆるトラブルに巻き込まれる必要はありません。

それでもシェアハウスするなら相当な覚悟を決めてからしてくださいね、ということでした。

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