ITエンジニアが転職や独立をする時、次の現場との「交渉」が必ず必要になってきます。


特に転職エージェント等を仲介する場合、企業との交渉は彼らにお任せすることになるのですが、だからと言ってエンジニアが指をくわえて待っていれば良い案件を紹介してもらえるというわけではありません。


「こういう条件で交渉してくれ」という明確な意思をエージェントに伝える必要があるのです。しかし、はじめて会社を辞める人なんかだと自分の中に基準がないため、うまくエージェントをコントロールできず、なんだかしっくりこない案件を持ってこられることも多々。


今回は、はじめて転職や独立に臨むITエンジニアの方の参考になれるよう、20代前半から転職独立を経験してきた僕が、次の現場に移る際にエージェントに伝えている希望条件についてお話ししようと思います。


転職独立における希望条件一覧

マッチング度の高い仕事を見つけるために重視しているポイントについてまとめました。これらの項目それぞれについて希望を書き出し、優先順位を決めてエージェントに投げると良いです。


ここで重要なのは、希望条件を伝える時は強気でいくことです。多くのエンジニアは自分を過小評価しているため、報酬や精算幅の希望を遠慮がちに出してしまうのですが、それだとエージェントにも依頼元企業にもプライオリティをとられ、割の合わない案件を押し付けられてしまいます。紹介手数料を必要以上に中抜きされたりとか。


自分を小さく見積もることは、交渉においては負けフラグなので絶対にやめましょう。


ポイント1:報酬

転職や独立を決断する場合、次にもらえる報酬はどれくらいかというのは最も気になるところですが、無事転職や独立が成功することを祈るあまり、必要以上に遠慮がちな希望を出してしまうエンジニアもます。それは非常にもったいないです。


転職の場合、転職前の給与水準は超えて当たり前。フリーランスなら、アプリ開発で65万円/月、インフラで60万円/月は貰ってよいと思います。(※フリーランスの場合関東圏以外だと報酬水準は5万円〜15万円下がる)


自分がそんなに貰っていいのかと思うかもしれませんが、エンジニアは売り手市場ですから、強気に出るくらいがちょうどいいのです。


また、フリーランスの場合、報酬が税込表記か税抜表記かはきちんと確認しておいた方が良いです。僕も過去に、60万円(税別)だと思って面接を受けたら、60万円(税込)だったということもありました。60万円(税別)であれば648000円の報酬ですが、60万円(税込)であれば、600000円です。事前にしっかりチェックしておきましょう。


ポイント2:稼働の安定度

稼働の安定度も気になるところでしょう。残業が当たり前となっている現場は人間関係がギスギスしがちでめちゃくちゃ働きにくいので、絶対に避けた方がいいです。


まあ、最近は残業禁止という会社も増えてきました。企業側も、残業させればさせるほど、コストがかさむ上にエンジニアのパフォーマンスが下がって成果物の品質も悪くなるので、賢い会社はエンジニアを定時で帰らせてます。


いっその事、「残業がない会社で!」と希望を出してもいいかもしれませんね。まだそこまで数は多くないですが、あるにはあります。


ポイント3:精算幅

フリーランスの場合、精算幅を見落としてはいけません。精算幅とは、基準の報酬が受け取れる稼働時間の範囲です。


例えば、月の報酬単価が60万円(税込)だったとします。そして、精算幅が「140h-180h」である場合、140時間以上180時間以内に月の稼働時間が収まれば、報酬は一律で60万円(税込)なのです。もし、稼働時間が180hを上回れば超過分の報酬がプラスされ、逆に140hを下回れば不足分報酬からマイナスされます。


関東圏の案件だと、精算幅が一般的に「140h-180h」です。僕は上限より、下限を意識することが多いですね。下限が140hだと、体調を崩して月に2日分くらい休んでしまっても、不足が発生しないですが、下限が150h〜160hとかだと、GWがある5月みたいな稼働日数の少ない月だと必然的に不足が出てしまうんです。エージェントにもできるだけ下限は低い方がいいと伝えています。


ちなみに、関東圏以外では、精算幅の下限は160h以上であることが多く、フリーランスは基本的に休ませてくれないところが多いです。それが嫌なら週3勤務可能な案件などを探すしかないですね。


ポイント4:勤務地

個人的に、満員電車に乗るなどあり得ないと思っているので、常駐型案件を探す時は、徒歩または、自転車で通える距離で探してもらっています。


僕の場合は、自転車で20分程度の距離なら許容できるので、「自宅から半径5〜7km以内で!」と言ってます。チャリ通は運動になるしオススメですよ。夏は暑いし冬は寒いですが。


あまり郊外に住むと、自転車で通える距離に会社がなかったりするので、電車を使わざるを得なくなりますが、それならいっそリモートワーク可能な非常駐案件を探すのもアリかと思います。


ポイント5:服装

できるだけ私服勤務が可能な方がいいですね。エンジニアがわざわざ窮屈なスーツを着て作業する意味なんてどこにもないですから。少なくとも僕はスーツ着て作業すると息苦しくてパフォーマンス落ちますw


関東圏だと、私服勤務できる会社もかなり多くなってきてるんですが、地方はまだここらへんは遅れてますね。慣習に従ってスーツ着用を強要している企業がほとんどです。


ポイント6:業界

この業界は避けたいというのがあればエージェントに伝えておきましょう。僕は官公庁系、金融系は避けています。だってお堅いんだもん。まずスーツ着用ですし、超几帳面に勤怠管理してきますからね。日報のフォーマット埋めるのに30分もかかるとか、その間作業やった方がいいだろと思ってしまうので、合理的な僕には向きません。


さいごに:良いエージェントを利用しよう

結局、営業力のあるエージェントではないとエンジニアの希望条件通りの仕事を持ってきてくれないので、エージェント選びは重要です。


これまで数々のエージェントに登録してきた僕が、オススメする信頼性の高いエージェントをこちらにまとめておいたので、ぜひ参考にしてみてください。


転職ならこちら。


独立ならこちら。
いますぐフリーランスエンジニアになろう

● フリーランスエンジニアってかなりの技術力が必要じゃないの?
● フリーランスエンジニアって営業力が必要なんじゃないの?
● フリーランスエンジニアって不安定なんじゃないの

これらは全部誤解です。2~3年の現場経験があれば十分通用するし、年収800万円以上の高報酬でかつ、自由な働き方をチョイスできるのがフリーランスエンジニアという働き方。ここではエンジニアをサポートする最強の5社をまとめてみたので、ぜひ現役エンジニアの方はご一読ください。

詳細はこちらから

おすすめの記事