会社を辞められない人は世間知らずの田舎者。上京すんのまだ早かったね。

どうも、新卒で入社した会社を11ヶ月で辞めたゆとりフリーランサーのりゅうけんです。

僕は何の臆面もなくスパッと会社を辞められたタイプですが、いつまで経っても辞表を提出できない人っていますよね。そんな彼らを見てて思うのは、結局、退職を阻止してるのっていつも、自分自身の「辞めたら会社に申し訳ない」という、どこから湧いてきたのかもよくわからない忠義心なんだということです。

確かに辞めることに罪悪感を抱くのもわかります。若いあなたがその会社から給料以上の何かを得たことも事実だろうし、まだその恩に報いきれていないと感じるのも無理はありません。僕も多少なりともそういう気持ちはありました。

だけど、その善意につけ込まれていることになぜ気づかないのでしょうか。どう考えても見返りを要求されすぎてるのに、素直に従っちゃうんだから。

そこがすごく田舎者臭いんですよね。間抜けというか軸がないというか。世間を知らなすぎる。そんなあなたが上京するのは早すぎたのです。

今回は、田舎者のくせについつい出来心で上京してしまったがために、社畜という奴隷生活を強いられる羽目になったあなたに、自分の置かれている状況を客観視してもらおうと思います。

あなたの勤めている会社は歌舞伎町のぼったくり居酒屋と同レベ

僕は新卒で入った会社をほぼ研修だけ受けて11ヶ月で辞めてるんですが、感覚的には居酒屋でビール一杯だけ飲んで帰ったみたいな感じです。罪悪感ないこともないけどとやかく言われる筋合いもないという。

僕が辞表を出した時ももちろん上司からおきまりのセリフを吐かれました。

「お前はまだこの会社に貢献できてないんじゃないか?」

「こっちはお前に投資してきたのに恩を仇で返すのは人としてどうなんだ?」

その瞬間、昔テレビのドキュメンタリーで観た、歌舞伎町のぼったくり居酒屋を思い出しました。店長が客に対して、「ニイちゃん、それ無銭飲食。こっち被害者。警察呼ぼか?」とまくしたてているアレです。

絵に描いたような理不尽です。じゃあどれだけ会社に貢献したらOKとされるのかも全くわからないし、これを鵜呑みにすると会社に一生飼い殺されてしまうのではないかという恐怖を感じざるを得ませんでした。

これでせっかくちょっとは感じていた罪悪感も消し飛びましたね。「こんなクソ会社さっさと辞めないとまずいぞ」という考えにすぐに至ったのは言うまでもありません。

あなたの勤めている会社はヤクザが運営している歌舞伎町のぼったくり居酒屋と同レベです。早く気付いて!

感謝を強要された時点で気付け

「仕事があることに感謝しろ。」

「お金をもらって成長させてもらってるんだぞ。」

「会社を裏切ったやつはこの先うまくいかない。」

なんて言葉が耳に入った時点でなぜ気が付かないのでしょう。今まさに会社のイデオロギーに染められようとしてるんですよ。なんで白目むいてボーッとしてるんですか。すぐ辞表書きましょうよ。

マインドコントロールとは、誰かに感謝するように、誰かを尊敬するように、誰かを敵視するように、他人の感情をコントロールすることなんですよ。

こんなの都会に住んでたら誰に教えられなくたってわかりますよね。

都会って悪い人いっぱいいますからね。都会で普通に暮らしてたら高額な投資ソフトを売りつけられかけたり、高額な英会話スクールに入会させられかけたりするでしょ。その度に、他人の精神を支配するノウハウに触れるわけですよ。バカじゃなかったら学ぶじゃないですか。ああ、こうやって人をコントロールしていくんだなって。

僕は「大阪」という日本では割と都会に位置付けられる都市で生まれ育ったので、学生の頃から高額商品のクロージングとか受けてたし、マインドコントロールとは何たるやくらいは10代の頃からある程度理解できていました。

だけど、田舎者にはこれがわからないんでしょうね。よっぽど周りが良い人ばかりだったんだろうなあ。まあ、都会に住んでるくせに、「よくわからないものには近づいてはいけない」という親の洗脳を受けて育ってきたばかりに頭がお花畑になってる人も残念ですけど。

僕は若い時に一度くらいは痛めつけられて社会の仕組みを学んでおくべきだと思います。

「裏切り者」にバチは当たらないよ

たまに、「会社を辞めたらバチが当たる」と本気で思っていそうな人いますよね。いやいや当たんねえよと。田舎者だから都市伝説とか信じてるのかな?

あなたの会社は、途中で辞める人間を「裏切り者」と断罪し、「そんなやつは社会で通用しない」と言いますよね。それを本気で信じ込んでしまったあなたは「この会社に義理を果たせないうちに辞めたら回り回ってしっぺ返しを食らう」とか思っちゃうわけです。

だけど、裏切り者も普通に成功するんですよ。バチなんて当たりません。それが世の中です。田舎者のあなたが思うほど、この社会には「勧善懲悪」なんてシステムは作動していません。法を犯さない限りは。

途中で会社を辞めることが裏切りであるならば、僕は新卒で入社した連中の中だと一番最初に会社を裏切ってます。だけど、すでに元同期の半分程度の労働で彼らの会社の役員クラスの収入が得られるようになってしまったので、彼らとは途方もなく差がついたんじゃないですかね。

かわいくてドSな奥さんももらって幸せです。ざまあみろ。

虐げられていることに気づかず、自分が置かれている状況に感謝すらするのが「奴隷」

奴隷は、自らが奴隷であること気付いた時点で奴隷ではなくなります。つまり、支配する側は、いかに奴隷達に「気付かせないか」が勝負なわけです。

人が自らが置かれている状況の悲惨さについて無自覚になる時、それは、「自分は他者と比べて恵まれてる方だ」と思い込んでいる時です。で、そう勘違いさせるのは実はそんなに難しいことではないんですよね。

僕が勤めていた会社では、4月の入社時に5万円がキャッシュでプレゼントされました。「新生活も始まってお金がかかると思うので、これを使って家具や家電などを揃えなさい」とのことでした。

21歳やそこらの若者にとって5万円は大金です。100人近くいた同期は皆、「なんていい会社に入ったのだろう!」と喜んだわけです。

そこに追い打ちをかけるように人事が、「この会社は新人教育にお金をかけているのだ!」「他所でここまで新人にしてやれる会社なんてない!」「この投資はお前達への期待のあらわれなのだ!」などという言葉を使って心理操作していく。

すると、どうなるか。残業代が出ないことを不思議とも思わない従順な兵隊が5月の半ばには出来上がるわけです。僕はこの状況を客観的に見ていましたが非常に薄気味悪かったのを覚えています。

あなたの「感謝」は、あなたが生み出した感情ではないですよ。会社によって作られた感情です。そこに気付けないうちは一生奴隷です。

さいごに:洗脳を見抜けない田舎者はまだ就職するな

こういった巧妙でも何でもない、典型的なマインドコントロールの手法を見抜けない人間はまだ就職なんてする資格はないと思うんですよ。

というか、就職したら危険ですよ。会社にボロ雑巾のように扱われ、人生を棒に振ってしまうんですから。

片田舎で、アルバイトしながらブログでも書いて生計立ててた方が幾分マシなんじゃないですかね。

会社を辞めたくても辞められない人へ

会社を辞めようとしても上司にうやむやにされたり、下手すれば脅迫されたり恫喝されたりもする現代社会。辞表を提出する勇気が湧かない。そんな人もいると思います。

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