「会って話す」がどれだけ無駄なことかわかっていない人へ。

ブログがうまくいきだすと、過去の知人から「一度お茶して話しませんか?」ってよく言われるんだけど、話をするのにわざわざお茶する理由ってなに。LINEでええやん、LINEで。聞きたいことだけまとめて箇条書きにしてくれ。

いや、僕に何かしらの商品を売りたいとかならわかるよ。クロージングするなら対面が原則ですからね。仮にあなたが保険や不動産の営業マンだとしたらその提案はある意味納得できる。

だけど、あなたは僕から何かしらの儲け話を聞きたい「受信希望の方」でしょ。別にあなたのことが嫌いなわけじゃないですよ。僕も過去には世話になったし、質問があるなら言える範囲で答えてあげたいと思う。ただ、僕もさすがに「お茶」するほど暇じゃないんですよ。

このご時世、「お茶」に対する合理的説明がないなら、オンラインでやり取りしない理由はありません。理由は以下。

時間がかかる

まず「お茶」をするカフェを選んだり、現場まで足を運ぶのに時間がかかります。さらに、「お茶」としての体裁をとるために、「最近どう?」みたいな割とどうでもいいやり取りをしつつ、最低でも1時間以上の枠を維持しないといけません。要点話すだけならほんの数分で終わるのにですよ。

これが「空気を読む」という名の時間の浪費。

別に、交通費とか飲食代とか、お金がかかる分には全然いいんですよ。だけど、僕は内容のカサ増しなんかにだけは時間を使いたくない。

「その時間があればブログ記事の一本でも書いていたい」とか意識の高いことを言いたいわけじゃないですよ。僕はただその時間youtubeでゲーム実況とかみてたいんです。はい。

謎の儀式がある

「お茶」が終わって、「ありがとうございました!」とか言いあって別れたのに、その後オンラインでもまた「ありがとうございました!」ってメッセージを送りあう謎の儀式あるじゃないですか。

感謝の意をあらわすのは素敵なことだとは思いますが、オフラインとオンラインで重複してるわけですよ。え、無駄じゃね。

これが最初からテキストベースのやり取りであれば、最初から最後までシームレスにオンライン上で完結するじゃないですか。

思考の整理と集中力の維持に最も効果的なのは、段取りを減らすことなんです。とにかく作業を一本化したい僕にとっては、「全部LINEでよこせ」の方が都合が良いんですよ。

カレンダーが汚れる

そもそも予定を立てたらカレンダーが汚れるじゃないですか。僕はカレンダーが空白になっていないと気持ち悪くて仕方がないんです。「予定のために生きてる」みたいになっちゃうから。

「成功するためにはカレンダーを真っ黒にすることやで!」とか言いますが、カレンダー真っ黒にしてたらyoutubeみれないからやだ。

「ブロガーの勉強会で登壇」とか「ASPの中の人と打ち合わせ」みたいな、「youtubeみるより優先度高い予定」が時々ありますが、「お茶」のような緊急度も重要度もほぼゼロに等しいものは、僕の中で「予定」になり得ません。

というか、あなたも聞きたいことなんてLINEで今すぐ僕に聞けるのに、「お茶」なんて挟んだら、実際に会う日まで回答がお預けになるでしょ。あなた本当にそれでいいの。待つの得意な人とかなの。

伝えるべき内容が漏れる

会って話すと、僕の場合、大体伝えようと思っていた内容の8割くらいしか伝えられなくなります。対面で話すとインタラクティブになり過ぎて、重要ではないやり取りに重要なやり取りが侵食されがちなんですよ。

さっきも言った通り、「お茶」は、「お茶」としての体裁をとるために他愛のない話も多く含まないといけなくなります。すると、話が広がりすぎるんですよ。話は盛り上がったけどどこか不完全燃焼で、帰り道に言い忘れてたことを思い出すって経験みんなあるでしょ。

相手に一番言ってあげないといけない本質的なアドバイスが相手に届かないリスクがあるんです。これはもちろん相手にとってもよくないわけ。

「聞きたいことが沢山あるから会って話したい」と言う人は多いですが、会って話すと逆に全部聞けなくなっちゃうよと言いたい。あなたも聞きたかったこと家に帰ってから思い出したりしてるよね。

さいごに:「対面で聞く」は相手の時間を奪う

みなさん、「重要なことは対面で聞くのが礼儀」とか思ってますけど、対面でわざわざ相手の時間を奪って質問するほど厚かましいことなんてないですよ。箇条書きで質問まとめてLINEに投げてくれる方がどれだけ親切か。

もちろん、関係性が薄い人なら、いきなり質問来ても無視しますが、昔から仲良くしてる友人だったり、オンラインサロンメンバーの方なら手厚くフォローしますよ。義理人情です。

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