【未来予測】コロナでITエンジニアの働き方はどう変わるか

どうも、りゅうけん(@ryukke)です。

新型コロナウイルスによる外出自粛が続く中、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。コロナの影響でエンジニアの仕事がどうなるのか不安な人も多いんじゃないかと。

僕は現在Web開発の会社を経営していて、現場のプロジェクトマネージャーと話す機会も最近増えてますが、確かにコロナの影響はあるみたいなんですよね。

そこで今回は、コロナの影響でエンジニアの働き方がどう変わっていくのかについてお話しします。

エンジニアになりたての人や、これからフリーランスを目指す人に参考になる話をしていくので、是非最後まで読み進めてみてください。

コロナの影響でITエンジニアの仕事は減っている

早速結論ですが、コロナの影響でエンジニアの仕事はやっぱり減ってるんですよね。

仕事の数だけでなく、エンジニアの単価も減少傾向にあります。

フリーランスエンジニアなら大体月50万円くらいは取れるんですがが、その単価水準もちょっと下がってるみたいですね。

本当に実力のあるエンジニアに仕事が集中している

コロナの影響で求人自体も少しずつ減ってるので、本当に実力のあるエンジニアへと仕事が集中する状況となってます。

なぜ実力がある人に仕事が集中するのかというと、コロナの影響でテレワークが主体になってきてるからです。

というのも、企業は素人に毛が生えたレベルのエンジニアなんかにフルリモートの仕事なんて任せれないんですよ。

現在コロナの影響でテレワークが推奨されていますが、するとエンジニアもガンガンテレワークに移行してくいじゃないですか。

だけど現実問題、テレワークに移行後もちゃんと働いてくれるエンジニアって上位層なんですね。

新人エンジニアがいきなりテレワークをやるのは難しい

新人エンジニアは現場で手取り足取り教えていかないと戦力にならないだろうし、初心者エンジニアがいきなりテレワークとか無理でしょ。

ましてや在宅ワークが前提にも関わらず、いきなり新人を雇えるような会社も減ると思うんですよね。

だからこそ、企業は最初からテレワーク主体で仕事を自主的にやってくれるような人に仕事を頼みたいと思うはず。

このように、社会全体でテレワークが普及するようになると、どうしてもレベルの高いエンジニアに求人が集中するようになります。僕の周りでも実力のあるエンジニアはコロナ前よりも仕事が増えてるみたいだし。

企業はまだテレワーク時代に追いつけていない

一方、未経験のエンジニアは以前と比べるとしんどくなるでしょうね。

もちろん仕事が全くないわけじゃないけど、企業もまだ初心者エンジニアにテレワークさせられるような体制は整えれてないわけですよ。

テレワークで画面の向こう側にいる部下にどんな教育をすればいいのかって知見もほとんどないだろうし、時代はまだそこまで追いついていません。

だからこそ、フルリモートを経験したことのあるエンジニアが余計に活躍できるようになると思うんですよ。

社会がテレワークに対してもっと寛容にならないと、初学者エンジニアが活躍できる場面は少なくなっていくでしょうね。

派遣やフリーランスはいつ切り落とされるか分からない

なお、派遣やフリーランスとして稼働されてる方は、今後「使えない」と判断されるとすぐに切られるようになると思います。

正社員も「就職しにくくなる」という問題がつきまといますが、フリーランスや派遣社員は契約が大体3ヶ月スパンなんですよね。

3ヶ月でその人のパフォーマンス見て、良ければ次の3ヶ月も契約し、安定してたら次は半年契約や1年契約といったように契約期間を更新してもらえます。

ですが、そこまで先が読めない会社も増えてくると思うんですよ。なので、契約更改の期間が1ヶ月になるかもしれないし、そこは覚悟しておいた方が良いと思いますね。

エンジニアが生き残る為にはヒューマンスキルを磨くことが大切

とはいえ、現場でバサっと切られるような人なんて中々いなくて、あるとすればよっぽどショボいエンジニアだと思うんですよね。

コミュニケーションができないヤツは切られる

じゃあどういうエンジニアが切られるのかというと、始業時間が9時なのに毎回遅れるような「極端に勤怠が悪いヤツ」とか、「全くコミュニケーションが取れないヤツ」とかね。

現場でプロジェクトを進めてくなら、仕事の進捗はどんどん報告していかないといけません。

しかし、コミュニケーションができない人は自分が上手く行ってない時ほど報告しないんですよ。上手く行ってないところを報告して怒られるのが怖いみたいなね。

PMからすると仕事の報告をしてくれないと不安です。本人の進捗が悪ければ別の人をアテンドできたりするんですが、報告されないままプロジェクトが進むとめっちゃ大変なんですよ。

「報連相」ができない人は真っ先に切られると思うので、新人の方はマジで気をつけてください。

コミュニケーション能力があれば生き残っていける

反対にあまり技術力がなくても、しっかりコミュニケーションできてれば切られることはないでしょう。

だって、それなりに成長意欲があって現場に貢献しようと思ってくれてる人に対して、

来月からお前はもう来るな!

みたいなこと言えないじゃないですか。やっぱ誰にでも「情」があるわけです。

僕もエンジニアを採用する側ですが、採用基準に置いてるのは「ヒューマンスキル」なんですよ。例えばコミュニケーション能力があって、仕事を最後までやり遂げる責任感もある人とかね。

そこら辺気をつけていれば問題ないんじゃないかと思います。

コロナでもITエンジニアは長期的に需要が増していく

現在コロナによってあらゆる業種がダメージを受けていますが、その中でもエンジニアは比較的生き残りやすい業態かなと思います。

人々の消費はオフラインからオンラインへとシフトしていく

というのも、外出自粛の影響で人々の消費はオフラインからオンラインに向かうわけじゃないですか。

お店でモノが買えなくなると、みんな途端にオンラインで買うようになるでしょ。

オンラインでモノを買うにはシステムが必要なわけで、そのシステムを誰が作るのかというとエンジニア以外他にいません。

なので、エンジニアの需要は長期的に見るとより加速していくんじゃないかなと思いますね。

コロナによってテレワークが主体になれば、テレワークで仕事ができる仕事の代表格としてエンジニアが認知されるだろうし、今まで以上にメジャーで人気な仕事になるんじゃないかなと。

人々がオンラインに移行すればエンジニアの仕事はどんどん増えるので、給料や報酬も上がっていくと思います。

ただでさえエンジニア業界は"案件過多"が続いている

そもそもエンジニア業界は案件過多が続いてます。

エンジニアは供給に対して案件が溢れ返る状態だったので、ほとんど仕事に困らなかったんですよ。

例えば、東京におけるエンジニアの有効求人倍率は「17倍」とかでしたからね。今でこそ少し陰りが見えてきてるかもしれませんが、とはいえエンジニアの仕事はまだまだあります。

なので、この機会にエンジニアを目指してみても良いんじゃないですかね。

まとめ:エンジニアは今の内にアフターコロナに向けた準備をしよう

というわけで、コロナの影響もありエンジニアの仕事は多少なりとも減ってはいますが、長期的に見ると需要はまだまだ上がっていくんじゃないかと思ってます。

なので自宅待機を強制されてる今こそ、家でオンラインのプログラミングスクールなんかをこなしながら、自分のキャリアを考えておけば良いでしょう。

これから本格的に稼働する未経験者のエンジニアこそ、今まで通りちゃんとやるってことが大事ですからね。

家でできることをちゃんとやっておき、コロナが明けた後すぐ活躍できるよう備えときましょう。

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