「正論に見せかけた暴論」に気づけるかどうかに格の違いが現れる

義妹の結婚式で栃木に行く直前の僕のTwitterのタイムライン上のやりとりが一部の界隈で話題になったそうです。一部始終をまとめてくれた記事がこちら。

大阪に帰ってきて、溜まってた仕事も一通り終わらせたので言及します。Twitterの140字でのやりとりだと伝えたい情報の抜け漏れが発生しやすいので記事にしてみました。

あらすじ

事の発端はこちら。ワロリンスさんという方の記事がある女性ブロガーに盗用されたという話。

これについて、ワロリンスさんが「この女性ブロガーが僕のサロンに入ってるなら教育ちゃんとしてくれ」といった旨のツイートを展開。これがたまたま僕の目に入る。

彼女が実際に僕のサロンに入っていたというのは事実なんですが、実は以前僕も彼女に記事をコピペされ、サロン内で注意をしたんです。そして現在、サロンには在籍してらっしゃいません。

ワロリンスさんの「女性ブロガーがやまもとりゅうけんのサロンに在籍している」「やまもとりゅうけんが教育を怠っている」という解釈にはズレがあるためそれを正すことにしました。この人は話通じそうだし。

で、ここまでは良かったのですが、突如横からなんか来た。

実はこのコンサルさんからちょいちょい煽り気味のリプライやエアリプを貰ってました。で、「この人はただケンカがしたいだけだろうな」という雰囲気を感じていたので、スルーしてたんですよ。

案の定、やっぱりケンカがしたかっただけだったっていう。

僕は意地汚い人間なので、こういう戦闘民族には、「相手が自爆してくれそうな時」だけ適当に絡んで受け流すようにしてます。自分の時間がもったいないからね。どっちが悪質かは周囲が勝手に判断してくれるだろうと。

だけど今回は、池ちゃんさんに顛末をまとめて頂いたし、「議論大事」とも言われてるので、せっかくだし言及してみようという運びになりました。

正論のように見える暴論

まず、彼の「お前のスクリーニングが甘いからお前が悪いんだろ。何被害者ぶってるんだ。」という主張は一見正論のように見えますが、暴論です。今からそれを論理的に説明します。

まず、僕のオンラインサロンのLPを読んでもらえれば分かる通りスクリーニングは結構やってます。ブログやLINE@で辛辣なメッセージを投げかけるのも全部スクリーニングです。炎上目的じゃないですよ。だって、めんどくさいやつと仲良くしたくないもの。

また、サロンやnoteで先に限定公開していたこちらの動画でも、「コピペはダメ」と強く言ってます。

その上で、サロンに入ってくる人に僕の記事をコピペされるのは対処のしようがないんですよね。いや、やろうと思えばPaypalで決済完了した人全員とカフェで面談でもして、合格だったら入会させるみたいなことをやれば大分弾けるとは思いますよ。

だけど、そこまでやっても悪質な人が入ってこないとは100%言い切れないし、そもそもそんなコストかけてらんないわけです。月額1980円とかでやってるし。

ってことくらいは、このコンサルさんもわかってるはずなんですよね。おそらくバカではないし、ブログ記事を読む限り、Webマーケティングも良く理解されてると思います。そんな人が「スクリーニングの甘さについて僕の過失を指摘する」ことに並々ならぬ悪意を感じたわけです。

「とにかく論破して恥ずかしい想いをさせてやろう」って感じのね。彼の精神性については今回問いません。

例えて言うなら、痴漢冤罪の人が見知らぬ人から「被害者ぶってるけど満員電車乗ってたお前が全部悪いからなww」って言われるようなもん。電車乗んなきゃ通勤できなかったりするやん?「揚げ足とってるよね」って思うのが一般的感覚じゃないですか。

要するに、「その人が持つ固有の状況において発生しうる止むを得ない過失」を突くのは議論においてフェアじゃないし、暴論ですよという話。これわかる人は優秀。コンサルタントなれる!

というのもあって、まともに取り合いませんでした。というか深夜12時にケンカふっかけられても、次の日から子供連れて栃木行くのにそんな暇なかったよね。

内容で判断する人、状況で判断する人

さて、ノイジーマイノリティには煽動する側と煽動される側がいます。前者が事実の一部を切り取って悪意の込もった批判論を形成し、お祭りごとが大好きな後者を支配下におきクラスタを形成するわけです。

煽動される側は物事を「内容」ではなく「状況」で判断します。彼らにとって事実はどうでもいいんですよ。「なんかすごそうな人が言ってるから正しいに違いない!」という思考で短絡的に行動します。例えると、「1+1=3です!」と言われて、本当に「3が答え」と思い込んじゃうような人。洗脳しやすいタイプですね。

今回の件で言えば、まさに彼の暴論を正論と捉えてしまうような人です。数は把握してないけどまあまあいたんじゃない?

もちろん、このコンサルさんは「優秀な煽動する側」の人間です。僕が彼を一度もブロックしていないのは希少なサンプルだから。ここまでやれる人はそうそういないですよ。

いわゆるプロブロガーと呼ばれる人達を攻撃する際の戦略性の高さは見事。「なんとなくプロブロガーというものに不信感を抱いてるけどどう表現したらいいかわからない」という精神状態の人達を囲い込んで、論を形成しトレンドを生み出す力を持っています。

逆に、彼の手下(ショッカー)的な人は時々ブロックしてます。どこにでもいるのでサンプルとして価値がないから。この「ショッカー」というワーディングも彼発です。ナイスセンス。

今後、「やまもとりゅうけんにブロックされたwwwウケるwww」とかつぶやいてる人を見つけたら、「誰かに煽動されたやつ(=バカ)なんだな」と理解してもらえると良いと思います。

批判はエンタメ。だけど、めんどくさい。

僕は一般的なブロガー界の主張とは異なり、批判はバンバンやってくれて結構というスタンスです。それも含めてエンタメだからね。批判する側も批判される側も、お互いインプレッション増やせたらwin-winでいいんじゃないのっていう。

こういう記事も書いてるくらいなので。

ただ、やっぱ全部に返事はできないんですよ。自分の仕事があるので。

「ビビってんのか〜」とか「逃げたのか〜」って煽ってくれるのもいいですよ。だけど、結局ケンカがしたいだけなら、僕は彼らが勝手に自爆してくれそうな時しか反応しません。

以下、みんなの声。

ちなみにこの人は僕のこと嫌いだそうです。感情抜きに、暴論は暴論と判断できる人もいます。↓

都合の良い時だけ返してきやがってとかとか思うでしょ?だけど僕はケンカしたくてTwitterやってるわけじゃないし、僕をディスってくれても構わないけどボロを出してくれた時しか取り合いません。

だって、道端で突然人が殴りかかってきたら普通は逃げるでしょ。誰だコイツってなるやん。たまに相手してるだけでも良心的じゃないですか?どう?これに妥当な反論ができる人僕見たことないんですけど。

というか、彼らがケンカにおいて駆使する暴論なんて言ってしまえば「お前のカーチャンデベソ!」と同じなわけですよ。「理不尽なマウンティング」っていう意味でね。そんな主張に何を返せば議論になるんですか?「お前のカーチャンの方がデベソ!」ですか?論理的に教えてください。

例えばこのケースで僕をもっと困らせたいのであれば、以下のような追及の方が効果的です。僕がアンチ側ならこう言うかなと。

「サロンメンバーがコピペするなんて、サロンオーナーとの関係性に疑問を感じます。参加者と密なコミュニケーションができてないんじゃないですか?」

これだと、正論になるのわかりますかね。少なくとも今回みたいに「この絡み方さすがにウゼエ」と周囲に言われることはなくなるだろうし、「メンバーと信頼関係も築けていないサロンなんてクソだなwww」という論調に持っていくこともできます。

まあ、うちのサロンは個人間の馴れ合い薄めの総合情報掲示板的な立ち位置ので、「そもそも密な信頼関係とか築くつもりありません」って返すけどね。

というか僕とワロリンスさんのやり取りはディスるのにあまり適切なタイミングではなかったかな。「こういう突っ込まれ方をすると辛い」っていうのは多分僕の方がわかってるので、みなさん今後プロブロガー叩きたい時は聞いてくれたらアドバイスしますよw

さいごに:僕が思うバカの定義

僕は論理が通用しない人をバカと定義しています。要するに、論破されていることに気づかない人。

例えばこの記事を読んで、「暴論じゃねーしwww」とか「その場で返事せずにまとめてきやがって卑怯だなwww」とか「すげえ解釈すぎて呆れてものも言えねえwww」とか言いながらリツイートする人はバカですよね。論理で返せてないので。

つまり、「それってただのあなたの感想ですよね」の一言で終わるような言及をしてしまう人は漏れなくバカなんですよ。で、バカはさっきも言った通りサンプルとしての価値がないのでブロックします。

最後にそんな人達にお節介言っておきましょう。誰かに煽動されっぱなしだと、ブログも続かないよ。

誰かを煽動して誰かを叩く人はスターになれるしPVも集まるからマネタイズもできる。だからモチベーションも維持できる。だけど、誰かに煽動されて誰かを叩いてるだけの人には注目も集まらなければ1ミリもお金になんないわけ。

お金になんないことは続けられないのが人の性。今は楽しいかもしれないけどそのうち飽きるよ。「批判論を形成するうちのひとり」から抜け出して例のコンサルさんみたいになってごらんよ。きっと世界の見え方は変わるぜ。

今日からあなたも批判クラスタのリーダーだ!

という内容は至極どうでもいいエンタメでした。ちゃんちゃん。

エンジニアになるならプログラミングスクールから

いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

ここでは、受講スタイル(オンライン・オフラインなど)、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。エンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

詳細はこちらから

おすすめの記事