
桐崎栄二は、家族を巻き込んだドッキリ・日常系動画でチャンネル登録者数386万人を超えるYouTuber。本名は高畠崚(たかばたけ りょう)、石川県白山市出身で、現在はUUUMに所属しています。
視れば視るほど感じるのは、桐崎栄二の動画には「発信者として次世代を勝ち残るためのエッセンス」が詰まっているということ。
退学騒動や引退宣言など波乱の経歴を持ちながらも、現在まで第一線で活動を続けられている理由は、「家族の関係性」をコンテンツに変える独自の発信構造にあります。
桐崎栄二を「知る」だけでなく、人気の裏にある発信の仕組みまで理解できる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
桐崎栄二は何者?プロフィールと活動内容

桐崎栄二は、家族を巻き込んだドッキリ・日常系動画でチャンネル登録者数386万人を超えるYouTuberです。
本名や年齢などの基本情報から、どんな動画を出しているのか、YouTuberとしての規模感まで、まずは「桐崎栄二とは何者か」をまとめました。
1. 本名・年齢・出身地など基本プロフィール
桐崎栄二の本名は高畠崚(たかばたけ りょう)で、1998年9月14日生まれ、2026年4月時点で27歳です。
「桐崎栄二」は活動名であり、中学生時代に好きだったニコニコ動画の配信者「杉崎竜壱」に憧れてつけた名前。「崎」の字と数字の「二」を取り入れ、「竜壱の二番煎じでやっていく」という想いを込めたと本人が語っています。
本名が広く知られるようになったきっかけは、2019年1月に投稿された動画内での公表です。ただ、それ以前から動画に映ったノートに名前が書かれていたり、家族が「りょう」と呼ぶ場面があったりと、ファンの間ではすでにバレていました。
基本プロフィールは以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 活動名 | 桐崎栄二(きりざきえいじ) |
| 本名 | 高畠崚(たかばたけ りょう) |
| 生年月日 | 1998年9月14日 |
| 年齢 | 27歳(2026年4月時点) |
| 出身地 | 石川県白山市 |
| 活動拠点 | 東京都(2023年3月に上京) |
| 身長 | 181cm |
| 血液型 | O型 |
| 最終学歴 | 北陸大学卒業(2021年3月) |
| 所属事務所 | UUUM |
身長181cmと意外に高身長ですが、家族や共演者も背が高いため、動画ではあまり大きく見えないんですよね。
2. 家族を巻き込んだドッキリ・日常系動画で人気のYouTuber
桐崎栄二のチャンネルの特徴は、実の家族がレギュラーとして出演しているところです。
妹のまい、父の康、母の咲、祖母の美智子。それぞれ物凄くキャラが立ってて魅力的なんですが、何より桐崎栄二を中心とした家族の人間関係が絶妙に面白いんですよ。
もうひとつ押さえておきたいのが、動画の多くが「フィクション(台本あり)」で制作されていること。本人や妹も「劇団」として役割を決めて演じていると公言しており、サムネイルやタイトルにも意図的に大げさな演出を施しています。
ただ、家族同士のやりとりのテンポや空気感には、台本だけでは出せないリアルさがあるんですよね。
「作り込まれたフィクション」と「家族のリアルな関係性」が混ざり合う独特の面白さ。これが桐崎栄二の動画の核になっています。
3. UUUM所属・チャンネル登録者数は386万人超
桐崎栄二はYouTuber事務所のUUUMに所属しており、2026年4月時点でメインチャンネルの登録者数は約386万人、総再生回数は約48億回です。
UUUM加入は2016年11月。もともと無所属で活動していましたが、高校の退学騒動で学校側との交渉が裁判寸前まで発展した際に、事務所のバックアップが必要だと判断して加入を決めたと本人が明かしています。
チャンネルの規模感をまとめると以下のとおり。
| 項目 | 数値(2026年4月時点) |
|---|---|
| メインch登録者数 | 約386万人 |
| メインch総再生回数 | 約48億回 |
| メインch動画本数 | 約1,100本 |
| チャンネル開設日 | 2013年3月18日 |
2013年のチャンネル開設から13年以上にわたって活動を続けており、日本のYouTuber全体で見てもトップクラスの実績と継続年数を誇るチャンネルです。
桐崎栄二の経歴

桐崎栄二は、中学2年生(14歳)で動画投稿を始め、退学・引退・復帰という波乱を経ながら13年以上活動を続けているYouTuberです。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2011年ごろ | ニコニコ動画で「伊勢谷龍介」名義の投稿を開始 |
| 2013年3月 | YouTubeチャンネル「桐崎栄二」を開設 |
| 2014年11月ごろ | YouTube七武海に加入 |
| 2015年9月 | YouTube七武海を脱退 |
| 2016年1月 | バス内での迷惑行為動画などが問題となりYouTube引退を発表 |
| 2016年4月 | 高校を退学処分、その後YouTube復帰 |
| 2016年9月 | チャンネル登録者100万人突破 |
| 2016年11月 | UUUMに加入 |
| 2018年3〜4月 | 選挙掲示板に顔写真を貼る動画が炎上・活動休止 |
| 2021年3月 | 年内引退を宣言 |
| 2021年12月 | 引退ライブを実施 |
| 2022年2月 | 活動再開を正式発表 |
| 2023年3月 | 妹と共に石川県から東京へ上京 |
| 2024年1月 | 能登半島地震で実家・親族宅が軽微な被害を受ける |
1. 動画投稿の開始とYouTubeチャンネル開設
桐崎栄二が動画投稿を始めたのは小学5年生のとき、ニコニコ動画への投稿がスタートです。 きっかけは、小学4年生のころに見たYouTuber・ジェットダイスケの商品紹介動画でした。
ジェットダイスケに影響を受けて自宅のビデオカメラで撮影ごっこを始め、やがてニコニコ動画に投稿するように。
中学時代は「伊勢谷龍介」という名前で活動していましたが、名前が不評だったこともあり「桐崎栄二」に改名しています。そして中学2年生の2013年3月18日、14歳のときにYouTubeチャンネルを開設しました。
初期はゲーム実況や商品レビューなど一般的なYouTuberの動画スタイルでしたが、当時から独特な喋り方やテンポのよい編集で異色の存在として注目されていたようです。
2014年11月ごろにYouTuber七武海というグループに加入しますが、メンバーとの意見の食い違いなどで2015年9月に脱退。
14歳でYouTubeチャンネルを開設し、2026年現在で活動歴13年超。この継続年数だけでも日本のYouTuberの中ではかなりの古参です。
2. 登録者急増と退学騒動・UUUM加入
2016年は桐崎栄二にとって、登録者100万人突破と退学処分が同時に起きた激動の年でした。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年3月 | バスの中でメントスコーラを噴射する動画が最初の問題となり、学校から注意を受け始める |
| 2016年1月 | バス内での迷惑行為動画が再び問題となり、学校から「動画を続けるか、学校を続けるか」の二択を迫られ、YouTube引退を発表 |
| 2016年4月 | 引退後、Twitterにギターを弾く動画を投稿。学校に呼び出され退学処分 翌日YouTubeに復帰 |
| 2016年9月 | チャンネル登録者100万人突破 |
| 2016年11月 | UUUMに正式加入 |
もともと学校側は桐崎栄二のYouTube活動を把握しており、以前から何度か注意を受けていたとのこと。退学後は高卒認定を取得し、北陸大学への進学も果たしています。
UUUM加入の理由について、本人は「退学に関して裁判になる寸前まで事態が深刻化していたため、事務所のバックアップが必要だと判断した」と説明しています。
3. 公職選挙法違反疑惑と活動休止
2018年2月、桐崎栄二は選挙掲示板に自作の「指名手配ポスター」を貼った動画を投稿し、公職選挙法違反の疑いで通報されました。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年2月 |
|
| 2018年4月 | 謝罪動画を投稿し活動再開 |
本人は「撮影当時は法律の知識がなく、過激な動画を撮りたいと思いやってしまった」と自作自演であることを認めています。
当時まだ19歳。若さゆえの暴走といえばそれまでですが、これだけの騒動を起こしてもチャンネルが潰れなかったのは、それだけファンとの結びつきが強かった証拠でもあります。
4. 引退宣言から復帰、上京と現在
桐崎栄二は2021年に一度YouTube引退を宣言しましたが、2022年に撤回して復帰し、2026年現在も東京を拠点に活動を続けています。
引退から現在までの流れを整理します。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2021年3月 | 年内引退を宣言。理由は銀行員への就職志望 |
| 2021年12月 | 引退ライブを実施、約9年間の活動に幕を下ろす |
| 2022年2月 | ライブ配信で活動再開を正式発表 |
| 2023年3月 | 妹のまいと共に石川県から東京へ上京 |
| 2024年1月 | 能登半島地震で実家が軽微な被害を受け、家族の無事を報告 |
| 2026年現在 | 東京と石川を行き来しながら活動継続中 |
引退の背景には、銀行員への夢だけでなく、過激な動画がきっかけの警察沙汰や第三者からの嫌がらせ、広告収益の停止など、活動への疲弊が重なっていたと本人が明かしています。
また、尊敬するYouTuber・ワタナベマホトの不祥事による引退もショックだったとのこと。
ところが引退後もしばらく動画投稿が続き、2022年2月に正式復帰。本当に引退するつもりだったものの、周囲の説得を受けてYouTubeを続ける決断をしたと語っています。
していたため、事務所のバックアップが必要だと判断した」と説明しています。
桐崎栄二の家族構成

桐崎栄二の家族構成は、姉のりさ、本人、妹のまいの3人きょうだいに、父・康、母・咲、祖父・清、祖母・美智子を加えた7人家族です。
このうち動画にレギュラー出演しているのは以下の4人。
| メンバー | 動画での役割 | 備考 |
|---|---|---|
| 妹・まい | もう一人の主役。兄との掛け合いが人気 | 個人チャンネル登録者約83万人。2023年に兄と上京。結婚済み |
| 父・康 | ボケ・暴走担当 | Instagram(@kiripapa1230)やXでファンと交流 |
| 母・咲 | ツッコミ・管理担当 | チャンネルの経理も担当 |
| 祖母・美智子 | ドッキリ企画の定番キャスト | 2017年頃から出演が増加。石川の実家から出演 |
姉は動画にほとんど登場しておらず、出演時も仮面で顔を隠しており、富山県で一人暮らしをしているとされています。
祖父は2019年の動画で「亡くなった」と報告されましたが、のちに「あれは演出だった(嘘だった)」と公式に認めています。現在はほぼ出演していません。
普通、家族を動画に出すYouTuberはいても、ここまで一人ひとりにキャラが立っているケースはほとんどないと思います。
桐崎栄二はなぜ人気?発信者が学ぶべき3つの視点

桐崎栄二が386万人に支持され続けている理由は、動画の面白さだけでなく、発信の構造そのものが他のYouTuberと根本的に違うところにあります。
一つずつ解説していきます。
1. 家族の関係性を「誰にも真似できないコンテンツ」に変換している
桐崎栄二の動画が他のYouTuberに再現できない最大の理由は、家族という「替えのきかない関係性」をそのままコンテンツにしているからです。
桐崎栄二の動画には、いつも彼の家族が登場します。可愛い妹、面白いお父さん、美人なお母さん、そして、お婆ちゃんまで。
それぞれ物凄くキャラが立ってて魅力的なんですが、何より桐崎栄二を中心としたその人間関係が絶妙に面白いんですよ。特に、兄と妹の距離感がすごくいい。
発信者としての自分の価値を、自分と関わりのある人物や環境から表現していくというあり方。僕はこれは素晴らしく未来的だと思っています。
発信者としての自分の価値を、自分と関わりのある人物や環境から表現していくというあり方。僕はこれは素晴らしく未来的だと思っています。
その人の持っている人間関係というのは、最も他人にはマネのできない、唯一無二の個性なんですよ。
それをコンテンツに変換できれば、誰にも再現不可能な価値を提供することができる。それ故に、彼の動画は「絶対的」に面白いのです。
しかも2026年現在、妹のまいは個人チャンネル登録者83万人を抱える独立した発信者に成長しました。
一方的に家族を「使っている」のではなく、家族全員が発信者として成長する好循環が生まれている。ここが、ただ家族を動画に出すだけのYouTuberとの決定的な違いです。
2. 情報ではなく感情を届けることでファン化に成功している
桐崎栄二の動画が視聴者を「ファン」に変えるのは、お役立ち情報ではなくノスタルジーを含んだ「エモさ」を届けているからです。
複数人でチームを組んで動画を作っているYouTuberは実は結構いて、彼らも仲間同士のやりとりをコンテンツにしているのですが、桐崎栄二の動画はまたそれとも一線を画しているんですよね。
というのも、彼の動画にはノスタルジーがあるんですよ。
石川県の片田舎の一軒家(二世帯住宅)で、騒がしくも仲の良い家族。血縁関係にある彼らが醸し出す空気感にはどことなく懐かしさがあって、面白いんだけど感傷的にもなる。
郷愁感に煽られてチャンネル登録しちゃうこと間違いなし。実際、登録者は2017年の120万人から2026年の386万人へ3倍以上に伸びていて、初期の視聴者が大人になっても観続けているのが分かります。
僕ら発信者は、「価値のある情報」=「学びのある情報」と捉え、お役立ち情報をガンガン発信することは得意ですが、その分「エモさ」を軽視してしまいがちです。だけど、それでは「ファン」はつかないんですよね。
ブログでは、叙情的な表現を多用したり、辛辣な言葉で議論を巻き起こすのもエモさです。いかに、読者の心に言葉を突き刺していくか。これは、発信者が生き残っていくためには常に考えていくべきテーマでもあります。
3. 炎上や引退すらも「ストーリー」に変え、発信の説得力を高めている
桐崎栄二は退学、炎上、引退という普通なら致命傷になる波乱を、結果としてすべて自分の発信の「ストーリー」に変えています。
彼はコンテンツのドラマ性をコンテンツの外で生み出しているんですよ。
「学校を辞めるかYouTuberを辞めるか」という苦渋の選択を乗り越えた事実、「銀行員になる」と引退したのに復帰した経緯。
2017年時点では「退学騒動」だけだったメタストーリーが、2026年現在は引退→復帰→上京と何層にも積み重なっている。
波乱が増えるほど「それでもやっている」という事実の重みが増す構造で、これは時間をかけないと手に入らない発信者の資産です。
発信者でも、会社辞めます宣言をしたり、新卒フリーランス宣言をしたりするとバズりやすくなるのは、コンテンツの外のメタな自分がコンテンツに「エモさ」という力を分け与えているからなんですよね。
次世代の発信者に問われているのは、コンテンツの内容以上に、リアルな自分がどう立ち振る舞っていくかではないでしょうか。
まとめ|桐崎栄二は「他人の魅力を自分の価値に変えた」YouTuber
よく「これからは個人の時代だ」なんて言われるじゃないですか。
僕もそう思っていますが、ただ本当の意味で個人が発揮できる価値ってちっぽけなんですよね。ギャグが面白い、歌がうまい、毒舌。それも立派な価値だけど、代わりはいくらでもいるし、すぐに飽きられます。
僕は、本当の個人の価値は「親しい他人の魅力を自分の価値に変換できること」だと思っています。まさに、桐崎栄二と彼の家族のように。
家族という替えのきかない関係性をコンテンツにし、ノスタルジーで視聴者の心を掴み、退学も炎上も引退もすべてストーリーに変えてきた。13年かけて積み上げたその構造は、誰にもマネできない領域にあります。
発信者として次世代を生き残るために必要なのは、コンテンツの質だけじゃない。自分の周りにいる人の魅力を引き出し、関係性の中で見せていくこと。これに尽きるんじゃないでしょうか。






