30代未経験からフリーランスエンジニアを目指す最短ルートについて

どうも、87年生まれフリーランスエンジニアのりゅうけんです。最近よく聞かれるのが「30代だけどフリーランスエンジニア目指しても大丈夫か」という質問。

確かに、IT業界は20代エンジニアを強く求めています。というのも、IT技術は若い人の方が圧倒的に吸収力が高く、現場のリーダーも若い人の方がコントロールしやすいから。

部下が年上だと、一般的にはやりにくいじゃないですか。特にITの世界はリーダーがそもそも20代だったりするので余計に若い技術者に対するニーズが強い。そんなわけで、30代以降のエンジニア志望者が肩身の狭い思いをしがち。

だけど、そんな人たちに言いたい。30代でも全然エンジニアにはなれるということを。僕もこれまでいくつも現場を渡り歩いてきましたが、30代からこの業界に入って今フリーで活躍している人なんて沢山見てきました。

結局、本気なら年齢はあまり関係ないんです。30歳から弁護士目指すとかならさすがに骨が折れるけど、たかだかフリーランスエンジニアなんてそれに比べれば100分の1くらい簡単。

ということで、今回は30代未経験からフリーランスエンジニアを目指すための最短ルートについてお話しようと思います。30代でこれからのキャリアに迷ってる方はぜひご一読を。

ステップ1:とりあえずProgateやろう

30代未経験がエンジニア転職を目指す場合、20代以上に「意識の高さ」が要求されます。わざわざ歳取ってる素人を採用するんだから、せめてやる気だけは20代以上じゃないと見向きもされないんですよね。

では、「やる気があるかどうか」を最も効率的に証明するものは何か。それはProgateのようなオンライン学習サイト(無料)でのコーディング経験です。

一昔前までは、「資格」でやる気を証明してたんですが、正直、いま資格なんて全く意味ありません。ググれば答えが出てくることをわざわざ暗記しても仕方がないのはもう誰だってわかることだと思います。

それより、Progateでさくっとカリキュラムを一巡している人の方が実際に手も動かしてるので、スキルは身についてることでしょう。そこで得た知見を面談で話せば、資格取ったことなんかより、いくぶん信用に値します。

後は、TECH PLAYなんかで地域で開催されている技術イベントに参加してみたり(無料ので全然OK)、Railsで簡単なWebアプリでも自作してみたりすればなお良いですね!

ステップ2:就職エージェントを活用しよう

20代なら、プログラミングスクールに通って、そこに付帯している就職サポートを利用してエンジニアになるのが効率的です。就職できたら受講料が無料になるスクールも多く非常にお得。

ところが、この手の就職サポート付きのスクールのほとんどが、30代以降利用できなくなってしまうのです。20代でなければ確実に就職させられる保証がないから。

というわけで30代は必然的に「転職エージェント」に頼ることになります。おすすめは「パーソルテクノロジースタッフ」「ITスタッフィング」です。こちらの記事参照▼

Progateで学習しはじめるのと同じタイミングの登録でOKです。時間が勿体ないので並行で進めていきましょう。30代はとにかく時間を無駄にしてる場合じゃない。

これらのエージェントに登録したら、担当に就職に対する熱意を見せるのも大事ですが、何より「譲れない仕事の条件」を強く主張しましょう。僕が未経験なら「絶対に技術者としてスキルアップが見込める現場を紹介してくれ」と言うでしょう。

転職エージェントは素晴らしいサービスなんですが、向こうも営業なので、我々をなんとかして転職させたがっています。そのため、中途半端に希望を伝えていると、向こうの事情でものすごく微妙な仕事を押し付けられたりするのです。

もし、これらエージェントに登録し、強く意思を伝えた上で、良いのかどうかわからない案件を紹介されたらDMかなんかで連絡ください。ここはすごく重要なポイントなので、できる限りアドバイスします。

ちなみにこれらエージェントは「派遣社員専門」となりますが、フリーランスを目指すのであれば「派遣」が正解です。どうせ1年、長くても2年あれば独立は可能。ほんの数年働く会社に正社員としてコミットする必要はありません。

ステップ3:フリーランス専門エージェントに登録しよう

30代からエンジニアになり、スキルが蓄積されてきたらいよいよ独立です。

間違っても3年も4年も派遣社員で下積みしないでください。「自分にはまだちょっと早い」と思ってるくらいがちょうど良いタイミングです。フリーランスエンジニア専門エージェントに登録しましょう。

この時点でいくつかの企業とコネクションがあれば自分で直接営業してフリーランスになってもいいですが、そんなことができる人はなかなかいないと思うので、やはり最初はエージェントを頼るのが一番だと思います。

登録しておいて間違いないのは案件数最強クラスの「レバテックフリーランス」「ギークスジョブ」。安心材料のために、収入保障のついてる「Midworks」まで合わせて登録しておくと盤石です。こちらの記事参照▼

フリーランスはWeb系なんかだと、いま年収1000万円以上も目指せます。そうでなくとも年収800万円以上は平均値です。このレベルまで来てしまえば随分人生変わった感があるはず。

番外編:転職がうまく行かなかった人はまずはクラウドソーシングもアリ

関東在住なら、ステップ2で割りとすんなりエンジニアになれるんですが、地方在住者はそううまくいかなかったりします。

IT転職は東京が断然有利なので、エンジニアを目指すならできれば東京に移住することをおすすめしますが、事情があってそれがどうしても無理ならば地方で仕事を探すしかありません。

そして、地方でどうしても仕事が見つからなかった時。クラウドソーシングを活用しましょう。クラウドワークスなんかには、個人で受注できるWebアプリの開発案件なんかが落ちてたりします。これが結構良案件も落ちてる。

ぶっちゃけ、Progateマスターした程度の素人レベルでもこなせる案件結構あります。それでいて、報酬単価も高いので、ここで手を動かして経験を積むのも悪く無いです。

実績をもとに就職活動してみたら決まるかもしれないし、クラウドワークスよりは少しハイレベルですが、Codealのようなリモート副業専門エージェントで仕事を受けることも可能です。

さいごに:30代にもチャンスはある!

ともかく、30代だからという理由で諦めるのはもったいない!20代よりは確かに就職のハードルは上がるけど、それはいまどの業界でも同じじゃないですかね。全く不可能なことではありません。

いつだって本気の人は、才能があろうがなかろうが、それなりに結果を残すし、それなりのポジションにはなれます。

僕はエンジニアとしての才能はあまりないです。最初は覚えも大してよくなかったし、うっかりミスも多く、スピーディに開発できませんでした。今でも上には上が山のようにいます。

だけど、27歳の頃にフリーランスになると本気で決めたんですよね。精神論臭いですが、それだけで結果は後からついてきたように思います。

自由な働き方に、高収入。エンジニアという仕事は旨味がスゴイ。ぜひ今からでも目指してみるといいんじゃないでしょうか。

エンジニアになるならプログラミングスクールから

いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

ここでは、受講スタイル(オンライン・オフラインなど)、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。エンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

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