元派遣エンジニアがオススメする登録すべきIT専門派遣会社5選


どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。


僕はかつて新卒で入社した会社を11ヶ月で辞め、その後派遣会社に登録し、時給制の派遣エンジニアを2年半やってました。まあ、当時は親や周囲からは大反対を受けました。「せっかく大学出たのになぜ派遣社員なの?」と。


だけど僕からすると、手取り17万円4000円だった正社員時代と比べると、断然給料は良いし、労働時間も断然短くなったので、「何がダメなの?」という感じでした。


しかも案外、この「下積み期間」が僕が現在フリーランスエンジニアとして活動するための土台を築いてくれたと思ってるんですよね。


今日は、「派遣社員エンジニア」という働き方のコスパの良さを伝えつつ、質の高い求人サービスを運営している会社を紹介しようと思います。派遣という選択肢が増えれば、エンジニアのキャリアの可能性もぐっと広がるはずです。


派遣エンジニアとは

まず、「派遣エンジニアとは何か」について説明します。


実は、派遣エンジニアに限らず、派遣の働き方には2パターンあるんですよね。それは、「常用型派遣」「登録型派遣」です。一般的には、派遣会社の正社員として雇用され、特定の企業に派遣されるのが「常用型派遣」。一方、派遣会社からの紹介を受けて希望の就業先が見つかった時だけ雇用契約を結ぶのが「登録型派遣」です。


労働内容は両者で特に差はないですが、「常用型派遣」の方が、派遣会社と常時雇用契約を結ぶため、仕事の継続性は高くなります。「登録型派遣」の場合は、派遣先との契約が終了すれば、次の案件にうまくスライドできなかった場合、即無職です。また、常用型派遣の方が給料は大きくなる傾向にあります。


一見、「常用型派遣の方が得じゃね?」と思うかもしれませんが、辞めたい時に簡単に辞められるのは登録型派遣の方なので、あわよくば独立したいと考えていた僕は「登録型派遣」で就業していました。だって、正社員ってなんだかんだで引き止められたりするでしょ。あれ、うざいよね。


僕はフットワークの軽さを何よりも重要視する派でしたが、特にどちらの形態でもかまわないと思います。


正社員より派遣社員を選ぶ理由

僕は、特に若いエンジニアなら正社員より派遣社員として働いた方が「コスパが良い」と思っています。その理由を説明します。


理由その1:ワークバランスが最強

まず、労働時間に対する満足度が派遣社員が最強です。

参考:正社員は最下位!「ワークライフバランスが良い」1位は派遣社員だった


派遣社員はいい感じに「責任」がないんですよ。正社員ほどの権限はもちろん付与されないので、そこまで組織に対するコミットが求められないという。だから無駄な残業をせずにすみます。


僕も正社員の頃は、定時になっても誰も席を立たないので、荷物をまとめ出すと「え?もう帰るの?」という目で見られましたが、派遣社員になってからはそのような無言のプレッシャーは一切ありませんでした。


僕がいた現場では、プロパーの間で「派遣さんを残らすのも悪いな」という共通認識があったんですよね。残業代が欲しい派遣エンジニアは居残ってましたが、僕は自分の時間が何よりも大事なのでさっさと帰ってました。


それでいて、給料はアルバイトなどより断然良いもんだから必然的に満足度は高くなりますよね。


理由その2:20代なら給料も相対的に悪くない

給与面では、確かに派遣社員は正社員に劣ります。ところが、20代においてはそこまで大きな差はないんですよね。これを見てください。

※エン・ジャパン株式会社調べ(11月12日発表)


IT系の派遣社員の時給は上昇傾向にあり、2015年10月時点で、「2035円」をマークしています。これは月給にして、残業せずとも30万円弱程度の手取りを獲得できるレベルです。


派遣社員は年齢を重ねてもさほど時給は上がっていかないのですが、逆に若くてもこれくらいの時給を獲得できるというメリットがあるんですよ。


僕が派遣社員として就業していた2013年頃はIT系派遣社員の平均時給は1800円程度でしたが、僕は当時1850円で働いてました。月給は手取り25〜6万円程度。SIerで正社員やってた頃は手取りは17万4000円だったので、派遣社員だった時の方が僕の場合は給料は良かったです。


どうせ、今時の正社員が受けられる福利厚生も大したことないですから、20代のエンジニアであれば、派遣社員の方が生活は楽かもしれないですね。30代以降になってくると正社員の給料は伸びてくるので、もし正社員を目指すのでれば、そこからでも良いかと。


理由その3:キャリアプランニングがしやすい

あと、何と言っても派遣社員だとキャリアプランニングがしやすいんですよ。3ヶ月や半年といった短いスパンで案件を変えていくことができるので、自分が身に付けたい技術が習得できる環境に身を置き続けることができるからです。


正社員で特に大手にいると、全く汎用性のない技術を身につけさせられたりしますよね。会社独自のモジュールの使い方みたいな他所で通用しない技術を勉強してる暇があったら、一刻も早く転職活動した方がいいですよ。


エンジニアは20代のうちに早く市場価値の高い存在になっておかないと後々しんどいんです。どうせ、今いる会社に一生在籍することなんて不可能なんだから、どんどん新しい技術にキャッチアップしていかないと、「使えないおっさんエンジニア」になってしまいます。


彼らは悲惨ですよ。そもそも「おっさん」自体扱いづらいものなのに、スキルまで足りてないとなるとまず転職先はありません。


「無駄と思えることにも価値がある」と言うのは自由ですが、純粋に技術者としてスキルアップを目指すのであれば、正社員というキャリア選択には無駄が多いのは事実です。若い技術者はこのことをどう受け止めるかですよね。


オススメ派遣会社TOP5

稼働開始までの基本的な流れは、以下の通りです。派遣会社のスタッフが頑張ってくれるので、エンジニアの実質的な負担はほぼゼロです。


1 Webからエントリー

2 提出した職務経歴書や希望条件を元に、案件紹介を受ける

3 案件を選択する
4 依頼元との顔合わせ等を行う

5 参画が決定すれば稼働開始日を待つ




それでは、「ここさえ登録しておけば間違いない」派遣会社を紹介していきます。ちなみに、全部無料です。


No1. パーソルテクノロジースタッフ(旧:インテリジェンスの派遣)


パーソルテクノロジースタッフ


パーソルテクノロジースタッフ(旧:インテリジェンスの派遣)は、2017年1月、テンプスタッフテクノロジー株式会社が、株式会社インテリジェンスのエンジニア派遣事業を吸収合併してできたサービスです。僕も「インテリジェンスの派遣」時代、ここを利用していました。


何と言っても業界最大手なので、保有案件数が豊富で、IT・Web・機電(機械/電気/電子)を網羅しています。文系出身、プログラマー歴1年未満の僕に、「時給1800円・ほぼ残業なし」の案件を持ってきてくれた時は神かと思いましたね。今だと相場はもうちょっと高いので、当時の僕のスキルでも時給2000円くらいはいくかも。さらに、社会保険や福利厚生も、正社員レベルの保障を受けられます。


今、アカウント登録だけで、仕事の紹介をしてもらえるみたいですね。僕の時は、説明会に参加して営業との面談を済ませてからじゃないと仕事を紹介してもらえなかったので、随分とスピード感がアップしました。転職活動のほとんどが在宅でできてしまう時代。


また、これも僕の頃にはなかったのですが、20代限定で、U-29という研修プログラムがあるそうです。学習から就業までをワンストップでやれる規模感の会社は、他になかなかありません。


僕がパーソルテクノロジースタッフ(旧:インテリジェンスの派遣)を利用して、派遣エンジニアになった経緯はこちらで。




No2. リツアン


リツアン


リツアンは、2007年設立のエンジニア派遣会社です。その他大手派遣会社と比較すると、歴史が浅い分、規模感の小ささは否めないですが、何と言っても、リツアンはエンジニアの給料水準が高く、入社4年目以降の平均年収は750万円にもなります。


というのも、リツアンは、派遣会社として受け取る中間マージンの割合が、19.2%と、全国平均の39.1%に20%近い差をつけているからなんですよね。

10年で1500万円の所得差。。


その分、エンジニア自身が請求や給料計算を自分で行なったり、「飲み会」と言う名の、就業希望者や依頼元へのPR活動に参加します(参加必須ではない)。エンジニアをビジネスに巻き込んでいく仕組みを作ることでコストカットし、それが給料水準の高さに繋がっているというわけ。


非常に先進的な派遣会社だと思います。大手派遣会社と合わせて登録しておくと良いかと。ちなみに、常用型派遣が主となります。


詳しくはこちら。給料シミュレーションとかやってもらいました。




No3. ITスタッフィング


ITスタッフィング


ITスタッフィングは、みなさんご存知リクルートが運営するIT専門派遣エージェントです。こちらもパーソルテクノロジースタッフと同様、会員登録から仕事の紹介まで全部オンラインで完結させることができます。


フリーランスになってから、ここらへんの企業のいくつかと仕事させてもらったことがあるんですが、確かにリクルートから派遣されてきてるエンジニアはどこにもいましたもんね。


業界にとてつもなく太いパイプを持つ企業ならでは。保有案件数で言えば、間違いなくパーソルテクノロジースタッフと並んで間違い無くトップクラスです。転職の際、確実に押さえておきたいエージェントの一つ。


登録後、技術経歴書やスキルセットなどを埋める欄がかなり多いんですが、自分の市場価値を細かく分析してもらえるので、案件のミスマッチは少なくなります。




No4. テクノウェイブ


テクノウェイブ


テクノウェイブは、創業20年以上人材派遣一筋の独立系エージェントです。特に大手ではないんですが、取引社数は500社以上で、安定した案件紹介力を誇ります。


最大の特徴は、交通費が保証されること。派遣エンジニアって基本交通費出ないんですよ。これが地味に痛いんですが、テクノウェイブなら交通費を非課税で全額支給されるので、かなり助かります。一般的なエージェントより給料が1万〜2万円ほど高くなる感じと思えばいいでしょう。


平均マージン率も交通費の支給を考慮すると、実質23.6%程度とかなり安いです。リツアンと張ってますね。


また、テクノウェイブでは派遣登録者限定で、無料オンライン学習サポートが受けられます。動画によるリアルタイムサポート、チャットによる非同期での質疑応答にも対応。未経験からでもITエンジニアを目指せる環境が整備されています。


ただ、規模は小さいので他のエージェントと複数登録しておくことをおすすめします。




No5. ソフトウェアジョブズ


ソフトウェアジョブズ


ソフトウェアジョブズは、テスト・評価・開発案件に特化した少し珍しいエージェントです。初心者にとって、テストなどからシステムの全体像を把握し、開発、設計へとステップアップしていくのは自然な流れなので、業界未経験者がチョイスするエージェントとしてアリだと思います。


しかも、高報酬案件も多数取り扱っており、エンジニア登録者数は4500人超え。さらに、報酬が振り込まれるのが月末締の15日後と業界最速基準。キャッシュフロー良くなります。


ただ、テストや評価の仕事はつまらないです。ひたすら単純作業を繰り返す感じのものが多く、スキルアップできてる感覚は薄いでしょう。やる気があればどんな環境でもスキルを身に付けられるっていう話もあるんですけどね。


未経験者なら、上記のパーソルテクノロジースタッフITスタッフィングを通しても、いきなり開発案件に参画するのが難しい場合もあります。そんな時のセーフティネットとして利用するのがいいんじゃないかと個人的には思ってます。




バランスよく登録しよう

いざ転職される方は、以上のエージェントをバランスよく登録しましょう。必ずしも全部に登録する必要はないです。


個人的には、案件数や社会保険、福利厚生、スキルアップフォローなどの特典の面で信頼できる「パーソルテクノロジースタッフ」と、ITスタッフィングは確実に押さえておきたいところですね。


高収入を目指すのであれば、給与水準が高い「リツアン」をそこにプラスする形が良いと思います。ただ、要求される技術レベルは少し高くなるため、完全未経験だと厳しいかもしれません。中の人に直接聞きましたが、目安としては2年ほどの実務経験(特にJAVAあたり)があれば文句なしだそうです。


その他余裕があれば、「テクノウェイブ」。完全未経験者でテスト案件から入りたい人は、「ソフトウェアジョブズ」を付け足すと良いでしょう。


少々裏技チックですが、エージェントに複数登録しておくと、エージェント間で競争が発生するので、頑張って案件探してきてくれるんですよ。経験上、3つくらいは登録しておくと満足度の高い転職活動ができると思います。


さいごに:「派遣」は恥ではない

未だに、「派遣社員」というと、イメージがあまり良くないんですよ。年齢層の高い人達からすると、アルバイトと変わらないように見えるらしく、「とにかく正社員を目指せ」的な風潮が未だに残っています。


確かに、派遣社員の保証は正社員に比べて劣るし、一生派遣社員としての収入のみでやっていくにはリスクが大きいでしょう。しかし、次のキャリアを目指すための第一歩としてなら、「派遣エンジニア」は非常に効率的で合理的な選択だと思うんですよね。


今だと、非IT業界の人が、無料学習サービス等で技術の土台を身につけ、派遣エンジニアとして2年ほどキャリアを積んでからフリーランスに転身するというモデルも一般的になりつつあります。


フリーランスになれば圧倒的な高報酬が得られる上に、労働時間も自分でコントロールしやすくなります。下積みじゃないですけど、独立を見据えて、派遣という働き方をチョイスするのは合理的ではないでしょうか。


キャリアの入り口としての派遣エンジニアはかなり「アリ」です。若いエンジニア、またはエンジニア志望には、「派遣」という選択もあるということをぜひ知っておいてもらいたいなと。



※2年程度の実務経験がある人はフリーランスエンジニア専門のエージェントをチェックしてみても良いでしょう。意外と稼げますよ。


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