どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。
地方のフリーランスエンジニアの案件というと、一般的な正社員のエンジニアとそう大きく変わりません。基本的には業務系の案件を中心にこなして、スーツを着用して、現場には週5で出勤するスタイルが一般的です。
ただ一方で、フリーランスのエンジニアは、高単価でWeb系でどんな場所でも仕事可能、自由な働き方でおしゃれな仕事といわんばかりのイメージを持つ人も多いようです。特に未経験者の人は、誰しもがスタイリッシュなエンジニアになることを想像しがちです。
ある程度仕方ないかなと思います。日本の中心は東京で、フリーランスとは何たるかで紹介されるのもやはり東京の情報。
もちろんWeb系以外の情報もたくさん発信されていますが、Web系のエンジニアでイメージされるものは多くの日本人が実現できないことで憧れを抱くもの。フリーランスならではの特徴として注目されやすいです。だからメディアも取り上げていく流れですね。
では、地方では高単価案件やWeb系案件は回ってこないのかというと、最近はそうではないんですよね。持っているところは持っています。今回紹介するフリーランス専門エージェント、レバテックフリーランス福岡支店などは。
福岡で高単価Web系案件を狙っている方はぜひともご覧ください。
福岡の案件の特徴
レバテックフリーランスは、絶大な案件数/登録エンジニア数、「15日」という激短支払いサイト、エンド直で高単価求人豊富と、圧倒的なパフォーマンスをみせる、大手のフリーランス専門エージェントです。
東京ではよく知られていますが、実は福岡にも支店を持っています。福岡支店は2018年1月4日に設立されたので、歴史としては浅い方ですね。福岡は東京、大阪に次いで3つ目の拠点です。
フリーランスといえば、クラウドソーシングみたいなリモートワークで請負案件をイメージする人も多いと思うけど、そういった案件は一部です。客先での常駐業務が主となることはあらかじめ認識しておいてもらえれば。
実際、リモートや週3稼働に代表されるような柔軟な働き方はまだ少なくて、これらの働き方ができる案件は全体の1割未満にとどまっています。
ただし、レバテックフリーランスは東京に本社を持つWeb企業との取引がダントツに多い会社で、ここでしか扱っていない案件も多数あります。
取引のある会社には地方支店の案件もありますが、そのような案件も縁故で獲得していることもあり、地方でもWeb系の案件が比較的多く、東京の水準に近い単価感で仕事を受けられることに繋がっています。
福岡の案件数
福岡支店の案件数ですが、取材時点で公開しているもので約100件といったところ。拠点ができて間もないこともあり、現在は東京の1割くらいの案件数にとどまっていますが、これは時間が経てば自ずと解消されていくことでしょう。
使用するプログラミング言語は、Java、C#・C#.NET、VB・VB.NETの案件が豊富です。言語からも企業向けのシステム案件が多いと推測されますね。その次にPHPで、Laravelを使った一般的なWebシステム開発がちらほらある感じです。
これらの技術であれば、開発経験が1年程度でも仕事を見つけることができます。ただし、プログラム書くだけとかでは単価は低めです。これについては単価の項で説明。
また、スタートアップで用いられることが多く、人気のあるRuby、Ruby on Railsですが、福岡ではまだ案件が少ないのが現状。
というわけで、今のところはJava、C#、PHPを中心にスキルを伸ばすのが得策かな。VB外したのは、言語にクセが強いのと.NETならC#で代用できるためという理由からです。
また、インフラ系の案件はオンプレのサーバ案件が主流です。ネットワーク案件もあるにはあるものの、サーバ案件の方が遥かに需要があります。今伸びてきているクラウド系はこちらでは少ない状態ですね。今後の案件増加に期待したいところ。
福岡の案件の単価
福岡の案件の単価ですが、月に40万円~60万円となっています。幅がやや広めだなという印象。これはプログラマもインフラエンジニアも同等の金額です。
最低ラインが40万円くらいで設定されていますが、プログラマだったら製造部分のみを担当するような仕事ですね。逆に言えば、要件定義や設計もカバーできれば当然単価を上げていくことは可能です。
インフラエンジニアも同様で、運用だけでなく上流工程や設計ができる人は単価が上がります。スキルがあればあるほど単価を高めることができるよという単純な話なので、積極的にスキルアップができる案件に挑戦していきましょう。
また、レバテックフリーランスが持つ案件は全体的に商流が浅く、エンドユーザからの直請け案件が大半を占めています。直請けではない案件ももちろんあるけれど、概ね二次請けまでに収まっているので、多重構造のピンハネでモヤモヤすることは少なくて済むかと。
ちなみに、福岡支店のエンジニアの最高単価は80万円代とのことです。非常に高価格で地方エンジニアとしても希望が持てますね。
次いで、実務経験が7年〜8年くらいの人で60万円の方。努力次第ですが、この辺りの金額は十分手が届く範囲なので、着実に経験を積んで自分の市場価値を向上させていきましょう。
レバテックフリーランス福岡支店のエンジニアの特徴
レバテックフリーランス福岡支店自体がスタートして間もないということもあって、登録者も稼働者も多いとはいえない状況。
ただ、僕ならこれは大きなチャンスと考えますよ。登録者が少ないってことは、良い案件が自分にも回ってくる可能性が高いってことですから。
なお、支店内での勉強会やイベントも活発ではありません。まあ、この辺はあれば嬉しいな程度のものなので、無いからマイナスというわけではないでしょう。今は外部に魅力的なコミュニティもたくさんあるし、ネットを使えば自分でも作りやすい時代だしね。
ちなみに、福岡支店の案件の現場ですが、やはり福岡の中心地である博多~天神のエリアが多いです。福岡支店も天神駅から徒歩5分くらいの場所にあるので、この辺りのエリアは得意なんでしょう。
駅からも近くて非常にアクセスしやすいので、何かあったら対処もしやすいのも心強くて良いのでは。
さいごに:発展途上だけど福岡支店はチャンスあり
経団連やトヨタからも、従来の終身雇用の維持が困難という見解が出されたことで、会社員をやっていれば取り敢えず安定して生き残れるという保証はなくなりました。今後の日本は個人の力が非常に重要になってきます。
逆にいえば、無理矢理作っていた安定がなくなるからこそ、各個人が正当に評価されていく時代になります。会社を辞めてフリーランスになって、自分の力でやってやろうという人も増えていくでしょう。
そして、フリーランスエンジニアでうまくやっていくのに重要なのはスキルです。設計やプログラミングなど、技術面も重要なのは言うまでもありませんが、それよりももっと重要なのは良い案件を捕まえるスキル。
それこそ神レベルのスキルがあったとしても、仕事を獲得できなければ何の意味もありません。かといって、クラウドソーシングによく見られる単価の低い案件を獲得しても宝の持ち腐れに終わります。
会社員であれば会社が仕事を持ってきてくれるので、仕事がなくなることはまずありませんが、フリーランスはそうも言ってられません。主体的に案件を獲得し、良質な案件を見抜くことが必要なのです。
ただ、これは何もエンジニアがすべて自分で営業をしろということを言っているわけではありません。嬉しいことに、エンジニア業界ではエージェントが仕事を取って回してくれるシステムが確立しています。
エージェント使えば確かにマージンを取られますが、フリーランスになって間もなかったり人脈がなかったりと、個人の営業力が不足している場合は素直にエージェントに依頼した方が案件獲得の可能性は高いですよ。
持っている情報も豊富だし、案件獲得にも慣れているので話が早い。面倒な交渉事を任せることもできます。そうやって経験積んで力をつけて、周囲がよく見えるようになってから個人で営業をかけていくのが無理なく継続できると思います。
そして、レバテックフリーランス福岡支店は確かに発展途上の段階です。とはいえ、本社の実績は既に誰もが知るところです。レバテックが東京で持たれている、高単価でWeb系という強力なイメージを福岡でも広げていくのは時間の問題じゃないかと。
というわけで、福岡で良質の案件を獲得したい方、まずはレバテックフリーランス福岡支店に相談あるのみです。