【暴露】フリーランスエンジニアが週3勤務で働いてみた感想や実態を全部話します

どうも、元フリーランスエンジニアとして週3勤務をしていたやまもとりゅうけん(@ryukke)です。

みなさん週3〜4日勤務って興味ありますか?土日祝以外に週に1日〜2日多く休める働き方です。

僕は約5年ほどフリーランスエンジニアとして活動していましたが、基本的に常駐型のエンジニアとして出勤は毎週火・木・金だけの「週3勤務」を実現していました。

そこで今回は、僕の実体験をベースにしながら「フリーランスエンジニアで週3勤務」という働き方の実態やメリット・デメリットについてお話します。

 

この記事でわかること

  • エンジニアが週3勤務をするメリットやデメリット
  • 週3勤務を実現させるための具体的な手順

僕も現役時代はこの「週3勤務」が結局自分に一番合っているなぁと思ったので、人よりちょっとだけ休みの多い働き方の魅力について知りたい方や、エンジニアとしてフルリモートで働きたいという方はぜひ参考にしてみてください!

フリーランスエンジニアになって週3勤務をするメリット

まずはフリーランスエンジニアが週3勤務をするメリットについて順番に3つ見ていきましょう。

 

週3勤務のメリット
  1. 週末に旅行に行ける
  2. ストレスが激変する
  3. 時間の確保がしやすくなる

フリーランスエンジニアが週3勤務するメリット1:週末に旅行に行ける

まず1つ目ですが、週3勤務にすれば週末に旅行できるんですよね。

僕が週3勤務をしてた時は月曜日と水曜日に休みを入れてましたが、月曜日に休めば土日と休みをくっつけられるんですよ。土日月に休めたら、毎週末旅行に行けるわけじゃないですか。

旅行にしても土日で1泊2日とかだったらあんま楽しめないでしょ。その気になれば木〜月まで5連休を取って週末に海外旅行もできるし、なんなら2週間連続で休みも取れるっていう。

一応僕は週3勤務といえど「月に100時間は働いてくれ」という契約だったので、期間中に100時間さえ働いとけば2週間前倒しで休みも取れるわけで、めちゃくちゃ柔軟な働き方ができたんですよ。

でも会社員でこんな働き方はまあ無理じゃないですか。週3勤務なら生活リズムを維持しながら低負荷なワークスタイルを実現できますからね。いや〜非常にありがたかった。

フリーランスエンジニアが週3勤務するメリット2:ストレスが激変する

週3勤務のメリット2つ目ですが、週5勤務と比べてストレスが激減するんですよね。

今でも週5で働いてた時のことを思い出すと「ようやってたな」って思えるくらいで、週5から週3勤務に切り替えてやっとストレスから解放されました。

週3勤務になった途端ニキビもなくなるし身体も痩せるし、週3勤務で人は健康になります。いやマジで。

日本の男性は女性に比べると平均寿命が7歳も短いってデータがありますが、多分それって日本の男性が働き過ぎだからなんですよ。

なので、全人類が週3勤務に切り替えて労働時間を短くすれば、日本全体の寿命はほんとに伸びると思うんですよ。そもそも長生きした方が年金もたくさん貰えるし、経済的にもお得じゃないですか。

だから、長生きする為にもストレスから解放される働き方を目指せば良いと思うし、月曜日の朝に仕事に行かなくて良いことの快感を味わって欲しいなと思います。ほんとストレス減るからね。

フリーランスエンジニアが週3勤務するメリット3:時間の確保がしやすくなる

週3勤務の3つ目のメリットですが、時間の確保がしやすくなるんですよ。

例えば勉強会に参加しやすくなったり、副業に手をつけやすくなったり。特にエンジニアの勉強会って、大体業務後の18時といった早めの時間帯に始まったりするんですが、残業がある会社だとその時間帯に間に合わないじゃないですか。

僕も新卒で入った会社は定時以降20時に帰るのが普通で、20時以前に帰ってる奴は白い目で見られてたんですが、20時に終わってたら18時からの勉強会なんて絶対参加できないでしょ。

エンジニアにとって勉強会って結構大事なんですが、それだとエンジニアとしてのキャリアの幅も広がりません。

一方、フリーランスエンジニアで週3勤務にすれば、行きたい勉強会がある時はその日を狙って休みが取れるわけですよ。

僕も当時ブログを結構ガッツリやってたから、記事を書く時間も確保したかったんですよね。だけど20時以降に帰宅してブログを書き始めるとなると、時間も全然ないわけですよね。

そんな状況だと副業でお金を稼ぐ余地がなくなっちゃうんですが、週3勤務だと月曜日を休みにして思いっきり副業の時間に当てたりもできるっていう。

自分の人生を現状よりもよくしていきたいと思うなら、それ相応の時間が必要です。週3勤務だとその時間を確保しやすいし、すごくメリットが大きいと思います。

フリーランスエンジニアが働き方を「週3勤務」にする3つのデメリット


反対に、フリーランスエンジニアが週3勤務をすることのデメリットについて見ていきます。

 

週3勤務のデメリット
  1. 暇が増えすぎる
  2. 勤務時間を減らすと報酬単価が下がってしまう
  3. 週3勤務に慣れると週3でも辛くなる

フリーランスエンジニアが週3勤務するデメリット1:暇が増えすぎる

まず1つ目ですが、とにかく暇が増えすぎてしまうんですよね。

人は暇が増えるとすぐ悩み始めます。フリーランスの人でもよくいるけど、暇になり過ぎてしまったが故に、

自分の人生とは一体何なのだろう...
俺は人生かけて何をやるべきなのか...

みたいな哲学的な問いを始めてしまうんですよね。でも、フリーランスにそんなことやってる暇なんてありません。そんなことで悩んでる暇があるなら、どんどんと仕事を入れましょうよと。

本来悩む暇がないくらいに仕事を入れるのが一番健全なんですが、暇を持て余しすぎると変に悩む時間ができてしまい不健全になってしまうんですよね。

なので自分の休日はちゃんとコントロールしましょう。僕も休みの日に何をするか必ず決めてました。

例えば朝9時に起きて子供を保育園に送り、その後筋トレに行ってYouTubeを撮影するといったルーティンを作ってたんですよね。

週3勤務になったら必ず時間を持て余すので、みなさんもその時間をどう活用するのかしっかりと決めておきましょう。

フリーランスエンジニアが週3勤務するデメリット2:勤務時間を減らすと報酬単価が下がってしまう

2つ目のデメリットですが、勤務時間を減らすと単純に報酬単価が下がってしまうんですよ。

週3勤務だと単価が下がる可能性が高い

優秀なエンジニアなら報酬単価はそのままで勤務時間だけ短く出来る場合もありますが、僕は中の上程度のエンジニアだったのでそんな話は通りませんでした。

僕は元々週5勤務で働いてた時の月収が70万円ほどでしたが、週3に変えた途端月50万円に下がったんですよね。

なので、やっぱり週3勤務にすると単価が下がってしまう可能性が高く、その辺りを許容できるかどうかは最初に考えておいた方が良いでしょう。

単価が下がると前年度分の税金の支払いが厳しくなる

なお、報酬単価が下がって収入が下がると、前年度の収入に基づいて計算された税金の支払いも厳しくなります。

フリーランスの場合、自分が支払う税金って前年度の自分の収入に依存するわけじゃないですか。例えば前年度の年収が840万円(70万円×12ヶ月)だとすれば、そこから経費など諸々差し引いて課税される税金が計算されるけど、その年に課税された税金の支払いは翌年になるわけです。

だけど翌年に週3勤務に切り替えたとして、同時に月の収入も70万円から50万円下がったら税金の支払いも大変でしょ。

収入がいきなりガクンと下がれば税金の支払いも大変になので、ちゃんと貯金した上で週3にすると良いと思います。

週3勤務は妻や家族に反対されがち

あと、妻や家族から反対される「家族ブロック」もあるでしょうね。単純に収入が減ると自分だけの問題じゃなくなるだろうし。特に結婚とかしてると。

 

あんたが家におってもしゃあないやろ!週3とかええから働きにでろ!

みたいに言われることもありますからね。僕も妻から言われましたが(笑)、そういう家庭もあると思うので是非家族と相談して決めてください。

フリーランスエンジニアが週3勤務するデメリット3:週3勤務に慣れると週3でも辛くなる

最後に3つ目ですが、週3勤務に慣れると週3勤務でも辛くなるんですよね。

僕も週5勤務から週3になった後は「あの時よく週5で働いてたな...」って思ってましたが、週3勤務に慣れると週3でもしんどくなってきて、挙げ句の果てには「次週2勤務にしよかな...」ってどんどんとエスカレートしちゃうんですよ。

週3勤務に慣れるとだるくなるけど、そこで週2にしちゃうと週明けには自分がやってた業務を忘れちゃいますからね。

僕は月曜と水曜が休みでしたが、3日も休みが続くと何をやってたか忘れちゃうんですよ。それが週2になれば本当に何やってたか忘れます。

勤務日数を短くし過ぎると結局現場にキャッチアップする為のコストもかかるので、週3勤務くらいがベストのパフォーマンスを発揮できるかなと思っています。

フリーランスエンジニアが週3勤務を実現させる為の具体的な方法

以上がフリーランスエンジニアとして週3勤務をするメリット・デメリットでしたが、誰でもフリーランスとして週3勤務ができるかというと、そうでもないんですよね。

週3勤務を希望するならエンジニアとしての信頼性が問われる

例えばエンジニアに案件を紹介してくれるようなエージェントは基本的にフルタイムの案件ばかり扱ってるので、中々「週3勤務」や「リモート勤務」のようなフレキシブルな働き方ができる案件は流れてきません。

なぜなら、週3勤務やフルリモート勤務はそのエンジニアの信用性が極めて重要となるからです。

例えばフルリモートなら、現場にいない間に遊んでないか心配じゃないですか。週3勤務も同じで、ほんとにそれでパフォーマンスが発揮できるか不安なんですよね。

なので、最初は週5勤務で自分のパフォーマンスをアピールしつつ、信用してもらうことが大事です。それでパフォーマンスがよければ、週3勤務やフルリモートもやらせても良いかなって判断してもらえますからね。

最初はフルタイムでとにかく実績を積め

そういった流れがほとんどなので、エージェント経由でエンジニアの仕事を受ける場合、まず最初は現場でフルタイムで働きながら実績を積んで信頼されるエンジニアになりましょう。

そこから次の契約更新時に「週3勤務で働かせてもらえませんか?」と提案してみてください。そこで認めてもらえれば週3勤務やフルリモートで働かせてもらえます。

僕は大阪の会社で「週3勤務でもフルリモートでもどっちでも良い」と言われてましたが、僕の技術領域がDevOps系のインフラエンジニアだったので、技術レベルや領域の希少性も多少あったんですよね。

なので、「この人(ぼく)に働いてもらえるなら週3でもリモートでも大丈夫ですよ」と提案を頂き、最終的に週3勤務になったわけです。

まとめ:フリーランスエンジニアなら週3勤務を実現させよう

週3勤務のメリット・デメリットまとめ
メリット
  • 週末に旅行に行ける
  • ストレスが激変する
  • 時間の確保がしやすくなる
デメリット
  • 暇が増えすぎる
  • 勤務時間を減らすと報酬単価が下がってしまう
  • 週3勤務に慣れると週3でも辛くなる

というわけで今回はフリーランスエンジニアとして週3勤務を実現させる方法やそのメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、僕は週3勤務といえど、生産性は絶対落とさないようにしてました。

週3勤務でも同じ生産性をキープしてれば、クライアント側も得するじゃないですか。週5勤務の人より支払い単価が低くてパフォーマンスが維持されるならね。

なのであなたも、週3勤務を実現するなら常に相手目線で、かつクライアントが得になる提案をしてもらえればと思います。

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