今回はブロガー友達で僕の大学の後輩でもある「わかやまゆうや」に寄稿頂きました。僕と同様、文卒でネットワークエンジニア、サーバエンジニアを経て、現在クラウド特化型のインフラエンジニアを目指して頑張られています。大阪で。

そんな彼に、「地方でインフラエンジニアを目指すのリアル」を描いて頂いたところ、オーソリティ抜群のスーパーお役立ち記事になりました。どうぞ最後までお読みください。
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こんにちは!大阪でインフラエンジニアをやっているわかやまゆうやです。僕は今から約2年前の2016年6月にそれまでやっていた経理職からインフラエンジニアに転身しました。


今はフリーランスエンジニアを目指しつつ、派遣としてスキルを磨いています。


エンジニアは最近の需要から未経験からでも挑戦できる職業だと言われていますが、案件の多くが東京一極集中となっていて、地方に住んでいる人にとってはなかなかチャンスがないと思われているんですよね。


今日は僕がどのようにして未経験からインフラエンジニアになってきたのか、大阪などの地方でも可能性はあるのかについて語っていきたいと思っています。

「インフラエンジニアエンジニアになりたいけど、どんな仕事をしているのか想像がつかない」
「未経験からインフラエンジニアになってみたいけど、どうやったらいいのか分からない」
「東京ではなく大阪でもエンジニアになれるかを知りたい!」


という人に向けて書いたので、これからインフラエンジニアにチャレンジしたい人に是非読んでいただきたいです!

そもそもインフラエンジニアってどんな仕事をするの?



まずはそもそもインフラエンジニアという職業がどんな仕事をしているのかについて説明しましょう。

インフラエンジニアはITインフラの建築家

インフラエンジニアの「インフラ」は、道路や水道、電気を表すインフラストラクチャーから来ている言葉です。


僕たちの生活に道路や水道、電気がないと成り立たないように、ITの世界にもインフラと呼ばれる基盤があります。それがサーバやスイッチ、OSやソフトウェアと呼ばれるものたち。


例えば普段何気なく使っているインターネットの回線やメールの送受信。ITインフラがちゃんと整備されているからこそ使えるものは割と多いんです。


インフラエンジニアは、そうした組織にあるITネットワークにおける基盤を作ったり、整備したり調節したりしている、いわゆる『ITインフラの建築家』のような役割を担っているというわけですね。

インフラエンジニアの具体的な仕事とは?

では具体的にどんな仕事をしているのでしょうか?


インフラエンジニアは主に設計・構築・運用・保守という4つのフェーズに分かれています。大まかな内容について、それぞれ見ていきましょう!

インフラエンジニアの設計とは?

インフラエンジニアの設計は、いわゆる建築図面を作るようなイメージです。どこにどんな機器を配置し、どんな設定を入れたら想定通りに動いてくれるかを考えてて組み立てていきます。


冗長構成と呼ばれる、一台の機器がトラブルを起こして止まってしまってももう一台の機器が動作してITインフラを止めないようにするなど、インフラエンジニアの腕の見せ所がここですね。


間違った設計をしてしまうと、そのあとの工程がすべて間違ってしまうので、責任重大とも言えます。


設計は経験と知識が問われる肝の部分なので、最初は小さな規模から始めて徐々に大規模な環境への参画となるでしょう。

インフラエンジニアの構築とは?

インフラエンジニアの構築は、設計で作られた資料をもとに、その設定を機器に落とし込んでいくことがメインとなります。


構築作業で求められるのは「正確性」。


場合によっては数百台の機器を作業していくこともあるので、その時にいかに間違えないようにするのかが大切です。また、設計で予想もしていなかったエラーが起きたり、動くはずのシステムが動かないトラブルが発生することも当然起こります。


その時は何が原因でそうなったのかを調べ、解決する能力も求められますね。

インフラエンジニアの運用

設計、構築を終えてインフラエンジニアの仕事が完了するのではなく、システムがきちんと長期にわたって稼働するためにメンテナンスを行う必要があります。それがインフラエンジニアの運用です。


身近なところでいうとWindowsUpdateの更新。しかし更新してしまうことで使えない機能が出てしまうと大きな問題ですよね。


ソフトウェアのバージョンアップデートなどについても同じことが言えるので、常に最新情報について敏感になっておくことが求められます。

インフラエンジニアの運用

設計、構築が終わると実際にシステムを稼働させますが、その動きの中で異常なエラーやシステムが止まるような問題が発生していないかを監視する必要があります。その仕事を担っているのがインフラエンジニアの保守。


ITインフラに異常な動きがあった時に随時通知してくれる監視システムというものがあるため、全環境をずっと見張っておかないといけないわけではありませんが、いざ問題が起きれば24時間365時間関係なく動く必要もある仕事です。


お客様にとってITインフラが止まる=死活問題なので、原因を突き止めることと一刻も早い復旧が求められます。

大阪にインフラエンジニアの仕事はあるのか?

ではここからは、実際にインフラエンジニアをやるとして大阪でも需要があるのかについて説明しましょう!


これはエンジニアの派遣案件を探してくれるエージェント、パーソルテクノロジースタッフの求人の画面ですが、大阪限定のインフラエンジニアの案件で検索すると、31件の案件がヒットしました。


続いてこちらがITスタッフィングの検索画面がこちら。


こちらでもサーバやネットワークを扱うインフラエンジニアの案件が30件あることが分かります。


実際にはエージェントごとに非公開求人(ホームページに載っていないけれど募集がある案件)があるので、これ以上の案件が大阪でも見つかるということですね。

実際に僕も大阪で案件を探していますが、複数エージェントの登録をしておくことで自分の条件に合った案件が探しやすくなるので、エージェントの登録は複数しておくことがオススメです!


東京よりはもちろん案件数は少ないですが、「見つからないということはない」というのが大阪の市況感ですね。

未経験でも大阪でインフラエンジニアになれるの?

では、未経験からインフラエンジニアを目指すことは可能なのでしょうか?


先ほど見てみたエージェントの案件の中には、「未経験OK」とか「経験なしでも要相談」などと書かれている案件があります。こうした案件があれば、未経験でもチャレンジできる可能性が高いですね!


案件が見つからない場合でも、非公開求人に未経験から挑戦できる案件をエージェントが持っていることも多いので、まずは一度登録して確かめてみるのが早いでしょう。


東京より未経験での挑戦はハードルが高いのは事実ですが、探してみると案外見つかるものですよ。

インフラエンジニアとして身に付けていくべきスキルは?



では、インフラエンジニアになったあとはどんなスキルや技術を見つけていくべきなのでしょうか?


まず未経験から転身してからすぐの段階ではネットワークやサーバの基礎を学ぶ段階だと思います。勉強がてらCCNAやLPICのような資格取得を目指すのもありですね。


その基礎の段階を業務を通じてこなしながら、実機での操作経験や知識が増えてきたらクラウド環境の勉強ができる案件への参画を目指しましょう。


クラウド環境とは、これまでの実機を多数使用した環境構築ではなく、仮想マシンでそうした環境を構築を作ることで物理的な負担を大幅に少なくできることを指します。


クラウド環境への参画は僕も今現在目指していることなのですが、これからのインフラエンジニアがキャリアアップをする上で必要不可欠なスキルになると思っています。


何故かというと、今はまだオンプレミスの実機環境が多数を占めていますが、今後どんどんクラウド環境へ移っていくことが予想されているから。そして今は、まだクラウド環境を扱えるインフラエンジニアが非常に少ないため、かなり引っ張りだこのような状態になっているんです。

インフラエンジニアにおすすめのクラウド環境でのスキルについて

クラウド環境である程度有名になってきているものとして、AWSやAzure、Google Cloud Platformがありますが、僕のオススメとしてはAWSについてまずはしっかり経験を積んでいきたいと思っています。


その理由は、AWSが業界で圧倒的にシェア率が高いから。



市場調査会社Canalysのレポートによると、業界の3割以上のシェアをAWSが占めています。


もちろん今後、AzureやGoogle Cloud Platformが伸ばしてくることは想像できますが、まず最初に手を付けるのはAWSで問題ないと言えるでしょう。


AWSをしっかり扱えるエンジニアになれれば、フリーランスとして独立するビジョンも見えますし、クラウドの特権を活かしリモートワークの実現も視野に入ってくると思います。


もちろんインフラエンジニアとしての基礎がないと勉強しても役に立たないと思うので、未経験からエンジニアになって2~3年してから手を付けていくのが理想的な展開ではないでしょうか。

さいごに 大阪でも未経験からエンジニアは全然チャレンジできる!

ということで、インフラエンジニアの仕事内容と、大阪で案件があるのか、未経験からでもチャレンジできるのか、どんなスキルを身に付けていくべきがについて説明してきました。


僕自身も最初、インフラエンジニアになるならまずは東京に行って経験を積むべきだ!とアドバイスされたのですが、色々と事情があって関西を離れたくなかったので、どうにか大阪でも目指せないものかと思考錯誤してきました。


そうして実際に案件をエージェントを通じて探してみると、未経験からでも受け入れてくれる案件がいくつか見つかり、そこでインフラエンジニアの基礎的な部分を教えてもらって今に至ります。


皆さんもできるかできないか悩む前に、ひとまず派遣エージェントに登録してみて自分の可能性を確かめてみてはいかがでしょうか。


勉強してから挑戦するより、業務の中で覚えながら仕事したほうが圧倒的に成長もはやいですよ!

インフラエンジニアになるなら専門スクールを選ぼう

「プログラマー」ではなく、「インフラエンジニア」を目指すのであれば、練習用のサーバやネットワーク機器が用意されていて、かつ就職サポートが付帯しているスクールを経由するのがベストです。

プログラマーより現場に出られるまでの期間は短く、それでいてプログラマーと同等の収入が得られる可能性があります。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収800万円~も十分達成可能。

ここでは、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。インフラエンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

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