
本記事では「コンテンツ販売」の概要や始め方について網羅的に解説します!
最近になって“コンテンツ販売”という言葉を耳にする機会が多くなってきました。あなたも「コンテンツ販売ってよく聞くけど、実際どんなものなんだろう...」と思いながら、この記事に辿り着いたんじゃないでしょうか。
一言でいえば、コンテンツ販売とは「知識や経験を情報にまとめてそれを販売するビジネス」のことです。
最近はコロナの影響もあってかインターネット上で情報を売買する動きがめちゃくちゃ加速していて、コンテンツ販売は今注目を集めている分野なんですよね。
経済産業省のデータを見ても、日本のコンテンツ市場は右肩上がりに伸び続けていることが良く分かります。
引用:経済産業省
つまり、コンテンツ販売を始めるなら今がチャンスってわけ。とはいえ「興味はあるけどコンテンツ販売とはどんなものなの?」「私にもコンテンツ販売ってできるのかな?」と思っている方がほとんどだと思います。
そこで本記事ではコンテンツ販売とは何かを説明するとともに、その始め方や注意点を網羅的に解説します。
コンテンツ販売ってどんなものなんだろう。コンテンツ販売の始め方について知りたい。
そう考えていた方は、ぜひこの記事を最後まで読み進めてみてください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
コンテンツ販売とはどんなもの?
コンテンツ販売とは、自分の経験や知識を"情報"としてまとめてそれを販売するビジネスです。もう少し噛み砕いて説明すると、今まであなたが培ってきた経験や知識をコンテンツ化し、その情報が欲しい人にコンテンツを販売することによって利益を得るビジネスを指しています。
ただ、ひとことにコンテンツと言ってもその形式は様々です。例えば、以下の通り。
- テキストコンテンツ…文章がメインの読み物系コンテンツ
- 動画コンテンツ…音声と映像で同時に情報を伝えるコンテンツ
- 音声コンテンツ…音声のみで情報を伝えるコンテンツ
- オンラインコミュニティ…共通の目的や近い価値観を持つ人たちがオンライン上で交流するための場所を運営し、収入を得るコンテンツ




ここで「いやいや、私はコンテンツにできる知識や経験なんて持ってないよ」と思われている方もいるかもしれませんが、意外とそうでもないと僕は思うんですよね。
コンテンツ販売って、結局は人の役に立つ情報を提供できればなんでもいいわけですよ。あなたにとっては趣味やただの雑学だったとしても、それをコンテンツにしたら意外と需要があって売れる可能性もあるんですよね。
実際に「ゴキブリを増やす方法」みたいなコンテンツがめちゃくちゃ売れた事例もありますしw
というわけで、コンテンツ販売は誰でも始めるチャンスがある分野なので、この後の解説もしっかり読んでもらえればなと。
コンテンツ販売をやるべき理由3つ
ここまで解説した通りコンテンツ販売は今注目の分野なんですが「コンテンツ販売をやるべき理由」をもう少し深ぼっていきたいと思います。理由は以下の3つです。- 利益率が圧倒的に高いから
- 自分で自由に価格を設定できるから
- 好きなことや得意なことを発信できるから
理由1:利益率が圧倒的に高いから

情報は洋服などと違って1つしかないので、1回コンテンツを作ってしまえば同じものを何人もの人に販売できます。つまり「在庫を抱えて売れなくなる」というリスクがありません。
また、初期費用もほぼゼロに近いのが特徴です。なぜかって、最初から最後まで自分一人でコンテンツを作ったとすればかかるのは労力だけだから。
普通は、飲食店だったら材料費がかかったりスーパーやコンビニでも仕入れの費用がかかったりするじゃないですか。そういう費用がいっさいかからないのは、コンテンツ販売の良さ。
つまり、余計な経費がかからずに済むのでコンテンツの売上がほぼ自分の手元に入ってきます。よって、他のビジネスと比較しても、圧倒的に利益率が高いのがコンテンツ販売の特徴です。
理由2:自分で自由に価格を設定できるから

実際に、数千円で販売されているコンテンツもあれば数百万円のコンテンツも存在します。あなたが普段購入するような生活用品や食品と比べても、コンテンツって価格のレンジがめちゃくちゃ広いんですよね。
そして、価格設定の際に重要となるのは「その価格で販売して購入者が納得いくかどうか」です。
しっかりコンテンツを作り込んで質の高い情報を提供できるなら、高単価に設定しても問題ありません。作成にかけた労力や内容を踏まえて、自分の判断で価格設定できるのはコンテンツ販売の魅力なんじゃないかなと。
理由3:好きなことや得意なことを発信できるから

例えばジムのトレーナーさんならトレーニングに関するコンテンツを販売しても良いでしょうし、コスメが趣味なら美容系の情報をコンテンツとしてまとめて販売するのも良いかもしれません。
ここで僕が何が言いたいかって、好きなことや得意なことで収入を得られたら嬉しいよねってこと。
実際に僕は元フリーランスエンジニアですが、そこで得られた経験をきっかけにこれまでWeb系フリーランスに関するコンテンツを何度も販売しています。自分の得意なことで収益を上げられるってやっぱやりがいあるんですよ。
「何か得意なことや好きなことを仕事にしたい」という人は、まずコンテンツ販売を検討してみるのもいいんじゃないかなと。
コンテンツ販売を始める際の注意点2つ
コンテンツ販売の良さをここまで解説してきましたが、注意点もあります。今回解説するのは以下の2つです。- 信用が築かれていないとコンテンツは売れにくい
- 販売方法やコンテンツの質によって炎上する可能性がある
注意点1:信用がないとコンテンツは売れにくい

あなたもインターネットで商品を購入する時、悪い口コミがあったら一旦様子を見るでしょ。それと同じです。
そこでコンテンツ販売を売る上で大事になってくるのが、権威性や経歴です。
例えば、以下の2つのコンテンツが並んでいたとします。
- A:年商2億円のWebサービスオーナーが伝授するマーケティング術
- B:名前も聞いたことがない人が売っている、最強のマーケティング術
とはいえ「そんな立派な経歴や実績なんてないよ」って方も多いじゃないですか。そういう方は、SNSで自分の持っているスキルや実績について日頃から発信しておくといいんじゃないかなと。
発信に反響がありフォロワー数が伸びればそれが“信用”になりますし、SNSでコンテンツの販売を告知すればフォロワーが購入してくれる可能性もあるでしょう。「コンテンツ販売をしてみたいけど、権威性や経歴が心配...」という方は、SNSの発信で信用を勝ち取っていくことをおすすめします。
注意点2:販売方法やコンテンツの質によっては炎上する可能性がある

炎上が起きる原因の一つが、値段の割に内容が薄かったり正しくない情報が記載されている場合です。ありがちなのは「すぐに稼げる!」「毎日スマホワンタップするだけで月10万円」みたいな誇大広告をしてしまうパターン。
そのコンテンツを購入しても到底そのような情報が得られなかった場合、炎上するのは当然です。
そして、もう一つはコンテンツを必要としていない人にも無理な売り込みをしてしまうパターンなんですよね。インターネットだと告知画面からすぐ申し込みページに誘導してしまう人が結構いるんですが、これは炎上の原因になってしまいがち。なぜなら、買い手の「購入しよう!」という熱量が高まっていないから。
例えばあなたが家でのんびりYouTube見てる時に、突然ウォーターサーバーの営業が来て商品を売り込まれたら嫌じゃないですか。それと同じなんですよ。
なのでコンテンツ販売で炎上を防ぐには、まず正しいコンテンツの情報を伝えて相手の期待値を調整することや熱量が高まった状態で購入してもらえるよう、販売までの導線を考えることが大切です。
コンテンツ販売の始め方4ステップ
続いて、コンテンツ販売の始め方について簡単に解説します。コンテンツ販売は以下の4ステップで進めていきましょう。
- コンテンツの企画を決める
- 販売するターゲットとコンテンツの形式を決める
- コンテンツを作る
- 完成したコンテンツを販売する
STEP1:コンテンツの企画を決める

企画がある程度決まったら、いきなりコンテンツ作成に入るのではなく市場調査を行なっていきます。例えば、SNSやGoogleなどを駆使して以下のような感じで市場調査をやってみるといいんじゃないかなと。
- 自分が企画したジャンルがどれくらい検索されているのか(ニーズがあるのか)
- 同じようなジャンルを販売している人がいるのか(競合がいるのか)
- 競合が販売している内容とは違った情報を届けられそうか(差別化できそうか)
コンテンツ販売において、市場調査は非常に重要なポイントであることを覚えておきましょう。
STEP2:販売するターゲットとコンテンツの形式を決める

例えば、副業系のコンテンツを販売すると決めてターゲットを「20代後半会社員」と設定したり、料理系のコンテンツを販売すると決めてターゲットを「30代後半主婦」と設定したり。
ターゲットを決めることで、その人の欲しがりそうな情報をベースにコンテンツがまとめられます。
また、ターゲットを選定するとコンテンツ形式も見えてくるんですよね。上記に挙げた例でいえば、こんな感じ。
- 20代後半会社員→音声コンテンツ
(理由)移動中に情報をインプットできるから - 30代後半主婦→動画コンテンツ
(理由)家事の合間にゆっくりコンテンツを見ると想定できるから
STEP3:コンテンツを作る

途中で方向性を見失うと、ターゲットに全く刺さらない内容のコンテンツになってしまう可能性があります。
例えば「副業で20万円を達成するためのロードマップ」というコンテンツを販売するとして、ターゲットを「副業経験のない20代男性」に設定した場合。仮に「副業の始め方」などをすっ飛ばして「仕事の受注方法」ばかり解説してしまったら、副業初心者であるターゲットにとっては満足のいくコンテンツではなくなってしまいます。
なので、事前に「どんな内容を盛り込むのか」は入念に整理しておきましょう。ちなみに、構成を作る際に僕がおすすめしたいのはマインドマップを使うことです。

このように視覚的に内容を整理しておくと必要な情報が網羅されているか、すぐに判断できるんですよね。MindMeisterっていうツールは情報をすぐ入れ替えたり追加できたりして使い勝手がいいので、参考にしてもらえればなと。
STEP4:完成したコンテンツを販売する

自作の販売ページでコンテンツを販売すればもちろん手数料はかからないですが、サイトを作成するのは結構大変です。ある程度ITの知識がなければ、一から作るのはほぼ不可能に近いんじゃないかなと。
一方、外部のプラットフォームは手数料がかかるものの初心者でもすぐにコンテンツを販売できるのが特徴。
なので「コンテンツを販売するまでに手間をかけたくない」という方は、外部のプラットフォームを活用するのがおすすめです。ちなみに、おすすめのプラットフォームはこの後解説するので、そちらも参考にしてもらえればなと。
コンテンツ販売ができるおすすめのプラットフォーム5選
最後に、コンテンツ販売ができるおすすめのプラットフォーム5選を紹介します。- オンクラス
- Brain
- BASE
- Shopify
- ココナラ
1.オンクラス

1つ目のプラットフォームは、僕の会社でリリースしているオンクラスです。
オンクラスはオンライン上で教育コンテンツを提供したい人のためのプラットフォーム。その特徴が、受講生を最後まで育て上げることにフォーカスしている点なんですよね。
例えばどんなことができるかっていうと、こんな感じです。
- カリキュラムを必ず上から順番に消化させられる
- 受講生の数やログイン率を毎日管理できる
- チャットでの受講生サポートが可能
- 受講生に一斉お知らせ通知ができる
正直「どこの教育コンテンツ用のプラットフォームよりも優れてる」と言えるほど自信があります。他にもたくさんの機能が詰まっているので、さらにオンクラスについて知りたい方は以下の記事も見てもらえればなと。
▶︎オンクラスの詳しい特徴や魅力を見てみる
プラン | 料金 | 特徴 |
フリー | 0円/月 | お試しプラン。オンクラスが気になる方向け。必要最低限の機能のみ。 |
ビギナー | 4,980円/月 | コンテンツ販売初心者向け。まずは小規模で運営していきたい方におすすめ。 |
プロ | 14,800円/月 | ある程度の顧客を抱えているならこのプラン。さまざまな機能に対応しており、受講生も100人まで請負可能。 |
ビジネス | 34,800円/月 | 教育から集客・販売まで網羅するならこのプラン。300名まで受講生を請負可能。本格的に運営していきたい方向け。 |
スペシャル | 55,000円〜/月 | 規模によって値段が変わるプラン。値段は、オンクラス運営側と要相談。受講生が300人を超えるならこのプラン。 |
\ 登録ユーザー1,850名越!受講生5名までは完全無料! /
2.Brain

2つ目はBrainです。
Brainは知識共有型のプラットフォーム。特に優れている点は他のプラットフォームには中々ない、コンテンツの紹介機能やレビュー機能がついている点です。
レビュー内容によってコンテンツホルダーは自分の評判が分かるので、それをもとにコンテンツを改善していくことが可能。また、良質なコンテンツを提供すれば口コミになってどんどん売り上げが伸びる可能性もあります。
「コンテンツのクオリティに自信がある」という方はBrainでの販売を試してみるのもいいんじゃないかなと。
料金 | 月額:0円 手数料:12%(紹介機能24%) |
特徴 | 紹介機能やレビュー機能がついた、知識共有プラットフォーム。月額は無料だが、コンテンツが売れた場合のみ手数料を支払う。また、紹介機能を使った場合は、2倍の手数料が取られる。 |
3.BASE

3つ目のプラットフォームはBASEです。(※デジタルコンテンツ販売Appをインストールすることで使用可)
BASEは初心者でもすぐにショップを開設できるネットショップサービスです。特別なPCスキルは必要なく、開設までにかかる時間はわずか数十分。
つまり、コンテンツを1度作成してしまえば、時間や労力をかけずにコンテンツ販売ができます。
サイト開設後の設定や管理をする必要はありますが、既存のフォーマットがあるなど作業はシンプル。開設から運用までそこまで手間をかけずにできるので、わりと誰でも簡単に使えるんじゃないかなと。
プラン | 料金 | 特徴 |
スタンダードプラン | 月額:0円 手数料:6.6%+40円 |
誰でも利用できる月額無料のプラン。コンテンツが売れた場合のみ手数料を支払う。 |
グロースプラン | 月額:5,980円 手数料:2.9% |
月額がかかる他に、コンテンツが売れた場合も手数料を支払う。月17万円以上手数料を支払う場合はこのプランがお得。 |
4.Shopify

4つ目のプラットフォームはShopifyです。
Shopifyはシンプルで高機能な誰でもネットショップを作成できるサービスです。簡単にECサイトを作成できるのはもちろん、柔軟な仕様にカスタマイズできるのもshopifyの特徴です。
ユーザーの属性やニーズに合わせて、自由にサイトをレイアウトできます。
「コンテンツを販売するサイトの仕様に細部までこだわりたい」という方にはおすすめです。
プラン | 料金(1米ドル135円で計算) | 特徴 |
ベーシック | $25米ドル/月(3,375円) | ネットショップを初めて開設する方におすすめ。 |
スタンダード | $69米ドル/月(9,315円) | ネットショップである程度売上を維持できるようになり、さらに規模を大きくしていきたい方におすすめ。 |
プレミアム | $299米ドル/月(40,365円) | 大規模な売上があり、さらにショップ運営の効率化をはかりたい人におすすめ。 |
5.ココナラ

5つ目のプラットフォームはココナラです。
ココナラは、得意(経験・知識・スキル)を気軽に売り買いできるというオンラインのフリーマーケット。多くのプラットフォームと違い、サイトを運営するわけではないので月額もかかりません。
また、最低出品金額は500円で後から金額を変更することも可能です。
このように、初心者にとっても安心して使いやすいプラットフォームなので「試しにコンテンツ販売をやってみたい」という方は、まずココナラで出品してみるのもいいんじゃないかなと。
料金 | 月額:0円 手数料:22% |
特徴 | オンラインのフリーマーケット。月額は無料で、コンテンツが売れた場合のみ手数料がかかる。 |
さいごに:コンテンツ販売を始めるならオンクラスを活用しよう!
というわけで、コンテンツ販売について徹底解説してきましたが「コンテンツ販売は今最もアツいビジネスの一つ」と言っても過言ではありません。「何か自分の知識や経験を人に共有してみたい」という人はぜひコンテンツ販売に挑戦してもらえればなと。とはいえ「コンテンツを販売したはいいけど、悪評が立ったらどうしよう...」と躊躇する人は多いと思うんですよね。
そこで、コンテンツ販売を始める際に使用してほしいのがオンクラスです。

オンクラスの特徴は、受講生を丁寧にサポートし成長させることにフォーカスしたプラットフォームであること。コンテンツ販売でありがちな「売って終わり」ではなく、満足度を高めて良い評判を拡大していけることが強みです。


- 動画やテキストをコンテンツとして埋め込みできる
- カリキュラムを必ず上から順番に消化させられる
- 受講生の数やログイン率を毎日管理できる
- チャットでの受講生サポートが可能
- 受講生に一斉お知らせ通知ができる
- LPを簡単に作れる
受講生5名までは無料で使えるので、いまのうちにオンクラスに登録しておきましょう。
\ 登録ユーザー1,850名越!受講生5名までは完全無料! /