本記事では「フリーランスの営業方法」について解説します!
あなたも「フリーランスってどうやって営業すればいいんだろう...」「営業はしてるのに中々案件が受注できない...」と悩んでいるのではないでしょうか?
先に言っておきますが、営業は数以上に“方法”が大事です。
間違った手法で営業しても発注者には振り向いてもらえず中々案件は受注できません。ただ闇雲に営業しているようでは仕事を一切受注できず疲弊してしまう可能性もあるでしょう。
でも大丈夫です。この記事ではフリーランスにおすすめの営業方法を紹介しつつ、提案時に意識すべきポイントを徹底的に解説していきます。
- フリーランスにおすすめの営業方法4選
- 営業の成功率を上げるためのポイント3つ
- 直接営業せずに案件を受注する方法
この記事を書く僕は現在参加者5,000人超の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を運営しており、サロンメンバーを中心にこれまで数多くのフリーランサーに仕事を発注してきました。そこで今回は発注者目線で「どんな営業をするべきか」ということもみなさんにお伝えしていきます。
正しい営業方法を知りたい。営業の成功率をもっと上げたい。
そう考えている方であれば、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
フリーランスにおすすめの営業方法4選
では早速、フリーランスにおすすめの営業方法を紹介していきます。
- SNSからメッセージを送る
- 交流会やセミナーを活用する
- コミュニティを活用する
- 知人や友人に繋げてもらう
以降で、それぞれ詳しく解説していきます。
営業方法1:SNSからメッセージを送る
FacebookやTwitter、Instagramなどのメッセージ機能を利用して営業します。
SNS営業の特徴は常日頃の発信で自分の人柄を伝えられるところ。SNSで営業を受けたクライアントはあなたの普段の発信に目を通した上で仕事を依頼するか否かを決める可能性が高いです。
例えば日々の学習を発信し続けていれば、クライアントから熱意を買ってもらえるかもしれないじゃないですか。「この人なら仕事を頼んでみようかな」となる可能性があるってわけ。
そのため日常的にSNSを活用して自分のスキルや仕事に向かう姿勢をアピールすることが大切です。その上で以下2通りのパターンで発注者に提案しましょう。
- 「#ライター募集」のように求人があったら応募する
- 自分が役に立てそうなクライアントを探して自ら売り込む
プロフィールや投稿から相手の求めていることを探り、自分が提供できる価値を伝えましょう。ちなみにSNSでの細かい提案の仕方や注意点は以下の記事で解説しています。
▶︎副業初心者がSNSで仕事を受注する方法を解説した記事がこちら!
営業方法2:交流会やセミナーを活用する
例えば以下のようなイベントに参加して営業を行います。
- お茶会、ランチ会といった異業種交流会
- 起業・独立セミナーや出版セミナー
- エンジニア交流会などの業種を絞ったイベント
直接相手と顔を合わせて営業できるのでSNSよりも関係は構築しやすいはずです。
発注者目線で言えば顔も見たことない人に任せるより、相手の雰囲気や人柄を知った上で仕事を発注できた方が安心なんですよね。身なりにも気を遣った上でイベントに参加し、その場で自分のスキルや経験値をアピールできればオンライン上よりも成約率は高いでしょう。
とはいえ当日は時間も限られていますし、事前にどんなことを相手に伝えるかイメージしておきましょう。また、名刺を用意できるなら持っておき連絡先は交換しておくと良いんじゃないかなと。
その場で成約に至らなくても当日の交流がきっかけで後々仕事を依頼される可能性は十分あります。
営業方法3:コミュニティを活用する
例えばオンラインサロンや交流環境があるオンラインスクールが挙げられます。
同じコミュニティなら、例えば「フリーランスとして売上を伸ばそうと頑張っている」といったように同じ志や価値観を持った人が集まりやすいので会話も弾みやすいでしょう。定期的に交流できればセミナーなどの単発イベントよりも深い関係性を構築できるチャンスがあるんじゃないかなと。
さらにコミュニティの何がすごいって、同じ組織内で他の人に紹介してもらえる可能性が高いところ。例えばあなたがAさんの元で仕事をして評価を得れば「〇〇君めちゃくちゃ優秀なんだよ」みたいにしてBさん、Cさんとコミュニティ内で他者に紹介してもらえるチャンスがあるんですよね。
つまり新規営業をせずとも紹介された案件だけで仕事が回る可能性があるっていう。
ちなみに僕は現在参加者5,000人超の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を運営しています。
僕のオンラインサロンでは仕事の受発注ができる「外注スレッド」があったり、定期的に「オフ会」を開催していたりとメンバー同士で交流しつつフリーランスが営業に繋げられる場を多数用意。実際にコミュニティに在籍する実力者から高単価な案件を受注できたメンバーもいます。
参加費用は月額たったの2,480円。僕のLINEからすぐに入会可能なので「フリーランスとして活躍したい」「ガンガン仕事を受注していきたい」という方は以下からぜひ参加してもらえればなと。
営業方法4:知人や友人に繋げてもらう
知人や友人からの紹介であれば、ゼロから人間関係を構築するわけではないので営業しやすく比較的案件受注にも繋がりやすいはずです。
その証拠としてフリーランス協会が現役フリーランスに向けて「直近1年で仕事の獲得に繋がった経路」を調査したところ65.9%の人が「人脈(知人の紹介含む)」から仕事を受注したと答えています。
では、どのように友人や知人に営業していくかというと、
みたいな感じで気軽に相談してみると意外とあなたのスキルを求めている人がいるかもしれません。昔からの友人はもちろん、会社員時代の同僚などにも声をかけてみると良いんじゃないかなと。
現在の仕事上の付き合いだけでなく、身近なところにも仕事を受注できるチャンスがあることを頭に入れておきましょう。
営業の成功率を上げるためにやるべき行動3つ
次に営業の成功率を上げるためにやるべき行動について紹介します。
- 自己分析と他者分析を行う
- 営業用のポートフォリオを作る
- 提案の数をこなしていく
以降で順番に解説していきます。
行動1:自己分析と他者分析を行う
まずは営業を行う前にクライアントがあなたを選ぶべき理由を見つけましょう。
発注者の元には他にも多くの人から営業のアプローチがくるはずなので、その中からあなたを選んでもらうべく自分の強みを見つけておかなければなりません。「自分が他の人に比べてどこが優れているか」を明確にしておき、クライアントにアピールしましょう。
しかし「僕は〇〇できるので仕事をください!」というスタンスではいけません。
なぜならそれではクライアントファーストにならないからです。自分の強みだけ押し出して「相手がどんなことを解決したいのか」について分析できていなければ、見当違いな営業となってしまいます。例えばデザインの発注でも品質より緊急度を求める人もいれば、その逆でとにかく品質重視という人もいるでしょう。
相手のニーズを分析し、その中で自分がどんな価値を発揮できるかを考えることが大事。営業時は「Aさんの〇〇といった課題に対して、僕が持つ〇〇の強みを活かして貢献できます」といった形で提案を行いましょう。
行動2:営業用のポートフォリオを作る
ポートフォリオとはあなたの実績やスキルがわかる作品集のこと。なぜポートフォリオを作る必要があるのかというと、クライアントは発注先がどんなスキルを持っているか気になっているからです。
例えば営業の際に「動画編集のスキルを持っています!」と言われても、どのレベルまで編集できるのか、実際に今までどんな動画を編集してきたのかが分かりません。一方ポートフォリオを見せてくれれば一発であなたのスキルが分かるため、発注者が安心して仕事を依頼しやすくなるんですよね。
よって、ポートフォリオを用意するのとしないのとでは営業の成約率に雲泥の差が生まれます。さらにポートフォリオは相手の募集内容に沿ったものを提出することが理想的です。
例えばこんな感じ。
- Webライター…クライアントのメディアと同ジャンルの記事を提出する
- 動画編集…クライアントのYouTubeを確認して同じテイストで動画を作ってみる
このように募集案件に近いポートフォリオを提示すると、依頼後にあなたが納品してくれる成果物のクオリティがよりイメージできますし本気度も伝わるでしょう。ただ闇雲に作品を提示するよりも、案件を受注できる可能性は高まるんじゃないかなと。
行動3:提案の数をこなしていく
営業は「数をこなさないと提案が通らないもの」と割り切るのも大事です。
そもそもそんな簡単に仕事を受注できていたら、営業に困るフリーランスなんていないですしね。特に駆け出しの頃だと、中々提示できる実績も少ないですし成約に至らないことも多いはずです。
そこで挫折してしまう人が結構多いんですが、最初に数をこなすことは絶対に大事。全く仕事が取れないからといって諦めるのではなく、経験を重ねていきましょう。
しかし、根拠なしの「数打ちあたれ」は得策ではありません。
依頼文もちゃんと読まずにいかにもテンプレっぽい提案文を使い回す人がいますが、発注者が見ればすぐにバレますからね。クライアント各々のニーズを見極めて一つ一つ丁寧に提案しましょう。
フリーランスが直接営業せずに仕事を受注する方法3つ
最後にフリーランスが直接営業せずに仕事を受注する方法について解説していきます。
- クラウドソーシングを活用する
- フリーランスエージェントに登録しておく
- ビジネスマッチングアプリを利用する
特に「営業に苦手意識がある」という方はぜひ参考にしてみてください!
方法1:クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングとは仕事の発注者と受注者を繋ぐWebサービスのことです。
提案文を作成したり仕事を検索したりする手間はかかりますが、プラットフォームを利用した仕事の受注方法なのでゼロから直接営業するよりもハードルは比較的低いはずです。さらに案件数も豊富で初心者向けの案件が比較的多く掲載されており、駆け出しの人が仕事を受注するには最適かと。
↑実際にクラウドソーシングに掲載されていた案件
ただ初心者が集まりやすいプラットフォームなので相場は低単価になりがちですし、手数料も引かれてしまうので実績作り程度に活用しましょう。ある程度の経験を積んだらTwitterやコミュニティなどで繋がりを作り、プラットフォームを介さず直契約で仕事を受注してみることがおすすめです。
ちなみにクラウドソーシングの使い方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています!
▶︎クラウドソーシングで実績ゼロから仕事を受注する方法を解説した記事がこちら!
方法2:フリーランスエージェントに登録しておく
フリーランスエージェントとは発注者とフリーランスを仲介しお互いをマッチングさせるサービスのこと。エージェントがあなたの経験やスキルをヒアリングした上で営業を代行してくれます。
つまりあなたはエージェントに自分のスキルレベルや単価感などを伝えておくだけでいいんです。すると営業のプロであるエージェントが、あなたに最適な案件を探してきてくれます。
「めちゃくちゃいいじゃん!」と思ったかもしれませんが、一つ注意点があります。
それは大前提として、ある程度のスキルが必要だということ。エージェントもあなたという人材を発注先に紹介する立場なので、そんなに軽い気持ちで紹介することはできません。クラウドソーシングとは違って「まだ実務経験がそれほどない...」という方が使うのは少し難しいかなと。
「ある程度スキルを持っているけど、営業が苦手」という方におすすめのサービスです。
以下におすすめのフリーランスエージェントを2つ挙げたので参考にしてみてください!
方法3:ビジネスマッチングアプリを利用する
ビジネスマッチングアプリとはその名の通りビジネスパーソン同士をマッチングさせるアプリです。
案件の受注にアプリを活用する良さは圧倒的な手軽さ。アプリをダウンロードして条件さえ入力しておけば、スマホ操作のみでクライアントと出会える可能性がありますからね。
「本当にアプリなんかで案件受注できるの?」という方がいるかもしれませんが、最近は経営者を始めエンジニアやデザイナー、営業マンなど、様々な業界の人がアプリに登録するようになっているので、フリーランスが仕事の依頼を受けられるチャンスは結構あると思うんですよね。
効率的に案件を受注していきたい方はぜひアプリも試してみてもらえればなと。
以下におすすめのビジネスマッチングアプリを2つ挙げたので参考にしてみてください!
さいごに:『人生逃げ切りサロン』には営業の機会がたくさんある!
以上、今回は「フリーランスの営業方法」について解説しましたが、最後にもう一度フリーランスにおすすめの営業方法と営業なしで案件を受注する方法をまとめておきます。
【おすすめの営業方法】
- SNSからメッセージを送る
- 交流会やセミナーを活用する
- コミュニティを活用する
- 知人や友人に繋げてもらう
【営業なしで案件を受注する方法】
- クラウドソーシングを活用する
- フリーランスエージェントに登録しておく
- ビジネスマッチングアプリを利用する
みなさんには上記の方法を色々と試しながら案件を受注していってほしいなと思うんですが、「ガンガン仕事を取っていきたい」という方は、ぜひ僕の運営する複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」も活用してみてほしいんですよね。
人生逃げ切りサロンではオンライン上で自由に仕事の受発注ができる「外注スレッド」が用意されていたり、「オフラインイベント」を定期的に開催していたりと、フリーランスが案件を受注できるチャンスがたくさんあります。
しかも参加費用は月額たったの2,480円。僕のLINEからすぐに入会可能なので「今後フリーランスとして活躍したい」という方は、以下からぜひ参加してもらえればと。