「エンジニアは技術を突き詰めるべき」という老害について

動画でも話してるので、文章読むのが面倒な方は動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればと思います▼

どうも、フリーランスエンジニアりゅうけん(@ryukke)です。

エンジニアが突き詰めるのは技術であってお金ではない!

みたいなこと言ってくる老害エンジニアってたくさんいるじゃないですか。

結論ですが、老害が言ってることの逆をやると儲かっちゃうので、そういう話は全部無視しとけば良いんですよね。まあエンジニアは稼いでなんぼやろと。

そこで今回は「エンジニアはお金を稼ぐべきではない」と言ってしまう老害について論破していこうと思います。

なぜエンジニアはお金を稼ぐべきではないと言われるのか

なぜ「エンジニアは稼ぐべきではない」って言ってくる人がいるのかというと、エンジニアは技術だけを突き詰めていくべきだという思想の人が多いからなんですよね。特に技術力がある人ほどこんなことを言いがちです。

僕はこれをすごく懐疑的に思ってて、技術を突き詰めることはもちろん素晴らしいけど、その根本的なモチベーションとして「お金を稼ぐこと」があっても良いんじゃないかと思うんですよね。

ぶっちゃけ、金稼ぐ為にエンジニアになればよくね?

僕がブログで情報発信を始めたのは2015年くらいでしたが、当時は技術のことを発信するエンジニアの方が多くて、とにかく技術を突き詰めてひたすらマニアックな話をするようなエンジニアが人気だったんですよ。

しかし、これに対して僕は、

ぼく
技術なんてええから、みんな金稼ぐ為にエンジニアになろうぜ!

というテーマで発信してました。実際技術を突き詰めていくような話って初心者からすると取っ付きにくいし、そもそも何言ってるか分かんなくないですか。いや、金稼げれたらええやんけと。

それでも、

技術が中途半端なエンジニアはエンジニアとは言わないぞ

って感じで勝手な定義を偉そうに発信してくるじゃないですか。エンジニアってとにかくうざそうな人やコミュ障で陰キャラな人が多いイメージだと思うんですが、僕はそういうイメージを変えたかったんですよね。

プログラミングはお金を稼ぐ為の道具にすぎない

僕はあくまでもプログラミングを「お金を稼ぐための道具」としてしか見てません。

というのも、僕自身エンジニアの技術的な部分に関してそこまで執着はないんですよね。

もちろん仕事で使う技術は一生懸命キャッチアップして現場に還元していこうと思ってますが、技術を突き詰めて一生プログラミングと向き合って生きたいとかじゃありません。

まずは裾野を広げていくことが重要

だから僕は、そんな人でもエンジニアになって活躍できるというロールモデルを発信したいと思ってたんですよ。

でも、古くから業界にいるような老害エンジニアからすると、僕みたいなやつを毛嫌いしちゃうわけです。

りゅうけんに感化されて現場に来たような駆け出しエンジニアを手取り足取り教えていくのは俺らやぞ!

ってことを言う奴もいるけど、彼らは全然分かってなくて、頭は良いけどバカなんですよね。ほら、よく学校とかでも偏差値は高いけど要領悪い奴っているでしょ。

でもIT業界の長期的な発展を考えた際、絶対に裾野を広げたほうが良いわけですよ。

「エンジニアは稼げる仕事」だと認識させることが業界の発展に繋がる

裾野を広げる為に何が重要かというと、「エンジニアは稼げる仕事」だと認識させることなんですよね。

これは何でもそうで、例えばニコニコ動画やYouTubeなんかは今でこそ主流な動画プラットフォームとなってるわけですが、元々はそこまでプラットフォームも整ってなくて、面白いクリエイターも全然参入してませんでした。

だけど、ニコ動やYouTube側がクリエイターに広告収入としてお金を払い出す仕組みを作ると、途端に面白い人が次々と登場してきたわけですよね。

つまり、何事も「お金を稼げないならやらない」と思う人の方が多いわけですよ。

エンジニアの世界もこれと全く同じで、「エンジニアは稼げるぞ」ってことをまず認識させないと、エンジニアになろうと思う人は増えません。

そもそもエンジニアという人材は大量に不足している

というか、そもそもエンジニアの世界って人材がめちゃくちゃ不足してるわけですよ。

例えば何かWebサービスを作ろうと思うとエンジニアが何人も必要となるわけですが、エンジニアを採用しようと思っても市場にあまり出回ってないから簡単に捕まえれないんですよね。

エンジニアを一人採用するのにめちゃくちゃコストがかかる

だから、エンジニアを採用しようと思えばマイナビやリクナビに自社を掲載する必要があるわけなんですが、マイナビやリクナビは一社当たりだいたい150万円くらいの掲載料がかかりますからね。

しかも150万円を支払っても確実にエンジニアを採用できる保証はないし、企業はそこで大博打を打つわけです。

そんなのお金がないスタートアップだったら中々できないじゃないですか。

市場にエンジニアを増やさないといつまでも業界は改善されない

だから多少レベルが低くてもいいから、エンジニアを目指そうとする層を増やしていかないとIT業界はいつまでも改善されません。

もちろん、レベルの低い人がいきなり現場にいきなり行くとキャッチアップも結構大変だし、現場の人たちが面倒を見ないといけないからコストがかかるんだけど、それは短期的な痛みであって、エンジニアは現場で半年〜1年も経験を積めばめちゃくちゃ成長しますからね。

だから業界全体でエンジニアの技術を磨いていかないと、いつまで経っても改善されないってわけです。

エンジニアの不足は結果的に他のエンジニアの首をしめることになる

だから僕は堂々と「稼ぐ為にエンジニアになろうぜ」ってことを言ってますが、それで非難されるような筋合いはありません。

逆に「エンジニアはこうあるべきだ」って言う技術バカのような人は、エンジニア業界に対してどういう価値を提供してるんですかね。

ただ「エンジニアとは難しい」とか「舐めてかかってはいけない」みたいなこと言ってハードルを上げて、何か業界の為になるんですかと。

もちろん、自分がやってきたことを周りに評価されたい気持ちはわかるし、

自分はこれだけ頑張ってきたし、これは生半可なものじゃない!

って必死にアピールすることで、自分の凄みを世間に知ってもらいたいというマインドがあることも分かりますよ。

それもわかるんだけど、結局それは回り回って自分の首を締めることになるし、エンジニアが不足してる限り仕事のしわ寄せが自分に来るわけですよね。

エンジニアが増えるとお金を稼げなくなるという嘘

そもそも、市場にエンジニアが増えてしまったら俺たちがお金を稼げなくなるだろ!

ってことを心配してる人もいるけど、現状エンジニアは不足し過ぎてるからそんなこと言ってる場合じゃありません。

てか、不足しまくってる時に供給過多になった後のことなんて考えなくていいですよ。

それって対してお金を稼いでないのに、

お金を稼ぐと税金たくさん納めないといけないからなぁ...。

とか言って心配してるのと同じ原理ですからね。

そんな心配はまだまだ不要だし、まずはエンジニアになる人を増やさないといけないんですよね。

まとめ:エンジニアは技術よりも稼ぐことを追求していこう

というわけで、老害エンジニアは新人エンジニアのハードルを上げようとしてきますが、そういう話は全部無視しましょう。

エンジニアは難しいし大変だからならない方が良いぞ

っことを言うようなエンジニアの話は無視しちゃって大丈夫だし、老害が言ってることの逆をやれば儲かります。

エンジニアはとにかく稼げるし総じて魅力的な仕事なので、あなたも今やってる仕事よりもエンジニアの方が可能性があると感じたのであれば、挑戦してみる価値は十分あるでしょう。

特に潰しが効く20代の方は、どんどんと挑戦してみた方が良いんじゃないかと思います。

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