フリーランスエンジニアの税金が高いは嘘【確定申告も会計ソフトで余裕】

どうも、元フリーランスエンジニアのやまもとりゅうけん(@ryukke)です!

 フリーランスエンジニアは高収入が取れる職種ではありますが、フリーランスになると「正社員の倍以上稼がないと税金でたくさん持っていかれるから割りに合わない」って言い張る人がけっこういるんですよね...。

でもそれって嘘ですからね。全然そんなことありません。

たしかにフリーランスエンジニアになると、場合によっては正社員にはない個人事業税を納める必要がありますが、結論フリーランスはそれなりに節税ができるのでビビるものではありません。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの税金についてや確定申告の真実について、実体験に基づいたお話をしていきます。

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。

本記事の内容は動画でも話しています▼

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フリーランスエンジニアの税金が高いというのはウソ

フリーランスになると、事業所得が290万円以上となった場合に個人事業税というものが発生します。

個人事業税はざっくり「収入−必要経費−専従者給与税−各種控除×5%」を納める必要があり、ある程度稼ぐと正社員より支払うべき税金が多くなるんですよね。

フリーランスエンジニアの場合、売り上げから経費を差し引いた分が課税対象になるわけですが、実は課税所得(所得税の課税対象となる所得)そのものを少なくできるからめちゃくちゃ節税出来るんですよね。

フリーランスエンジニアなら、例えばこのような支払いを交際費や新聞図書費として正当な理由で計上できます。

  • フリーランスで入った現場の人たちとの付き合いの飲み代
  • エージェントの担当者と打ち合わせした時のコーヒー代
  • PCの購入代金
  • 勉強会の参加費や購入書籍等

自宅で作業しているフルリモートエンジニアなら、自宅の家賃も自分が作業で使っているスペースだけ経費として計上出来るわけです。

つまりフリーランスエンジニアであれば、仕事に関与するようなあらゆる費用を経費として計上できるので、節税対策もしやすいんですよね。

同じ収入なら正社員の税金の方が高い

フリーランスと正社員を比較してみると、

フリーランスの方が税金を多く取られるんだから、倍稼がないといけないだろ!

と言う方もいるんですが、全然そんなことありません。フリーランスと正社員が同じだけの収入を得たとしても、おそらくフリーランスの方が税引き後の利益は大きいんですよね。

例えば正社員エンジニアの場合、自分専用に貸し出されたPCで作業しているので、いくらIT関係のものであろうと、仕事で使わないプライベート用のPCは経費になりません。つまり、経費にできる物の自由度は圧倒的にフリーランスの方が高いんですよね。

明確な理由があれば経費として計上出来るかもしれませんが、現実的にはなかなか難しいですね...。

これは僕の感覚なので全員に当てはまるわけではないし、専門的なことは税理士に聞くのが確実ですが、僕の意見としてはフリーランスと正社員が同じ収入であれば、フリーランスの道を選んだ方がいいと思います。

そもそもフリーランスエンジニアになれば正社員に比べて収入を2〜3倍にできます。僕も実際そうでした。

フリーランスエンジニアの確定申告はあなたが思う以上に簡単

そもそも確定申告自体が面倒くさいって言うエンジニアもいるんですけど、皆さんが思っているほど難しくないですよ。マジで。

フリーランスエンジニア一本で働くなら確定申告は難しくない

僕がフリーランスエンジニアをやっていた頃はブログやYouTubeなど、事業収入が複数あったので確定申告を税理士さんに丸投げしましたが...

エンジニア一本で働くなら確定申告は全然余裕です。

僕も実際に、ブログやYouTubeで情報発信する前の2年くらいは自分1人でやってましたし、何度も言いますが難しくはないんですよ。多少の簿記の知識があった方が有利は有利なんですが、なくても何とかなるレベル。

こう言うと「何が経費になるのか」の判断が難しいと言われるんですが、常識の範囲で絶対これは経費にならないってものくらいは分かると思いますしね。例えば、カリビアンコムの有料会員なんて絶対経費にならないでしょ。

会計ソフトを使えば確定申告なんて誰でも出来る

いざ確定申告となると色んな書類を取り寄せる必要もあり、ちょっと面倒くさい作業もあるんですが、僕は「freee」というクラウド会計ソフトを使ってたので、確定申告がめっちゃ簡単でした。

簡潔に説明すると「freee」のアカウントを取って、自分のクレジットカードや銀行口座の情報を紐付けると、利用状況がクラウドに同期されるので、それを基に経費になるかどうかやどの勘定科目で計上できるのかを自分の手作業で分別していく感じです。

支払いや収入の分別はクラウド会計ソフトが大体の予測をしてくれるので、実際の作業はワンタップ程度で済むことがほとんど。

つまりクラウド会計ソフトを使えば、確定申告の準備がめっちゃ楽にできるというわけです。家賃や新聞図書費、交際費なども自分の任意で計上できますしね。

まとめ:フリーランスエンジニアは税金にビビる必要なし

というわけで、フリーランスの税金の話についてお話しましたが、結論フリーランスの税金はそんなにビビるほどのものではないです。

税金なんて取るに足らないことですし、税金が理由でフリーランスエンジニアへの道を踏み留まるのはすごくもったいないと思います。

確かに税金の計算って面倒くさいところも多いけど、フリーランスエンジニアになれば収入も倍になるし、仕事が途切れることもそんなにありません。僕の場合は、過去5年間の中で仕事が途切れたことなんてほぼないですからね。

なお、これからフリーランスが確定申告をしていく上でおすすめの「クラウド系系ソフト」はこちらの記事でもお伝えしているので、来たる確定申告に備えたいって方は以下もご参考ください!

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