IT派遣エンジニアの実態は!?派遣エンジニアからフリーランスになった僕が解説

どうも、やまもとりゅうけん(@ryukke)です。

「IT派遣エンジニアの実態ってどう...?」
「給料は正社員よりも低くなるの...?」
「正社員よりもイメージが良くないような」

「派遣エンジニア」という働き方に対して、あなたもこんな悩みをお持ちじゃないでしょうか。

結論から言うと、派遣エンジニアの実態はわりと良くて、未経験からエンジニアを目指す最初の一歩として選ぶのも悪くないです。

僕も派遣エンジニアを2年近くやっていましたが、そこまで悪くなかったですし、派遣先でみっちり教育してもらえました。そのおかげでフリーランスエンジニアとして独立もできましたからね。

そこでこの記事では、IT派遣エンジニアの実態や派遣エンジニアをおすすめしたい人について紹介します。

この記事で分かること
  • IT派遣エンジニアの実態
  • IT派遣エンジニアがおすすめな人
【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
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結論:IT派遣エンジニアの実態は悪くない

ぶっちゃけIT業界での派遣エンジニアってそんな悪くないです。

収入面を見ると、IT派遣エンジニアは他の業種に比べて時給が高め。僕が派遣社員になりたての頃は時給1,800円。働き続けて1年後には時給2,550円まで上がりました。

1日8時間、月20日間働くとすると、時給2,550円×8時間×20日=408,000円。

20代の収入にしては良くないですか?

それに派遣社員だと責任の重い仕事は振られにくく、重要な仕事は正社員が担当します。

残業もそこまで求められないし、僕のいた現場では「派遣さんを残らせるのは悪いな」という雰囲気でして。定時でサクッと帰れていました。

さらに自分の資産となるスキルも学べます。元々、僕自身が派遣社員を2年半やっていましたが、現場できっちり教育してもらえましたからね。

そして、派遣で培ったスキルをもとにフリーランスエンジニアとして独立。いきなり月単価62万円の案件に入れたので、フリーランスを目指す人のファーストステップにもいいんじゃないでしょうか。

IT派遣エンジニアの実態

実際、IT派遣エンジニアって収入や仕事内容はどうなの、と思うポイントを4つに分けてご説明します。

  1. 収入
  2. 業務
  3. リスク
  4. 有給

IT派遣エンジニアの実態1:収入

ITエンジニアが派遣社員として働くときの時給は他の職種よりも高く、求人ボックス 給料ナビによると平均時給が1,486円です。

また、地域別で見てみると派遣社員の時給は約1,800〜2.000円。

正社員と比べて、派遣エンジニアの時給はどれくらい高いのでしょうか?新卒社会人の手取りが17万4,000円と仮定して時給換算すれば1,000円程度。時給で見れば派遣社員の方が高いです。

ちなみに僕が新卒で入社した大手SIerの手取りが17万4,000円。その後、大手SIerを辞めて派遣社員になった時は時給1,800円、1年後には時給2,550円にまでなりましたから。

時給で見れば、案外収入が多いことが分かるでしょう。

IT派遣エンジニアの実態2:業務

派遣社員の業務はそれほどきつくならないです。

というのも、派遣社員の仕事はいい感じに責任がなく、重要な仕事はめったに振られません。そもそも派遣社員には正社員と同等の権限は付与されないので、扱える仕事の幅も限られます。

それに、正社員だと煩わしい社内政治に巻き込まれる心配もないので、定時内で淡々と仕事をこなすにはちょうどいいんじゃないかと。

また、エンジニアは派遣先ごとで採用しているプログラミング言語や関連の技術を扱うので、スキルが身につきやすいです。

キャリアのファーストステップとして、低ストレスかつスキルを身につける場として活用してみるのもいい手かもしれません。

IT派遣エンジニアの実態3:リスク

派遣のデメリットとして、雇用があまり安定せず、派遣先から急に契約を終了される可能性があります。

ここで言う派遣は正社員として派遣される場合でなく、リクルートやパーソルなどの派遣会社と雇用契約を結び、各企業へ出向する形です。

派遣先でのパフォーマンスがあまりにも悪ければ、3ヶ月くらいで契約を打ち切られるといったこともあるかもしれません。

また、派遣ではなくフリーランスでも同じように契約終了となる可能性はあります。正社員と比べると、どうしても収入が途切れるリスクはつきまとうでしょう。

IT派遣エンジニアの実態4:有給

派遣会社へ申請すれば、派遣であっても有給休暇を取得できます。

派遣会社と雇用契約を結ぶため、労働基準法の保護の対象であり、雇用主から有給休暇が与えられます。

他にも、正社員ほどの待遇の良さではないものの健康保険や雇用保険などの福利厚生も適用されるので、ある程度の保障は受けられるんじゃないかと。

IT派遣エンジニアがおすすめな人

じゃあ、派遣を利用してメリットを得られるのはどんな人かと言うと、全くの未経験者、もしくは第2新卒でもない若手です。詳細を説明していきます。

  1. 未経験者
  2. 第2新卒の切符が無い人

おすすめな人1:未経験者

派遣社員なら未経験でも、比較的容易にエンジニアとして現場に入れます。

というのも、派遣先企業と派遣会社は信頼関係の元で成り立っていて、ぶっちゃけ「コネ採用」に近く、採用面談も顔合わせ程度で済みます。

そのため、未経験でもまじめに取り組む姿勢を見せられれば、現場に入れる可能性は高いです。

派遣ではなく正社員やフリーランスはどうかと言うと、正直厳しいですね。新卒であったり、実務経験があったりしないと採用されにくいでしょう。

IT業界に未経験から入るなら、まずは派遣社員としてエンジニアになった方が簡単なんじゃないですかね。

おすすめな人2:第2新卒の切符が無い人

既に第2新卒に該当しない人、大卒であれば27〜28歳の人もうってつけです。

第2新卒から外れるとポテンシャル採用で正社員採用される可能性はグッと減りますが、派遣エンジニアなら未経験でも正社員よりは採用されやすいです。

もし、ゆくゆくフリーランスとして独立したいなら、派遣で1〜2年くらいはスキルを磨いて土台を作ると良いでしょう。その後、積み上げた実績を元にフリーランスになれば、働き方を変えずに収入を大幅にアップできますから。

僕も27歳で派遣エンジニアからフリーランスエンジニアに独り立ちし、初めて採用された案件の月単価は62万円でした。収入が一気に2倍に上がりましたから。

エンジニアとして未経験で雇ってくれるところがない人に、派遣エンジニアという選択肢は適しています。

未経験からIT派遣エンジニアを目指すならModisがおすすめ

派遣会社の中でも僕が取材して魅力的に思ったのが、Modis(モディス)という派遣サービスです。

Modisは自分の希望する働き方に合わせて雇用形態を選べて、さらに無料でプログラミングスクールに通えるというサービス付き。

また、IT・エンジニア領域に特化した派遣サービスなので、未経験からエンジニアを目指したい人向けの就業サポートも受けられます。

実績を積み上げていけば、年収1,000万円稼げるフリーランスエンジニアも不可能ではありません。

実際に受講した人はエンジニアへキャリアチェンジを成功しています。取材した内容は別記事でまとめていますので、参考に見てみてください。

IT派遣エージェントを利用する際の注意点

派遣会社を利用するのであれば、まずは自分の希望条件を明確にしておきましょう。

「貰える仕事はなんだってやります」みたいな感じでいると、単純作業をやらされたり、スキルが身につきにくい業務を担当されたりしかねません。

業界未経験だからって遠慮せずに、自分の希望する働き方やキャリアを決めておくべきです。

働き方も何も分からないという人は、Modis(モディス)のキャリアコーチに相談してみてもいいんじゃないでしょうか。エンジニアのキャリアはどんなものなのか、進むならどういった道がいいのか、聞いた上で決めたっていいわけで。

自分の希望条件を決めて派遣会社へ伝えた上で、案件を決めてもらうようにしましょう。

まとめ:20代ならIT派遣エンジニアも全然あり

ここまで、IT派遣エンジニアの実態についてお話ししてきました。

僕も派遣エンジニアを経験しているから分かりますが、実際は時給が他の業種よりも高く、自分の資産となるスキルも身につきます。

責任の重い仕事を任されることも少なく、低ストレスで働けるんじゃないでしょうか。

また、スキルアップできる案件を選んで行けば、いずれフリーランスとして独立も可能です。

僕も新卒から派遣エンジニアを経て、フリーランスエンジニアになっています。エンジニアになりたいけどくすぶっているなら、派遣という働き方もありなんじゃないかと。

エンジニアになるならプログラミングスクールから

いま、未経験からエンジニアを目指すのであれば、就職サポートが付帯しているプログラミングスクールを選ぶのがベストです。

なんと、ほんの数ヶ月あればエンジニアに転身できてしまいます。そして、2〜3年現場で経験を積めば、フリーランスエンジニアとして独立し、年収1000万円も十分達成可能。

ここでは、受講スタイル(オンライン・オフラインなど)、学習内容、料金体系などから各社の強みをまとめてみました。エンジニアという働き方に可能性を感じていらっしゃる方はぜひご一読ください。

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