【マージン抜かれすぎ?】派遣エージェントにカモられないための極意

こちらの動画で全部話してるので、文章読むのがめんどくさい方は移動中なんかに動画をラジオ的に耳で聞いてもらえればいいと思います▼

どうも、フリーランスエンジニアのりゅうけんです。ところであなたは、派遣エージェントからカモられてないですか?

派遣エージェントって、悪い言い方だけど「人身売買」とか言われたりするんですよね。働きたい労働者を安く買って、その労働力を買いたい企業に対して高く売るみたいな。まあ彼らも営利企業としてビジネスをやってるので、労働者からすれば安く買い叩かれる(カモにされる)リスクってのが必ずついてくるわけですよ。

なので今回は、初心者でも派遣エージェントに絶対にカモられない為の極意についてお話しようと思います。この記事を最後まで読めば、もう今後一切派遣エージェントにカモられるような事は無くなるかと思います。

派遣エージェントは初心者ほどカモられやすい

派遣エージェントは「右から左に人とお金を流して手数料(仲介マージン)を得る」といったビジネスモデルなわけですが、派遣エージェントとしてはこの仲介マージンをたっぷりと稼ぐことが利益の源泉となります。

なので、場合によっては高単価な仕事をそれより大幅に安い単価にして労働者に紹介し、しっかりと手数料をピンハネしてくることもあるわけです。

例えばエンジニアのエージェントで酷い場合だと、単金80万円の案件を企業から取ってきて、40万円の給料でエンジニアに働かすみたいなね。そんな感じでエージェントがごっそりとマージンを抜いて懐に入れるようなケースもあるんですよ。

「じゃあ、エージェントなんか利用せずに企業と直接取引すればマージン抜かれなくて済むんじゃね?」って話もあるんですけど、それって全員が全員できるわけじゃないじゃないですか。

特に業界未経験みたいな人は、誰かのアシストが無いとその業界に片足を突っ込む事すら許されなかったりするわけです。だからエージェントを利用せざるを得なくなるんですが、まあ初心者ほどカモられるんですよね。

要するに知識と経験が無い初心者達は、お上の言うことを素直に聞き入れるしかなくなるんですよ。その結果、お上が都合のいいように自分の人生をコントロールされてしまうわけです。

派遣エージェントにカモられない為の3つのポイント

というわけで、初心者が派遣エージェントから決してカモられないようにする為の極意についてこれからお話しようと思います。

エージェントにカモられない為の3つのポイント
  1. 自分の希望条件を明確にすること
  2. 自分の市場価値を知ること
  3. エージェントには必ず複数登録しておくこと

まあ、結論言うとそのポイントは上の3つなんですけど、これらを全部押さえておけばそうそうエージェントにカモられる事は無いと思います。

1.自分の希望条件をまず明確にすること

まず一番大事なのが自分の希望条件を明確にする事です。これは絶対にやってほしいんですけど、自分の希望条件をあやふやにしてエージェントに挑む人が結構多いんですよね。日本人の悪いクセなのかも知れないけど。

「何でもいいんで仕事紹介してください!」はカモられる対象

業界未経験者
自分は業界未経験ですぐ紹介して貰える仕事なんて中々無いと思うので、もし自分にできる案件あれば何でも良いんで紹介してください!

例えばこんな感じで「何でもええから仕事くれ」的な感じで言っちゃう人って結構多いんですよ。

でもそれを言っちゃうと、エージェント側からすれば「こいつはカモだ」といったような認識に変わるわけなんですよね。

エージェント
あ、何でもええんや。じゃあ100万円の案件取ってきて20万円で働かそ。

みたいな事も成立しちゃうわけ。その上「こいつは安月給で残業が多い企業に放り込んでも全然満足してくれるだろう」といった風にエージェントに思われてしまうんですよ。

エージェントの第一目的はマージンをたくさん抜くこと

もちろんエージェントは営利企業です。なので何を第一目的として行動するかというと「マージンをたくさん抜くこと」なんですよね。だからマージンをたくさん抜かせるような理由をエージェント側に与えてしまってはなりません。

なのでとにかく、「俺にこの給与水準を下回る案件は絶対に紹介するな!」とか「残業は絶対10時間以上はしない」「通勤は絶対に30分圏内が良い」みたいな自分の希望条件をエージェントに明確に伝えないといけないんですよ。

いくら自分が業界未経験だったとしても、その辺りの希望条件だけは明確に伝えないと、エージェントを牽制する事ができませんからね。

2.自分の市場価値を知ること

次に大事なのが、「自分の市場価値」を知ることです。要は「自分ならどれくらいの給与が支払われるのが相場なのか」というのを第三者に評価してもらい、自分がそれを理解した上でエージェントに挑みましょうよと。

まず先人に自分の市場価値を評価してもらおう

そもそも、「自分の価値」を分かってなかったら自分から希望条件って出しにくいじゃ無いですか。だからいろんな人に自分を評価してもらう機会を作った方が良いんですよ。

例えばフリーランスエンジニアで言うと、既にフリーランスエンジニアとして活躍されてる人に話を聞いてみるとかね。「自分のスキルはこんな感じですが、どれくらいの単価が貰えるのが相場ですか?」みたいな。

僕だって正社員エンジニアからフリーランスに転身する際に、既にフリーランスとして活躍されてる人から話聞きまくりましたからね。これまでやってきた業務経験とかスキルをスプレッドシートに書いて、それを先人達に見せたりもしたわけ。

そしたら「このスキルセットだったら、いきなりエージェント経由でも単金60万円くらいは取れると思うけどねぇ〜」みたいなお言葉を貰ったので、それを信じてエージェントに行ったんですよ。

でも、エージェントの中の人に僕のスキルシートを見せると、

エージェント
このスキルシートだったら単金50万円くらいの案件が取れる感じですかね。

みたいな感じで金額を低く見積もってくるんですよね。だけど、結論そういうのは全部無視で大丈夫です。

エージェントはなんやかんや高い報酬の案件を持ってきてくれる

それでも僕は知り合いのフリーランスエンジニアから「60万円でいける」って言われてたので、エージェントにも「60万円以下の案件は紹介するな」って言ってたんですよ。そうすると、なんやかんやでエージェントは60万円以上の案件を持ってきてくれるんですよね。

なので、エージェントって本当は高い給料を労働者に払い出せるんですけど、労働者を出来るだけ安く働かした方が間のマージンをたくさん抜けるから、どうしても労働者の給料を安く設定しがちなんです。

まあ、これはエージェントが悪者だとかいう話しでもなくて、エージェントが営利企業である以上は仕方がありません。なので、労働者は出来るだけ自分の価値を把握して、とにかくエージェントにカモられないよう気をつけるしかないんです。

3.エージェントには必ず複数登録しておくこと

そしてこれも大事なテクニックなんですが、転職やフリーランスとしての独立を考える際には、必ずエージェントに複数登録しておきましょう。

というのも、エージェントに複数登録しておくことでエージェント間での競争が生まれるわけですよ。複数からいろんな案件を紹介してもらってると、「あっちのエージェントはもっと良い案件紹介してくれてたけどなぁ」みたいな感じで主張できるし、条件面の交渉で優位に立ちやすいわけです。

まあこんな話をすると「複数のエージェントから紹介を受けるのはご法度」っていう都市伝説が挙げられたりもするんですけど、そういうのは一切信じない方が良いですね。それはエージェントが自分の都合で労働者を囲い込みしたいから言ってるだけで、労働者からすると複数の選択を持ってる方が絶対に有利ですからね。

なので、そういう噂は基本的に無視して、3社くらいのエージェントに登録して一番良い案件を持ってきたところで稼働すると良いと思います。

まとめ:業界未経験者はカモられないよう上手く派遣エージェントを利用しよう

というわけで、派遣エージェントからは何があっても絶対にカモられないようにしましょう。まあ、とは言ってもエージェントはたくさんの案件を紹介できる力を持ってるんで、それを利用しない手はないとは思うんですよね。

特に業界未経験の人だったらエージェントに頼るのがベターだと思うんですよ。契約関連の手続きとか単価交渉とかも全部代わりにやってくれるので。ただ、カモられないようにしようぜと。

まあ業界未経験者であろうが玄人であろうが、自分が満足できる現場で働ける事が一番だと思うので、その為に上手くエージェントを乗りこなしてもらえればいいんじゃないかなと思います。

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