

今回は「Webライター」という副業について徹底解説します!
あなたも「副業でWebライター始めてみよっかな。でも、本当に文章書くだけで稼げるの?」と思っていたのではないでしょうか?
結論ですが、Webライターはしっかりと正しいやり方で正しい努力を行えば必ず稼げます。
スマホやPCが生活のインフラになった現代において、テキストってもはや僕たちの生活必需品なんですよね。だから文章の需要は絶えません。ただ、Webライターの中には「全然稼げない」って人が多いのも事実。ですがそういう人ってそもそも始め方が間違ってたり、仕事内容を理解してなかったりすることが多いんですよね。
逆にいえば、Webライターの仕事を理解して正しく始められれば、たとえ副業であっても十分稼げる可能性はあります。
そこでこの記事では、これからWebライターを始めようとする人に向けて、仕事の始め方や内容を詳しく解説していきます。
- 副業でWebライターをやるべき理由
- Webライターの始め方や仕事内容
- 稼げる副業Webライターになる2つの方法
これからWebライターを始めようと思っている人は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
目次
Webライターの仕事は山ほどある
Webライターとは、ひとことでいえば「パソコンを使って文章を書く仕事」ですが、その仕事の種類は様々なんですよね。例えばこの4つ。- SEOライティング…Googleなどの検索エンジンで上位表示される記事を書く。
- 取材ライティング…企業や個人に取材して記事を書く。
- コピーライティング…キャッチフレーズやスローガンを作る。
- シナリオライティング…動画の脚本を考えて文章にする。
とはいえ、「今って動画が増えてるし、文章の需要あるの?」と思う方も多いと思いますが...それでも、まだまだ文章は必要です。
例えばYouTubeで情報発信する人がいたとしても、中には台本なしで喋るのが難しいって人もいるんですよね。でも彼らだって本職は台本作りじゃないし、自分で台本を作りたくないって思うわけですよ。
「じゃあその台本は誰が作るんですか?」といえば、それも文章を書くライターの仕事です。
このように、動画が増えても文章の需要はまだまだあります。決してWebライターの仕事はなくなることはないでしょう。
副業でWebライターをやるべき3つの理由
結論ですが、副業でWebライターをやるべき理由は以下の3つ。- 場所を選ばずに好きな時間に仕事できる
- Webライターで身につく文章力は本業にも活かせる
- 興味ある分野を仕事にしながらお金を稼げる
理由1:場所を選ばずに好きな時間に仕事できる

一方、Webライターは納期に原稿が間に合えばいつ書いてもいいし、パソコン一台あればどこでも仕事できます。
例えば、本業のない土曜日に副業のWebライターをやるとしましょう。
パソコン一つだけ持って朝からスタバで原稿を書いて、お金を稼ぐ。仕事が終わった午後からは、全部趣味の時間に充てる、なんてこともできてしまいます。
このように、自由度の高い働き方ができることは、Webライターの大きな魅力です。
理由2:Webライターを通して身につく文章力は本業にも活かせる

「副業でWebライター始めたら、本業に悪影響出ない?」と思う方がいるかもしれません。ですがWebライターをやることで、むしろ本業の成績が上がると思っています。
会社員って、メールとか議事録とか、文章書く場面って結構ありますよね。そこで「こいつの文章読みにくいな」って思うことあるでしょ。しかも、そういう奴に限って仕事できないっていう。
つまり何が言いたいかって、仕事のできる奴に文章がヘタクソな奴なんていませんよということ。
「文章力」とは「何かを伝える力」です。その力がなかったら仕事できないとみなされて当然だと僕は思うんですよね。
Webライターを始めると、読者に分かりやすい文章を書くクセがつき、そうやって身についた「文章力」が本業でも必ず活かせます。
理由3:興味ある分野を仕事にしながらお金を稼げる

というのも、専門家でもない限り、情報がないと何を書けば良いか分からないですよね。なので、Webライターは先に情報をインプットする作業が必要です。
つまり、記事を書くことは特定の分野を勉強してるのと同じってこと。
例えば、あなたの本業が不動産営業マンだとしましょう。Webライターで「不動産の法律を解説する記事」を書けば、副業でお金を稼ぎながら本業に必要な知識が身につきます。
別にそんな意識高い理由じゃなくても、旅行が好きだから「観光系の案件」を取って、知識を深めながらお金を稼ぐのもOK。
このように、Webライターは自分の知りたいことを勉強しながらお金が稼げる副業です。
副業でWebライターを始める方法
「Webライターってどうやって始めるの?難しいの?」と思われた方がいるかもしれませんが、なろうと思えばその日からあなたはWebライターになれます。
その方法は以下の2つ。
- クラウドソーシングを活用する
- SNSやコミュニティで自分の足を使う
クラウドソーシングを活用する

例えば、ブログ記事の執筆を依頼する企業がクラウドソーシング上で条件を提示し、Webライターが応募するってイメージです。実はクラウドソーシングって、「初心者OK」とか「未経験可」みたいな仕事が結構多いんですよね。
▼実際に提示されていたWebライター募集画面

なので、実績がない初心者でも、仕事を受注できる可能性が十分にあります。「今日からWebライターを始めたい」と思ったら、まずはクラウドソーシングに登録して、初心者向けのライター案件に応募してみましょう。
さっそくクラウドソーシングでWebライターを始めてみたい方は以下もご覧くださいfa-arrow-circle-down
▶︎クラウドソーシングを活用した副業の始め方を解説した記事がこちら!
SNSやコミュニティで自分の足を使う

▽「#ライター募集」と検索した実際のTwitter画面

もしくは、ライターを募集してそうなコミュニティに入会し、知り合った人から仕事を獲得する方法があります。
僕は、複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を運営しています。僕のオンラインサロンはオフラインイベントを開催しており、そこで仲良くなった者同士が仕事のやり取りを活発に行っている感じです。
「どう考えてもクラウドソーシングで仕事獲得した方が楽じゃん」
と思われたかもしれませんが、おすすめなのはSNSやコミュニティで仕事を獲得する方法。
Twitterなら日々の投稿でその人の人間性がハッキリ見えるし、定期的にイベントを開催するようなコミュニティなら、お互いの性格も見えてくるでしょ。
このように、発注者と密に繋がれる環境で仕事を獲得すると「信頼」が可視化されやすいんですよね。
信頼を積み上げて「ずっとこの人にお願いしたい」と思ってもらえれば、仕事の依頼数は増え、受注単価も上がっていきます。
Webライターで長期的に稼ぎたいなら、そういったクローズドな環境で仕事を獲得できるようにしましょう。
Webライターの主な仕事内容4ステップ
先に結論ですが、Webライターの主な仕事内容は以下の4ステップです。- 発注者の要望を確認する
- 構成を作成する
- 記事を執筆する
- 発注者の要望に応じて記事を修正する
ステップ1:発注者の要望を確認する

発注者から「今回はこういう記事を書いてください」と依頼がきたら、Webライターの仕事がスタートです。
まずは、「記事に盛り込む内容や指定文字数」を発注者と確認する作業があります。
例えば、「ダイエット」がテーマのメディアで記事を書くとしましょう。今回は「おすすめのダイエット方法を5,000文字目安で書いてください」みたいなイメージ。
仮に、「ダイエットのメリット」がテーマの記事を書いてしまったり、10,000文字以上の記事を書いてしまったりしたら、内容がどんなに詳しくても、それは発注者の要望通りではなくなってしまいます。Webライターは、発注者に報酬もらう以上、発注者の要望通りに記事を書くことが重要です。
ステップ2:構成を作成する

「記事の目的は確認したし、あとは実際に書くだけだよね?」
と思われたかもしれませんが、この状態で書き始めても良い記事を書くことは難しいです。まずは構成を作りましょう。
なぜかって、書いている途中で内容がテーマからずれたり、余計な説明ばかりしてしまったりするから。
例えば「ブログの始め方」がテーマなのに、気づいたらブログで稼ぐコツばっかり解説しちゃってたみたいな。
そうならないためにも、Webライターは書き始める前にどの順番でどんな内容を書けばいいか考えて、記事の構成を作成をします。ざっくり書くと、こんな感じ。
- 導入
- ステップ1:〇〇
- ステップ2:〇〇
- ステップ3:〇〇
- まとめ
ステップ3:記事を執筆する

ステップ2で作成した構成に沿って執筆を進めていきます。
執筆をするときに気をつけることは、とにかく「分かりやすい文章」を書くこと。なにも、小説のような美しい文章は必要ありません。というのも、あなたもWeb上の記事ってスマホで読むことが多いでしょ。小さい画面で記事を読んだときに、気軽に読み流せるくらいの文章が理想的なんですよね。
Webライターは、自分が読者だったら「その文章が本当に読みやすいか」を考えながら執筆を進めることが重要です。
ステップ4:発注者の要望に応じて記事を修正する

記事を納品したら、それでWebライターの仕事は終わりではありません。
納品後には、発注者が記事をチェックします。発注者から「この部分はもう少し書き換えてほしい」という要望があれば、Webライターは記事を修正する対応が必要です。
「めんどくさ...」と思ったかもしれませんが、実はここ、めちゃくちゃチャンスです。
素早く対応すれば、「この人仕事早いな」と発注者に思ってもらえるし、それがあなたへの信頼に繋がります。
結果的に「またお願いしようかな」と、継続して仕事を依頼してくれるかもしれません。発注者との信頼関係をつくるためにも、記事修正は素早く対応しましょう。
高単価な副業Webライターになる方法2つ
Webライターの収入は「文字単価×文字数」で決まることが多いです。
例えば、文字単価1円の仕事で5,000文字書いたら、収入は5,000円って感じ。
本業をかかえる副業Webライターは、書く時間が限られるので、収入を上げるためには文字単価を上げていく戦略が最適です。
そこで、副業Webライターが文字単価の高い仕事を獲得し、稼げるWebライターになる方法2つを紹介します。
- 専門性を磨く
- 汎用性を高める
専門性を磨いて自分にしか書けない記事を書く

Webライティングにおいて、「専門性」は大きな価値になります。
例えば、あなたが豊富な転職経験がある会社員だとしましょう。そうすれば、「転職」はあなたにとっての専門性です。
仮に転職経験豊富なあなたと、転職経験なしのAさんがいたら、発注者はどちらに仕事をお願いするでしょうか?おそらく、自分の経験を元に内容の濃い記事が書けるあなたに仕事をお願いしたいと思うんですよね。
仮に、他では文字単価1円で仕事をしてても、専門性が評価される転職メディアでは、文字単価2円で仕事を受注できるかもしれません。
他にも、趣味が旅行であれば「観光系」、スポーツトレーナーなら「筋トレ系」と、自分のバックグラウンドから生まれる専門性は、Webライターとしての価値になります。
そうやって、自分の専門性が活かせそうなメディアで仕事を獲得し、高単価な仕事をとっていきましょう。
汎用性を高めて仕事の幅を広げる

「いや、私には専門性なんてないよ」という方もいますよね。
大丈夫です。専門性がなくても稼げるWebライターにはなれます。
そもそも専門知識がなくても、ある程度のことはググって調べれば記事にまとめられますからね。それも踏まえて、特に専門性が見つからないなら「なんでもできるWebライター」を目指しましょう。例えばこんな感じ。
-
細かく情報を調べて、どのジャンルでも分かりやすい記事が納品できる。
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SEO記事も取材記事も書けるし、コピーライティングもできる。
「なんでもできるWebライター」は、シンプルに受注できる仕事の種類が増えます。そうなると、自分から単価の高い案件を選べるようになるんですよね。
専門性がなくても、仕事の幅を広げて高単価な案件をとれるようにしましょう。
さいごに:最も重要なのは継続力。稼げるWebライターになろう!
僕が最後に伝えたいことは、最も重要なのは「継続力」ってこと。数ヶ月ほどやって稼げないからと、「ライター向いてないかも。本業も忙しいし辞めちゃお」って人をよく見るんですよね。それを見て、めちゃくちゃもったいないなと僕は思うわけです。
そもそも数ヶ月で稼げないなんて当たり前なんですよね。そんな簡単に稼げるなら、なんで汗水垂らして毎日働く会社員がいるんですかって話。みんなWebライターやるでしょ。
本業も副業も同じで、すぐに簡単に稼げる仕事なんて世の中にはありません。
時間をかけて自分のスキルを高め、発注者からの信頼を獲得し、稼げるWebライターになりましょう。