派遣のITエンジニアが「使えない」とクライアントに思われる3つの理由

どうも、派遣エンジニア2年半働いたことのあるやまもとりゅうけん(@ryukke)です。

エンジニアは正社員より派遣や業務委託といった働き方の方が満足度が高くなる傾向にありますが、多くのクライアント企業は「派遣や業務委託は正社員と比較すると質が悪くて使えない」と思ってます。

彼らはできればナイスなエンジニアを正社員として雇いたいんですが、基準を満たす人材が見つからなかった場合の繋ぎとして調達するのが派遣・業務委託エンジニアなのです。これ、現実。

そこで今回は、新卒で入ったSIerを11ヶ月で辞め、派遣エンジニアを経て27歳の頃にフリーランスに転身した僕が、「なぜ派遣や業務委託は"使えない"と軽視されてしまうのか」についてお話します。

※今回の記事はかなり僕の主観が入ってますが、事実から大きくはズレていないんじゃないかなと。

 

この記事で得れること
  • 派遣エンジニアが「使えない」と思われる理由
  • 派遣エンジニアはどう立ち回りすればいいのか
  • エンジニアにおすすめの派遣会社

派遣エンジニアが使えないと思われる理由を説明した上で、「派遣や業務委託はどう立ち回れば良いのか」も解説するので、現在派遣エンジニアとして働いている人はぜひ参考にしてみてください!

 

【著者プロフィール】
やまもとりゅうけん(@ryukke)
WEB/ITコンサルのワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職したのち、27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設し、3年間で参加者5000名超まで拡大させる

派遣エンジニアが使えないと思われる3つの理由

それでは、派遣エンジニアが使えないと思われる理由について見ていきましょう!
派遣エンジニアが使えないと思われる3つの理由
  1. みんなすぐに辞めすぎ
  2. 勤怠が悪すぎる
  3. そもそも意欲がなさすぎ

派遣エンジニアが使えないと思われる理由1:みんなすぐに辞めすぎ

まず、派遣や業務委託エンジニアに決定的に欠けてるもの、それは継続力です。何かあったらすぐ辞めますからね。

彼らは、他にもっと単価の良い案件や、労働時間の短い案件や、現場が家から近い案件が見つかりでもすれば、すぐに鞍替えするような連中です。まあ、そもそもそういう自由度の高さに惹かれて正社員辞めた人も多いわけですが。

以前、僕にしては珍しく、派遣エンジニアとして一つの現場に2年半もいたことがありますが、その間、僕より後に入った無数の派遣エンジニアが辞めていったのを覚えてます。別にブラックでもないんですよ。むしろ、稼働は安定していて、人間関係も良好で、稀に見る働きやすい現場でした。

僕がその現場を辞める時に上司に言われたひとこと。

上司
最初来た時はどうしようもねえ奴だと思ってたけど、今思うと他の奴より大分マシだったなwww

むしろハードル下がってるので、ちょっとマシなだけで異様に評価されます。

派遣や業務委託が同じ現場に何年もいるということ自体あまり無いことですが、それでもビジネスマンらしく、一度決めたら半年から一年はくらいはそこで貢献しようという姿勢は大事です。もちろん、ブラックな現場だったらすぐ退散すればいいですけど。

POINT
派遣といえど、ビジネスマンらしくその現場で貢献しようという姿勢を見せること。

派遣エンジニアが使えないと思われる理由2:勤怠が悪すぎる

そして、何故かよくわからないんですが、派遣エンジニアには勤怠の悪い人がめっちゃ多いんですよ
無断遅刻、無断欠席なんて日常茶飯事な人もちらほら。

僕が一番びっくりしたのは、ある派遣エンジニアの方が突然行方不明になったことでした。それまで普通に一緒に仕事してたのに、週明け、「○○さんが先週からまだ自宅に帰られていないらしい」という全体連絡があったんです。

結局それから2〜3日経って無事見つかったんだけど、何で一本連絡入れなかったのか不思議。

今は、IT業界全体的に、需要に対して供給が不足しているので、勤怠が悪くてもそこそこ技術が分かっていれば重宝されたりしますが、ひとたび供給過多にでもなれば真っ先にお役御免になってしまいます。

だって、マネジメント側からすると突然音信不通になんてなったらたまったもんじゃないですよ。生産計画滅茶苦茶じゃないですか。

東京ならまだしも、地方でクライアント企業を舐めた感じでやってると、市場規模が小さい分、噂もすぐ回りますからね。自分の首締めちゃう。

POINT
「報・連・相」を徹底しておこう。

派遣エンジニアが使えないと思われる理由3:そもそも意欲がなさすぎ

あと、大多数の派遣・業務委託エンジニアは「意欲のない人」が多いんですよ。学ぶ姿勢皆無。とりあえず与えられた仕事だけやる、以上。みたいな。

もちろん、派遣・業務委託エンジニアでも優秀な方は沢山います。普通にベンチャーのCTOやれそうなくらいのリーダーシップがありながら、派遣やってる人とかも見てきました。彼らは彼らなりのポリシーがあってその働き方を選んでます。

ところが、仕事に対する意欲がめちゃくちゃ低く、とりあえず与えられた仕事だけやる、以上。みたいな人も多いんですよ。

もちろん、契約上、与えられた仕事以外はやりにくいというのはあります。委任型契約ならなおさら。だけど、これはビジネスのコツでもあるんですが、時々相手の期待値を超える作業をして信頼を蓄積しておくと一定の評価を維持しやすいのでオススメです。

自ら業務改善提案するとかね。改善点の存在しない組織やシステムはあり得ないので、たまにで良いのでそういうことをやっておくと、いざ自分が何かミスを犯した時に、許してもらいやすいわけです。「○○さんにはいつもお世話になってるしなあ」的な。

ここのバランスをうまく取れる人は長く、派遣や業務委託で立ち回ってる人が多い印象です。

僕が意欲的に仕事に取り組むのは、自分の成長のためだったり、単にそれが楽しいからというのもありますが、それよりも、もし何か自分がミスをしてしまった時の保険のためと思ってやってるというのが強いですね。

POINT
契約の範囲内で働きつつも、必要最低限の誠意は見せておこう。

派遣エンジニアになるなら「派遣エージェント」を使っておこう!

とはいえ、派遣社員は労働時間に対する満足度が高く、20代なら正社員と比べても給与の差に大差はないんですよね。

そこで!

あなたが派遣エンジニアとして"コスパよく"働いていきたいと思うのであれば、「派遣エージェント」を活用していくのがおすすめです。

例えば、業界最大手の派遣会社であるパーソルテクノロジースタッフはもはや登録必須でしょう。

パーソルテクノロジースタッフは僕も派遣エンジニア時代に使ってました。お陰様で、文系出身でプログラマー歴1年未満の僕でも「時給1,850円・ほぼ残業なし」の案件に参画できたんですよね。

しかも今は、Web上で派遣登録を完了させるだけで仕事の紹介を受けれます。

僕がパーソルテクノロジースタッフを利用して、派遣エンジニアになった経緯も記事にしているので、よかったら参考にししてみてください▼

 

さいごに:その低いハードルを乗り越えろ

正社員はどうしても、組織の一員としてのコミットが多く求められるので、それを窮屈に感じてしまう僕からすると、派遣やフリーランスのイメージは段違いに良いです。

ところが、クライアント企業からすると話は別なんですよね。派遣エンジニア、業務委託エンジニア(フリーランス)を低く評価する企業も少なくはないです。

だからこそ、都合良くハードルが下がってると言えるんですよね。派遣や業務委託にもかかわらず、正社員並みのパフォーマンスを見せれば、現場からの信頼は根こそぎ獲得できるでしょう。

なりたい人はそこで正社員登用を目指してもいいし、死んでも正社員にはなりたくない僕みたいな人間も、獲得した信頼をレバレッジにかけて、より高単価案件に参画できたりします。

ワークライフバランスの満足度言えば、派遣・業務委託は最高なので、後は仕事に対する姿勢さえまともになれば完璧なんだけど。

僕が全力でおすすめする派遣エージェントはこちら▼

 

いますぐフリーランスエンジニアになろう

● フリーランスエンジニアってかなりの技術力が必要じゃないの?
● フリーランスエンジニアって営業力が必要なんじゃないの?
● フリーランスエンジニアって不安定なんじゃないの

これらは全部誤解です。2~3年の現場経験があれば十分通用するし、年収800万円以上の高報酬でかつ、自由な働き方をチョイスできるのがフリーランスエンジニアという働き方。ここではエンジニアをサポートする最強の5社をまとめてみたので、ぜひ現役エンジニアの方はご一読ください。

詳細はこちらから

おすすめの記事