クラファンに対して「そんなお金の集め方はけしからん」と言う人がいかにズレているかを論理的に解説してみた

polcaみたいなクラファンでお金を集めると、客を舐めてるだとかWeb乞食だとか、FF外から失礼されがち。「そんなお金の集め方はけしからん」という独善的論理で溢れかえることでしょう。

彼らが金銭に関する個人の倫理観を持ち出して他人を批判するのは自由ですが、いつも論点がずれてるんですよね。

そもそも、少額クラファンはお金を集めることが第一義ではない場合がほとんど。プロジェクトをサクセスさせられるような影響力のある人なら、人の手を借りるまでもなく稼げてしまうから。

クラファンは詐欺だとか言う人が後を絶ちませんが、そんなはした金稼ぐために詐欺を働くなんて割に合わないことくらいちょっと考えればわかることでしょう。例えば、あなたなら、1000円稼ぐために詐欺に手を染めますか?一緒です。

お金が余ってない人には想像しにくいかもしれませんが、彼らはクラファンに「稼ぐ」以外の目的を見出しています。

クラファンにおいて、お金はコミュニケーションを媒介するプロトコルの役目を果たします。彼らは「寄付」というツールを使って、会話しているにすぎません。「お金」によって、ささやかな感謝や応援がコミュニケーションに付帯されるのです。

それは「手紙」のようなものと言えます。多くの人は手紙を使ってコミュニケーションすることで、単なる情報の伝達以上の「人のあたたかみ」みたいなものが伝わると思うでしょう。クラファンの場合、この「手紙」が「お金」に変わっただけ。

10年ほど前、ニコニコ動画で「振り込めない詐欺」という動画タグが話題になったことがあります。日頃高品質なコンテンツを無償で提供する投稿主に対して、感謝の意を示したいのに、(お金で)示す手段がないことに対する鬱屈を表現した言葉。

このことから分かる通り、「応援すること」に対するニーズは常に存在し、そして最もメジャラブルな応援の仕方が「寄付」なんです。少額クラファンは彼らにとって機会の提供に他なりません。

お金を支払う側は必ずしも搾取される側ということではないということです。払う側が主体になりうるのがクラファン。少なくとも僕がクラファンをやるとすれば、決してフォロワーからお金を巻き上げるためではなく、コミュニケーションの機会の提供のためにやるでしょう。

お金の集め方が気にくわなくて批判してる人とは、議論の次元が違います。そもそも、「腹が立つなら無視すればいい」に反論できる人っているのでしょうか。気持ちよく取引している二者間の間に割って入って場を荒らす行為がどのような理由があって正当化されるのか。それ日本語でなんて言うか知ってる?「チンピラ」ね。

単に批判すること自体が目的であれば、テレビの前のゴシップ好きババアと同列です。

インフルエンサーに、「影響力のある人は責任ある行動をとるべきだ」などとのたまうなら、その批判が社会にどんな影響を与えるのか論理的に説明できるようにはなっておいてもらいたいですね。チンピラなりの正義って何?社会に対して責任を負うのはインフルエンサーだけではないぞと。

まあ、「金持ってるやつが金集めたら格差社会を助長するからダメだ!」という保守主義的発想で批判してるならわからないこともないです。だけど、それなら個人を叩くより選挙で共産党に票入れてる方がよっぽど効果的でしょう。

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